クッションを選ぶならどんな形にもなるビーズクッションがおススメ!
2015/11/04
セラフィム
座り心地がよすぎて動きたくなくなり、『人をダメにする』とまで言われているビーズクッション。つい座る時間が増えて、カバーの汚れや痛みが目立ちます。ビーズクッションは普通のクッションより値段高めなので、カバーを手作りすれば経済的で清潔!トライしてみませんか♪
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【この記事は2019/10/30に更新されました。】
今話題の「ビーズクション」体を預けると中のビーズが流動してフィットし、極上心地よさを体感できると人気のアイテムですね。大きさはもちろんのこと、ビーズの粒子サイズやカバーの素材などによって使い心地だ変化するため買うにも悩みますよね。
そんなビーズクッションを自分流に自分が思うがままに作ってみたくありませんか?今回はビーズクッションの使い方をご紹介します。
座る人の体の形に合わせて凹んでくれて、座り心地ばつぐんのビーズクッション。いったいどういう仕組みになっているかといいますと、大抵はこんなふうに、ビーズがたくさん詰まった中袋に厚めの生地でカバーがかかっている形になっています。
ビーズクッションの中に入れるビーズは、直径が約3~5mm、約3mm、約0.5~0.7mmの3種類の大きさがあります。とても細かいため、自由に動いて体にフイットしてくれます。
ビーズクッションを作る上で必要なものは以下の6点です。
・外側用2枚のファブリック
・ビーズ用内側生地
・裁ちばさみ
・ジッパー
・ミシン
・クッションの中に入れるビーズ
小さいビーズを使うメリットは座り心地が良いことです。一つ一つの粒が小さいので体にぴったりとフィットするので綿の詰まっているクッションよりも快適な座り心地を楽しめます。小さいビーズのデメリットは通気性の悪さです。ビーズが細かいとビーズ同士が密着することになるので風通しが悪くなりクッションが熱くなってしまいます。
大きめのビーズを使うメリットは軽さと潰れにくさです。ビーズが大きいとクッションは軽くなるので、部屋の中で移動させるには楽でしょう。また、ビーズは大きいほど潰れにくいのでクッションとしても長持ちしますが小さいビーズに比べて座り心地は劣ります。
こういうパンケーキみたいな形のビーズクッションですね。このビーズクッションにはボアのカバーがついていて、夏には暑苦しい上に、取り外しができないタイプでした。
クッションカバーを円形にするとファスナー付けが大変なので、丸みをおびた八角形にしました。大きさは手持ちのビーズクッションに縫い代1cmつけます。ファスナーをつけるところだけ縫い代2cmにして、表布と裏布を1枚ずつ裁断します。
ビーズクッションカバーに、まずファスナーをつけます。このクッションの場合、25cmのファスナーです。無理にミシンで縫う必要はなく、むしろ手縫いのほうが簡単できれいにつきます。
ファスナーの付け方|ソーイングの基本 ネコジロウTV
針と糸と待ち針を使って、ファスナーを簡単に縫い付ける方法です。このやり方なら曲線部分にファスナーを取り付けるのもすぐできます。袋物なので端を三角に縫っていますが、普通は伸ばしたまま縫って大丈夫。立体的なビーズクッションカバーの場合には特に便利な付け方といえます。
後は、ビーズクッションカバー用の表布と裏布を中表に合わせ、1cmの縫い代で周囲をぐるりと縫うだけ。ファスナーを開けてそこからカバーを表に返したら、もうできあがりです!
次はパンケーキ型に高さがついたビーズクッションのカバー作りです。このタイプはビーズクッションによくありますね。フカフカして座り込むと癒されます。このビーズクッションの大きさは、直径50cm、高さ28cmです。
このビーズクッションカバー作りに使う用具は、型紙から布に図を写すチャコペーパーとチャコペン、図を描くためのヘラ、定規、ハサミです。
ちょっと薄くて見にくいですが、生地にビーズクッションのカバートップとなる円を描いたところです。定規で中心から長さを取ったそうですが、画鋲を真ん中に刺して半径の長さに糸を結び、その糸の先にチャコペンを結んで描くと、大きな円でもきれいに描けます。
ビーズクッションの横布は、クッションの円×3.14で、横157cmとなり、縦28cmに周囲1.5cmの縫い代をつけて裁断します。縦の端と端をつなぎあわせて円筒形に縫い、80cmのファスナーをつける分だけ縫い残して、上下の円とも縫い合わせます。なお、ファスナーをつけるのが面倒ならマジックテープやスナップボタンでも大丈夫です。
まずビーズクッション用にしっかりした生地を2色、それぞれ115cm×82cmの大きさで用意します。その2枚を中表に合わせて長いほうの両端を縫い、縫い目を合わせて半分に折ります。
ビーズクッションカバー用の布の角から15cm下がったところから折り目まで、カーブをかけてカットします。そして広げて、今切った山形の部分を縫います。
ビーズクッションカバーの、まだ縫っていない左の端に手を入れて、2色の生地が半々になるよう折りなおします。この写真でいうと真ん中が最初に縫った長い端の縫い代になっています。この状態で、中央に56cmぐらいのファスナーがつけられるよう開きを残して、両端を点線のように縫います。
ファスナーをつけて出来上がったビーズクッションカバーに、ビーズ入りの中袋を入れるか、またはじかにビーズをゆとりがあるように入れれば、こんな素敵なリラックス用ビーズクッションができました! ビーズを入れる場合は、大きなメガフォンのような筒を紙で作り、戸外でゆっくりとビーズをそそぎこんでください。室内だと静電気で散らばって、後片付けに苦労しますから。
ビーズクッションには、キューブと呼ばれる立方体に近い形のクッションがあります。これのカバーを2色で作るとかわいくなるので、ぜひ試してみてください。
正方形の生地を2種類で3枚ずつ切ります。大きさはビーズクッションの座面の正方形+縫い代1.5cm×2です。写真の例はミニサイズで作っています。
ビーズクッションカバー用の生地を、同じ色同士で3枚ずつ縫い合わせます。縫い代の両端は1,5cmずつ縫い残してください。
写真のように、縫いつないだビーズクッションカバー用の布1枚を横に、もう1枚を縦に置いて中表に合わせ、Tの字型になるようにします。そして重なっている上の縫い代を縫い合わせますが、このときも両端を1,5cm縫わずにおきます。
次に、ビーズクッションカバー用の青い布の上端を黄色の布の左右に縫い付けます。このときも縫い終わりの1.5cmは縫わないでください。
黄色の布も同じように青い布に縫い付けます。最後の一枚は一辺にファスナーをつけて、残りの2辺はビーズクッションカバーを表に返してビーズクッションを中に入れた後にコの字とじか端ミシンで縫いつけて、できあがり。水着用のスパンデックスのような伸び縮みする丈夫な生地で作ると、長持ちする使いやすいビーズクッションカバーができますよ。
手作り クッション 結束バンドとタコ糸を使用 Handmade beads cushion. I was simply using a kite string and cable ties.
いらなくなったシャツの袖を使って、小さなビーズクッションを2つ製作しています。運転中の腰痛防止に腰へ当てたり、パソコン作業のとき肘掛けにしたり、小型で便利そう。使ったのが結束バンドとタコ糸だけというのが、男性らしい力技で面白かったです。
円柱型ビーズクッションとは、このように横に長い抱き枕風のクッションのことで、ボルスターとも呼ばれます。枕にも使え、利用範囲の広いクッションです。
これは超簡単! 作るといっていいかどうかわかりませんが、円柱型ビーズクッションより大きな布をぐるりと巻いて、端をヒモでしばるだけ。すぐできるだけでなく、キャンディのような感じになってカワイイです。
これから暑くなってくると、クッションカバーも夏仕様に変えたくなります。清潔に使うため、まめにカバーを取り替えたいと思っても、市販の製品はけっこういい値段で、なかなか何枚も洗い替えを買うわけにいかず。そういうときにサラッとした布で簡単に作っておけば、健康にもお財布にもやさしい生活ができます。お気軽に作ってみてはいかがでしょう♪
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【この記事は2019/10/31に更新されました。】