【浄水器と整水器の人気売れ筋ランキング】浄水器と整水器の違いとは?
2016/08/14
セラフィム
2016/06/23 更新
最近では水に対しての意識が高まっていて、家庭では浄水器や整水器を使っている人も増えています。でも浄水器と整水器の違いって??何がどう違って、実際どっちがいいのか悩みどころですよね。あなたに合うのはどちらなのか、徹底比較してみました。
浄水器と整水器どちらがいいのか悩んだら、まずは2つに共通する点を見つけておきましょう。
フィルター交換が必要
浄水器にも整水器にもフィルターが入っています。これは消耗品扱いで、使い続けると右側のように汚れて目詰まりを起こしてしまうので定期的な交換が欠かせません。
置き場所が必要
どちらも蛇口に取りつける据え置き型が主流です。台所に機械の置き場所が必要になるというのは浄水器と整水器の共通点ですね。
手軽なボトル型も
手軽に使えてスペースもとらないボトル型は浄水器が有名ですが、整水器にもボトル型のものはあります。台所のスペースが狭い人には嬉しいタイプですね。
使い方や大きさなんかにほぼ違いがない浄水器と整水器ですが、一つ大きな違いがあります。それは・・・
水に+αの効果がある
浄水器はその名の通り、「水を浄化する」器械です。
そして整水器は「水を整える」器械という名前ですが、実は浄水の機能もついているものもあるんです。
塩素や汚れが除去された「浄水」をつくる浄水器と、+αの効果がある「整水」をつくる整水器。
どちらがあなたに合うのか、それぞれの特徴をチェックして選びたいですね。
水道管は実は錆びだらけ
あまり考えたくもないですが、地面の下を走っている水道管は経年劣化でどうしても錆びが出てしまいます。浄水器のフィルターを通せば目に見えない錆びなどのゴミを取り除けますね。
マンションの貯水槽も・・・
マンションには水を貯めておく貯水タンク、受水槽があります。これもまたちょっと悲しくなるくらい汚いですね。画像には出しませんでしたが、ねずみなんかの小動物が紛れ込んでいる場合もあるとか・・・。浄水場で塩素消毒された水ですから、細菌など衛生面は大丈夫(と信じたい)ですが、自宅で飲む前に浄水器できれいにしたくなりますね。
こんな感じで、水道水は家庭の蛇口に届くまで100%綺麗な環境ばかりを通ってきているわけではないんです。
浄水場で注入する塩素
画像は浄水場で殺菌消毒のために注入される塩素のタンクです。「毒」の文字見えますか?塩素は一定濃度以上だと人体にとって毒なんです。水道水がカルキ臭いのはこの塩素が原因です。塩素除去のために浄水器を考えている人も多いですよね。
水道水には、浄水場から一番遠い家庭の蛇口をひねった時に一定量の塩素が入っていることが法律で定められています。
という事は、どの家庭の水道水にも塩素が混ざっているということです。さらに浄水場から近ければ近いほど塩素の濃度が高いということになりますね。
綺麗な水が飲める
浄水器は先に紹介したような水道管の汚れや塩素などの有害物質をきれいに浄化してくれます。より安全でおいしい水が飲めるというのが浄水器のメリットです。
フィルター性能に差がある
浄水器と言ってもピンからキリまで、浄水能力に差があります。フィルターの種類、浄水器のタイプなどを予算と求める浄水能力で決めなくてはいけないのでとにかく悩ましいのです。
ただの水から効果のある水へ
整水器は「アルカリイオン水」などの美容や健康に良いとされる水に変化させることができる機能をもっています。
水素水(アルカリイオン水・還元水)の実験
アルカリイオン水などのphを調べる実験です。整水された水にどんな効果があるのか紹介しているので、浄水器や整水器を選ぶ時に知識としてちょっと知っておくといいかもしれませんよ。
アルカリイオン水
ペットボトルでも有名なアルカリイオン水を整水するタイプの整水器もあります。
アルカリイオン水は水を電気分解して意図的にph(アルカリ性)を高めた水で、様々な健康効果があるとされています。
画像のようなペットボトルでも販売されていて認知度は高いですよね。整水器を使うとアルカリ性を用途に応じて変えることができるメリットがあります。
アルカリイオン水の効果
アルカリイオン水にはこのような効果があると言われています。
・疲労回復
・胃酸過多の改善
・下痢や便秘の改善
・アトピー性皮膚炎の改善
・高血圧予防
・老化予防
・美容効果
特に皮膚炎の改善や美容効果の為にも使いたいならば整水器の方がコストパフォーマンスがよさそうですね。
医療現場でも勧められる
胃弱やアトピーなどに対して一定の効果があるとされているため整水器の一部には医療機器の扱いのものもあります。効果に信頼がおけますよね。
整水を飲めない人・場合がある
医療的な効果がある反面、腎臓に病気のある人や赤ちゃんなど整水された水を飲むのに適さない人もいます。これは整水器を買う時に確認する必要がありますね。また、薬を飲むときにも適さないとされています。
ピッチャー型価格比較
ピッチャー型のタイプで比較すると
浄水器:2千円程度~
整水器:3万5千円程度~
価格の差がかなり大きいですね。さらにピッチャー型のタイプの整水器には浄水機能はついていないです。
据え置き型価格比較
据え置き型の価格を比較すると
浄水器:7千円程度~15万円程度
整水器:3万円程度~16万円程度
このタイプはフィルターの性能や整水機能によって価格に幅があるので、一概に比較するのが難しいですね。全体的に浄水器の方が少し安い感じです。除去できる物質の数なんかが比較するポイントです。
浄水器には健康効果はないので、美容や健康など+αの効果を求めるなら整水器を選びましょう。
価格によって差がありますが、同等程度の価格のものの浄水機能だけで比較すれば、整水器よりも浄水器の方が優れているものが多いです。
手軽で保存もできる
自炊もあまりしない、料理の水までは気にしないという人は浄水器や整水器を買っても元が取れるか気になりますよね。ミネラル豊富な硬水や、飲みやすい天然水など種類も豊富なのでお気に入りのミネラルウォーターを探すのも楽しいですね。
熱湯がでるのがポイント
ウォーターサーバーの特徴はなんといっても冷水と熱湯がすぐに用意できるというところです。これは浄水器や整水器には不可能です。重い水は業者が運んでくれますし、最近はサーバーレンタル代も無料のところが多いので500ml当たりの単価はペットボトルとほぼ変わりありません。
飲める飲料水がすぐ身近に
外国では「水道の水は飲むな」といわれる地域もありますが、日本では浄水場でろ過・衛生管理された飲料水が水道からでてきますからね。水道管のさびやマンションの貯水タンクが汚いだなんたといった話が気にならないなら水道水です。浄水器などのように余計なコストもかかりませんしね。
いかがでしたか?浄水器と整水器の違いを紹介しましたが、実際買うときはメーカーの説明や口コミから自分が求める機能があることを確認しましょうね。決して安い買い物ではないですが、毎日安全でおいしい水を飲めるというのは嬉しいものなので考えてみてくださいね。
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