2016/06/09 更新
ポイントをおさえればとっても簡単♪サボテンの植え方をご紹介
大事に育てたサボテンが大きくなってそろそろ植え替えたい・・・買ってきたサボテンをおしゃれにしたい!そう思ってもサボテンの植え方なんてわからない、って方は多いのでは?でもポイントとさえ押さえれば植え方はとっても簡単!今回はサボテンの植え方をご紹介します♪
サボテンの植え方ってご存知ですか?そもそもサボテンって植えるもの?って思っている方も多いのではないでしょうか。それにサボテンの植え方なんて知らない!難しいそうという方も。でも実は植え方はコツさえ守れば難しくない!それに大事なサボテンを元気に育てるためにも植え替えは大事になります。今回はサボテンの植え方をご紹介します!
サボテンの成長には植え替えが大事!
大事に育てたサボテンも大きくなるとそれまでの鉢では窮屈に・・・窮屈な鉢のままではサボテンの成長がストップしてしまいます。鉢のサイズにあわなくなったら植え替えてあげることでまた成長が始まります。植え方を覚えることで大事なサボテンを元気に育てることができます!
インテリア雑貨としてのサボテンは成長が難しい
今は100均などでもおしゃれなサボテンがたくさんあります。でもせっかくおしゃれなサボテンを買ってもそのままにしていたら枯れてしまったという方も多いのでは?実は「インテリア雑貨」として売られているサボテンは、表面の砂が糊で固められていることがあります。なのでそのままでは成長しにくいので元気に大きく育てたい方は植え替えることをおすすめします。
植え替え時期かどうか?
植え方で大事なのは植え替え時期。まずは植え替えが必要かどうかを確認!自分のサボテンはどうか?サボテンの状態をチェックして植え替え時期を見逃さないようにしてください
☐サボテンが鉢より大きく鉢とのバランスが悪い
☐鉢の底から根がでている
☐水はけが悪くなってきた
☐一年以上植え替えを行っていない
どれか一つでも思い当たったら植え替えの時期かもしれません。
植え替えて元気に!
ずっと同じ鉢では成長がストップするだけでなく、根腐れを起こしたり土の栄養が減ってしまったりとサボテンによくない環境です。サボテンは植え替えをすることで元気に育つ植物でもありますのでできれば年に1回は植え替えをしてあげましょう。
それではさっそく植え方のご紹介です!難しいのでは?と思っている方もご心配なく!ポイントさえ押さえればサボテンの植え方はとっても簡単です♪
植え方のポイント
サボテンの植え方のポイントは・・・
・植え替えの時期
・土選び
・肥料
・鉢選び
このポイントさえしっかり押さえれば失敗の可能性はぐんと減ります!
植え替え時期は春か秋
休眠期は避けることがおすすめ
サボテンの植え替えは春か秋に行いましょう。春・秋以外の季節は休眠期となりサボテンがダメージに弱い時期です。年中いつでも植え替えはできるのですが、経験がないと失敗のおそれがあるので生育期になる春・秋が最適です。
穏やかな晴れの日に
サボテンは過剰な水分や湿った空気も苦手。雨の日は避けてください。また実は強すぎる日差しも日焼けを起こしてしまうので苦手です。穏やかな晴れの日を選んで植え替えを行いましょう。
大事な土選び
サボテン専用の土を選びましょう
サボテンの植え替えにはサボテン専用の土を使うことをおすすめします。普通の草花用の土は保水力が高すぎてサボテンには向いていません。
通販などでも手軽に手に入る
サボテンの土は通販などでも簡単に手に入ります。また、ホームセンターや100均でも購入することができます♪
土を自分で配合することも可能
植え方にこだわる方は手作りもおすすめ!サボテンに最適な土は自分でも作れます。水はけと通気性のよい土を好むので、赤玉土(小粒)4・鹿沼土(小粒)2・日向ぼら土(小粒の軽石)2・肥料2や川砂8:腐葉土2・くん炭1、もしくは赤玉土(小粒)6:腐葉土2:川砂2の割合で混ぜた土などががおすすめです。
肥料で元気に
元肥を与える
肥料は必ずしも必要ではありませんが、肥料を与えることでより生育が良くなります。ただ水を与える回数が少ないサボテンは、肥料がなかなか土に浸透していかないので植え替え時に一緒に肥料を上揉む元肥(もとごえ)という方法を使うことをおすすめします。
最適な鉢を選びましょう
ひと回り大きなサイズの鉢
サボテンの鉢は株の葉張りよりひと回り大きな鉢がベスト。大きすぎると土が乾きにくくなり根腐れしやすくなるので避けましょう。
プラスチックの鉢がおすすめ
鉢はプラスチックの黒い色の鉢がオススメです。焼き鉢のようね根がこびりつかないので植え替えが楽になるのと土中温度を上げやすいのでオススメです。ただ通気性がないので多湿にもなりやすいので注意も必要。鉢の素材について。よくある素焼きの鉢は、乾燥が早すぎるためサボテンには向いていません。
それでは実際の植え方の手順をご紹介します。
植え方①水を控えて下準備
サボテンの植え方で大事な下準備が植え替えの前から水やりを控えて土を乾かすことです。植え替えの1ヶ月前くらいから水やりを控え、用土を乾かし気味にしておくと、根を痛めることなく容易に抜くことができます。
植え方②サボテンの根をカットして乾燥
土が乾いたらサボテンを引っこ抜き根っこに絡まっている土をほぐして落としてください。
土をほぐしたら根の調整として腐った根はすべて取り除きます。そして根の切り口や、傷口を乾燥させるために、日陰で4~5日干します。
植え方③鉢の準備
サボテンを植えるための鉢の準備をします。まず鉢の底にアミと軽石を入れるます。さらに軽石の上に薄く用土を入れ、肥料を入れます。肥料を入れたら鉢の中ほどまで、真ん中が少し高くなるように盛り上げて用土を入れます。
植え方④サボテンを鉢に入れる
鉢の準備ができたらいよいよサボテンを植えます。サボテンの根を四方に広げながら鉢に入れていきます。鉢の準備の時土の中央が盛り上がっていることで根が広がりやすくなります!サボテンを入れたら周りに土を入れサボテンを安定させます。割り箸で土をつついたり鉢を床に軽く叩きつけるなどの方法で安定させられます。
植え方⑤直射日光をさけて保管
植え替えが終わったサボテンは直射日光を避けた明るい場所や日陰に置いておきます。ティッシュやキッチンペーパーをかぶせておくとより良いです。
植え方植⑥え替え直後の水やりは厳禁
植え替え直後は水を与えてはいけません。直後に水を与えるとサボテンの根が落ち着いていないので腐ってしまいます。水をやるのは植え替えの5〜10日後くらいからです。
植え方⑦年に1回の植え替えを
サボテンは年に1回植え替えて上げると元気に育ちます。植え替えるのは大変ですがサボテンを長く楽しむためにも植え方のコツを覚えて頑張りましょう!
上手に植え替えたサボテンを元気に大きく育てるコツをご紹介!植え方と一緒に覚えておけば大事なサボテンを枯らす心配がなくなります。
サボテンは日当たりがよくて雨が当たらない場所に
サボテンは日光が当たり風通しの良い場所が大好きです。室内で育てるときは一日に3〜4時間は日光に当ててください。ただ雨に当たると弱ってしまうので必ず雨よけのあるところにおいてあげてください。
土が乾いたら水をたっぷり
乾燥に強いサボテンも生長期にはたくさん水分を必要です。生育期のサボテンは土が乾いたらたっぷり水を与えてください。サボテンは水をあげなくても大丈夫なイメージですが実は水をやらないと枯れてしまいます。
おしゃれで可愛くて手軽に手に入るサボテン。せっかく育てるのなら植え方・育て方を覚えて元気に大きく育てましょう!