2016/10/17
bluesky-minakana@outlook.jp
今回は冷蔵庫の野菜室についてまとめてみました!買い物から帰ってきて、なんとなく冷蔵庫に詰めていませんか?野菜室の特徴を知って、冷蔵庫をフル活用してみませんか?普段は冷蔵室や常温で保存しているあの食品、野菜室がいいかもしれませんよ!
専用の野菜室がないタイプ
小型の冷蔵庫に多いのタイプです。冷蔵室の中に野菜室にあたる部分が備わっていることもありますが、専用の野菜室よりも機能的には落ちます。
野菜室が真ん中にあるタイプ
毎食作っている派に人気があるのがこの野菜室が真ん中にある冷蔵庫です。冷凍庫が一番下になる設計となっています。
料理をするうえで野菜の出し入れは頻繁に行われるので、真ん中になると出し入れが楽で人気があるようです。
野菜室が一番下のタイプ
野菜室が一番下なので、真ん中は冷凍室になります。こちらは共働きなど、まとめて買って冷凍をする家庭に人気があるようです。
最近はこちらのタイプが主流になりつつあるようです。
以前は野菜室が真ん中にくるタイプが主流だったようですが、最近は冷凍庫が真ん中にくるタイプも増えてきたようです。
ライフスタイルに合わせて、野菜室の位置を決めるといいと思います。
ただ、料理をこまめにするならば、専用の野菜室がある冷蔵庫がおすすめです!
なぜ専用の野菜室がいいのか、そんな野菜室の謎に迫ります。
野菜室の温度設定
冷蔵室と野菜室の温度設定は異なります。
冷蔵室は約3℃~5℃
野菜室は約5℃~7℃になっています。
低温に弱い野菜や急激な温度変化に弱い野菜のためにやや高めに設定されています。
野菜は冷たい風が苦手
冷蔵庫は冷たい風を出すことで冷やす構造になっています。
しかし、野菜は冷たい風を受けると乾燥してしまったり、低温障害などを起こしてしまい、痛みやすくなったり、栄養が落ちてしまうこともあります。
各メーカーでは、冷たい風が直接野菜に当たらないように工夫をしています。
湿度が適正に保たれている
乾燥してしまうと鮮度が落ちてしまう野菜をしまう野菜室は実は湿度も高くなるように設計されています。
野菜の鮮度を売りにしている冷蔵庫ならしっかりと湿度が保たれています。
湿度が苦手な野菜の保存には向かないので注意しましょう。
ふだんプレミアム実証ムービー 冷蔵庫:#046 シャキシャキ野菜室とふつうの野菜室、鮮度はどれくらい違うの?【パナソニック公式】
こちらはメーカーの動画ですが、冷蔵庫の野菜室の機能を比べた動画になります。同じメーカーの冷蔵庫なのに野菜の鮮度が明らかに違います。購入するときの参考にどうぞ!
野菜の保存方法について紹介する前に、野菜室の収納と掃除を楽にするアイディアを紹介していきます!
【お片付けレシピ】整理収納片付け動画 キッチン(冷蔵庫野菜室編)
冷蔵庫の中は気が付くと散らかってしまうことも・・・。今回は野菜室の片づけのコツを紹介した動画をピックアップしてみました!
収納のアイディア
野菜の中には立てて保存すると長持ちするものもあります。
通常の野菜室では浅型と深型のぐらいの収納スペースになっています。
100均で売っているブックスタンドやペットボトルを半分に切ったものなどを活用して保存するとよいでしょう。
100均などでは冷蔵庫の収納アイテムが数多く売り出されています。
自宅の冷蔵庫のサイズにあった収納アイテムを探してみてもいいですね!
掃除のアイディア
野菜の土などには菌が付着していることもあるので、定期的な掃除をしたほうが良いでしょう。
とはいえ、なかなか冷蔵庫の掃除は大変ですよね。
野菜室ならば、下に新聞紙をひいてあげるだけで、掃除が一気に楽になりますよ!
収納と掃除を楽にするアイディア
プラスチックなどの容器だと、野菜が思ったように収納できないこともありますよね。
そんな時は紙袋がおすすめです。
野菜の乾燥を防ぎつつ、泥などの汚れも防いでくれるので、野菜室の掃除がしやすいですよ。
紙袋がない時は、新聞紙などで袋を作って活用してもいいですね!
ここではざっくりと野菜の保存場所と方法について紹介していきたいと思います。
野菜=野菜室で保存していませんか?
夏野菜
トマト・キュウリ・ナス・ピーマンなどは適温が10℃前後なので、野菜室で保存するようにしましょう。
冷やし過ぎると低温障害を起こし、品質や栄養を低下させてしまうので、新聞紙やキッチンペーパーなどで包んで保存してあげるとよいでしょう。
葉物野菜
ほうれん草・キャベツ・レタス、ブロッコリーは冷蔵室でも野菜室でもどちらでも保存ができます。
ほうれん草などの青菜物はデリケートなので新聞紙に包んで立てて保存できるのがベストです。
根菜
タマネギ、ジャガイモなどは、涼しい場所で乾燥ぎみにして保存するほうがよいので、高湿度が保てる野菜室はやや不向きです。真夏などの高温多湿になる時期は、逆に野菜室のほうが良いでしょう。
人参や大根は野菜室でも冷蔵室でも大丈夫なので、冷蔵庫の空きスペースに合わせて保存するといいかもしれませんね!
もやし
一年中安く手に入るもやしは野菜の中でもよく使われているのではないでしょうか?
鮮度が落ちやすいもやしは、野菜室ではなくチルド室で保存するのが望ましいです。
えっこれも野菜室に?なんて食品を中心に紹介していきます!
チョコレート
チョコレートは夏場など溶ける時期に冷蔵庫へ保存している方も多いと思います。
実は通常の冷蔵室だと少し冷えすぎて、チョコレートが結露してしまうことがあります。この結露はチョコレートの品質を劣化させてしまうのです。
チョコレートを冷蔵庫で保管するときは
箱に入った状態もしくはジップロックでしっかり密閉して野菜室に保存しましょう。
米
お米の保存は、温度・湿度が低く日光の当たらない暗いところが適します。
18℃以上の多湿になると、お米に虫がついてしまうことがあります。夏場などは野菜室に保存してあげると、防虫と美味しさを保つことができます。
米びつに入れるのが一番ですが、あまりスペースが取れない場合は、ペットボトルやジップロックなどに保存するとよいでしょう。
ワイン
ワインの熟成保存に最も適した場所は、通年でコルクの乾かない湿度平均70%程度、温度13(±2)℃の、暗闇というふうに言われています。
なので、ワインは冷蔵室ではなく野菜室で保存するのがおすすめです。
湿度が足らない場合は、ワインを新聞紙かプチプチシートにくるみ、霧吹きで水を振りかけて寝かせて保存するといいでしょう。
粉類
小麦粉などの粉類は通常、冷暗所に密閉して保存しておきます。
全粒粉や油脂分を含むミックス粉などは特に劣化しやすいため、高温多湿になる時期は冷蔵庫で保存するのが望ましいです。
野菜室でも必ず密閉して保存するようにしましょう。
その他、飲み物なども野菜室に保存するとちょうどいい冷たさになりますよ!
野菜室と冷蔵室のバランスを見て保存する場所を変えてもいいですね。
野菜は新鮮なうちに
野菜室だけでなくどんどん進化していく冷蔵庫。
ついつい、色々と詰め込むことも多くなってきてしまいます。冷蔵庫が狭いと余計にいっぱいになりがちですが、そんな時は週末に作り置きなどをして、新鮮なものを新鮮なうちに調理してしまうのはいかがでしょう?
いかがでしたか?
今回は冷蔵庫の野菜室についてピックアップしてまとめてみました。冷蔵庫をなんとなく使っていることって多いですよね。食品に合わせた保存場所で保存して美味しさを保っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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