トラブルにならない目隠しに・・・庭木を植えてみるのはいかが?
2016/04/06
sura
ゆったりと落ち着くマイホームのリビングのはずが…目隠しが無いと道路や通路から丸見えでとても落ち着かない!なんて困りますよね。通路や道路からの目隠しに最適なのは、やはり庭木でしょう。庭木の緑で癒し効果もあり、いいことずくめですね!
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せっかくのお家が、他人の目が気になってソワソワする落ち着かない空間になってしまっては本末転倒ですよね!
目隠しにはフェンスや石垣、ブロック塀などもありますが、ほどよく光も風も通し、なおかつ目に優しい庭木を植えることをおススメします。
ブロック塀の目隠し
ブロックが高く積み上げられたブロック塀の目隠しは、ひと昔前のお宅ではスタンダードな目隠しでした。
しかし、防犯の面や、災害時に危険であることから、最近のお宅ではほとんど見かけません。
庭木で目隠し
その代わりに増えてきているのが、このように庭木を植えて目隠しをする方法です。
見た目にも、自然な感じがして良いですよね。
庭木にもたくさん種類がありますが、目隠しに向いている庭木には常緑樹を選びましょう。
冬になって落葉してしまっては、目隠し出来なくなってしまいますからね!
葉が赤くなって落葉していく様は、日本の四季を感じられて風情があるんですけどね…。
こんな風に丸裸になってしまっては、目隠しの役割がまったく機能しませんよね。
落葉樹を植える時は、目隠しと関係ない場所に植えましょう。
常緑樹とは、冬になっても葉が落ちずにそのままの葉の状態を保っている木のことです。
目隠しの庭木はこの常緑樹から選ぶと良いでしょう。
常緑の庭木①
キンメツゲは、小さな丸っこい形の、黄色がかった葉っぱが特徴。
横に広がって成長するので、目隠しに最適です。
刈りこみにとても強いので、よく、このように平らに整えられているのを見かけますよね。
綺麗に刈られてあると、庭木というか、まるで塀のようです!
目隠しにならない…
キンメツゲは刈りこみに強いため、このようにトピアリー仕立てにもされているのをよく見かけますね!これじゃあ全然目隠しにはなりませんが…可愛いのでお庭に置きたいです。
常緑の庭木②
レッドロビン(別名:ベニカナメモチ)目隠しによく利用されていますね。
特徴としては、刈りこみにとても強く、枯れることはほとんどありません。
葉っぱが赤いのは紅葉しているのではなく、新芽が赤い葉っぱなのです。ですので、よく刈り込んで新芽を出すとこのように綺麗な赤い庭木になります。
常緑の庭木③
キンモクセイは、オレンジ色の花がとっても良い香りなことで知られていますね。
庭木に一つ植えても、このように並べて植えて目隠しにも使える常緑樹です。
常緑の庭木・キンモクセイ
初めはすかすかしていますが、葉が大きく密集して生えるので、成長するとこのようにしっかりとした目隠しになります。
開花の時期は9月下旬ころから。花が咲くと見た目にも綺麗ですよね。
常緑の庭木④
白い花を咲かせるトキワマンサクと、濃いピンクの花を咲かせるベニバナトキワマンサクがあります。こんな風に色を交互に並べて目隠しにしたら、道行く人の目も楽しませてくれそうですね。
常緑の庭木⑤
スカイペンシルは、モチノキ科のイヌツゲの仲間です。特徴としては、名前の通り空に向かう鉛筆のような、縦に細長く伸びる樹形です。
がっつり目隠し、というよりは、少し隙間のある目隠しといったところでしょうか。
常緑の庭木⑥
マサキは肉厚でつややかな葉っぱが特徴の常緑樹です。
刈り込みにも強く、寒さや日陰にも強いので日当たりの悪い庭の目隠しにも大丈夫。
コニファーというのは、針のような形の葉っぱをした、いわゆる針葉樹のことです。
洋風のお宅の目隠しによくマッチします。
コニファーの庭木①
ゴールドクレストも目隠しとして使われているのをよく見かけます。
このように、下がこんもりと茂っていて可愛らしい樹形ですね。
コニファーの庭木②
エメラルドグリーンは、あまり手入れをしなくても樹形がまとまりやすいのが特徴です。
匂いが良いものが多く、フィトンチッドが含まれているので、香りを嗅ぐと落ち着いた気分になりますよ。
コニファーの庭木③
ブルーアイスという名前に相応しく、青く光るような銀色の葉がとても綺麗ですね。
半日陰を好み、暑さや寒さにも強いですが、根が弱いので倒れないように補強してあげることが大切です。
コニファーの庭木④
葉に特徴があるシルバースター。
短くとげとげした感じの葉がたくさん付いていて面白い形なのですが、あまり背が高くならないので目隠しにする際には注意が必要!
コニファーの庭木⑤
スカイペンシルとよく似ていますが(名前も似ていますね)、あちらはイヌツゲの仲間なのでコニファーではありません。
あまり横に広がらず縦に伸びていくので、しっかり目隠ししたい場合には向かないかも。
和風のお家に似合う目隠しの庭木や、お庭をアジアンリゾートっぽくしたい場合の庭木はどのようなものがあるのでしょうか?
アジアンな庭木①
南国リゾートといったらやっぱりヤシの木でしょう!
葉も大きく、横に広がって成長するので、さりげなく視線を遮る程度の目隠しになりますね。
アジアンな庭木②
これはスゴイ!もりもり育ったソテツですね!3m~10mほどまで成長するようです。
ソテツはイチョウと並んで、原始的な植物の一つとなっています。
アジアンな庭木③
クロチクを並べて植えると、とっても涼しげでオシャレな目隠しになりますね。
竹の中でもクロチクは比較的成長が緩やかなので、生垣にも向いています。
目隠しに向いているさまざまな庭木をご紹介しましたが、いかがでしたか?
庭に植える木は「シンボルツリー」とも呼ばれるほど、その家の顔ともいえる大事な木。
たかが目隠しの木と思わずに、お家に合った素敵な木を植えてくださいね!
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