2016/05/06
crowd860
2016/05/28 更新
ガーデニングの際、必須アイテムとしてはさみがありますよね。普段使っているはさみとは、大きさも形状も違います。どんな時に、どんな風に使えばいいのか知っていますか?意外と知らないガーデニングのはさみの種類と使い方、マスターしちゃいましょう。
まずは植木ばさみです
植木を切るはさみは、全て植木ばさみだよ~と思いますが片手で握って使うはさみをそう呼びます
ガーデニングのはさみ ~植木ばさみ~
ハサミの刃がストレートで、同じ形の刃が2枚合わさった形をしています
グリップが輪になっているのがオーソドックスです
ガーデニングでは古くからある形のものです
ガーデニングのはさみ ~植木ばさみ~
ガーデニングでも比較的細めの枝や、生花の切断に使用するはさみです
おおよそ6~7mm程度の枝なら切れるでしょう
ガーデニングのはさみ ~植木ばさみ~
ガーデニングではヒモを使ったり、肥料をまいたりします
その際のヒモを切ったり、肥料の袋を開けるのにこのはさみを使うこともあります
万能ですね
ガーデニングのはさみ ~植木ばさみ~
はさみのグリップが輪になっているのは、はさみを持ちながら紐を結んだり作業出来るようになっているそうです
高所での落下防止でもあるようです
はさみは人差し指を出して持ちます
しっかり切るときに、この方がチカラがはいるのです
ガーデニングのはさみ ~植木ばさみ~
ちょっと太めの枝を切るとき、思い切りはさみを握ってグリップが勢いよく閉じます
その時に手のひらの肉を挟むことがあるので、握り具合に注意することも大事です
次は剪定バサミです
ガーデニングで割と大きな木などの太い枝を切るためのはさみです
ガーデニングのはさみ ~剪定バサミ~
切る刃と受ける刃が左右違う形の刃であることが、特徴の剪定バサミです
左右のハンドルの間にバネがあり、はさみを開きやすくなっています
ガーデニングのはさみ ~剪定バサミ~
植木ばさみで切れない、太い枝の切断に使います
おおよそ15mmくらいまでの枝を切れる、ガーデニングのお手入れに必需品です
ガーデニングのはさみ ~剪定バサミ~
剪定バサミは刃の部分にコーティングされたタイプが販売されています
ハードクロームメッキ、フッ素コーティングなどあり、それらは木の樹脂やヤニを付着しにくくしはさみのお手入れの時に取れやすくしてくれます
※ただし、コーティングされたはさみは研ぎ直しが出来ない場合があったりしますので、メーカーでの確認が必要です
ガーデニングのはさみ ~剪定バサミ~
剪定ばさみのバネの部分にも注目です
メーカーや商品によって、バネの形状が違います
壊れてしまって修理したい、なんてときはメーカー名や商品名を確認しそのはさみ専用のバネが必要です
ガーデニングのはさみ、生垣や背の低い庭木の葉、細い枝の刈り込み・形を整えるための刈り込みバサミです
ガーデニングのはさみ ~刈り込みバサミ~
ガーデニングで広い面積を刈り込めるように、刃が長いのが特徴です
視線を少し離して形を確認しながら作業ができるよう、柄が長いのも独特の形状ですね
高所まで届くのもポイント
※刃が長い、柄が長いのは太い枝を切るためではないです
ガーデニングのはさみ ~刈り込みバサミ~
はさみの刃はストレート、同じ形の刃が2枚合わさっています
これが基本形で、長い柄には木やパイプがつけられています
用途によって刃の形状がいくつかあります
~刈り込みバサミ~ 普通刃
刃の長さが15~16cm程度が一般的なサイズです
生垣や背の低い庭木の刈り込みに使用し、刃も短いので細めの枝を一緒に刈り込んでもトラブルが起こりにくいはさみです
~刈り込みバサミ~ 長刃
刃が長くなると、その分刈り込み面積が広がり効率が良くなります
植木屋さんなどは長刃のはさみを好みます
刃が長く、厚みも薄いはさみは、軽量で切れ味が良く切断面がキレイになります
※刃が長く、厚みが薄く、軽量なはさみは、扱いに十分な注意と慣れが必要です
~刈り込みバサミ~ 強力型
刃の形が剪定バサミと似ています
刈り込みバサミとして、太枝切りとして兼用できます
はさみに寄りますが、10~15mmの枝まで切れるのではさみを替えて作業することがなくなります
※普通刃や長刃に比べ耐久性に優れますが、重量は重くなります
~刈り込みバサミ~ 太枝切り用
はさみに寄りますが、40mmくらいまでの枝を切れる太枝切り専用のはさみです
通常のはさみでは切れない太枝を切断することができます
~刈り込みバサミ~ 芝生兼用
生垣の刈込と、芝生はさみの兼用のものです
形状はハンドル(柄)がL字型になっているので、芝生の刈り込みの際に手が地面にぶつからないようになっているのです
芝生のような細く柔らかい葉を刈るための刃なので、太いものは切れません
ガーデニングで使うはさみ、最後は高枝切りばさみです
その名のとおり、高いところにある枝を切るはさみです
切ってそのままつかめることで、実の採集にも便利ですよ
ガーデニングのはさみ ~高枝切りばさみ~
長いパイプの手元側にグリップ、先がはさみになっています
手元側のグリップを握ると、パイプ内のワイヤーが先端のはさみを開閉することで枝を切ります
はさみの刃の部分につかむための金具がついているので、切断した枝を挟み落下しないようになっています
パイプが伸縮するタイプが主流で、3m~4mくらいまで伸びるものもあります
高枝切りばさみでの刃が剪定バサミの刃と同じ形状のものです
12~15mmくらいの枝を切れます
高枝切りバサミ ~葉刈(長刃)~
このはさみは普通刃に比べると、刃の長さが3倍程度長くなっている高枝切りバサミです
刃が大きく開くので、狙いを定めやすく遠くの枝も挟みやすいです
高枝切りバサミ ~アンビル~
刃が1枚で、まな板の上に包丁を下ろすように枝をカットします
下刃の部分は通常は樹脂製でできており、刃ではないです
小さなチカラで比較的太めの枝も切れるはさみです
割と高価な部類のはさみに付いている機能で、首の角度が変えられるタイプです
高枝切りバサミ ~ロープ式~
昔からの一般的な高枝切りバサミの形です
切りたい枝に引っ掛けて、ロープを引くと刃がスライドして枝を切断するはさみです
アンビルと切り方は似ています
ガーデニングのはさみ、いかがでしたでしょうか
すべてのはさみを持つ必要はないので、現在どんなことに困っているのか、何を切りたいかで変わってきますね
これからガーデニングをする人は、基本の植木ばさみから揃えてみてはいかがでしょうか
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