2015/11/16
おはなぷー
2016/06/23 更新
毎日の歯磨き、通常の歯ブラシですか?それとも電動歯ブラシですか?電気屋さんに行くと、たくさんの電動歯ブラシが販売されていますが、選び方がよくわからないですよね。各メーカーの特徴だけでなく、自分のお口の状態で選ぶといいそうです。状態別の選び方、探ってみましょう。
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電動歯ブラシは通常の手磨きの歯ブラシと違い、何がメリットなのでしょうか。
歯垢を落としやすい
手磨きの歯ブラシと比べて、電動歯ブラシは歯垢の取れるスピードが、早いです。
それは振動数が、手磨きより圧倒的に多いからです。
歯がツルツル
電動歯ブラシは振動数が多く、早く歯垢が取れるだけでなく、歯垢の除去率も高いのです。
そのため歯がツルツルになります。
適切な圧力
歯ブラシが面倒だったり、不器用だったりすると、ブラッシング圧が弱くなったり、強くなりすぎたりしてしまいます。
電動歯ブラシであれば、適切なブラッシング圧で磨いてくれますよ。
電動歯ブラシといっても、種類がいろいろあることはご存知ですか。
電動歯ブラシ
ブラシの振動で歯の汚れを落とすのが、電動歯ブラシです。
手を細かく動かすことなく、振動で汚れを落とせますが、中には手磨きのように歯ブラシを動かして使うものもあります。
音波歯ブラシ
ブラシの振動が高速振動で、通常の電動歯ブラシとは振動数が違います。
振動数が多く、歯に適切に当てるだけで、効率よく汚れを落とせます。
人間の耳で聞き取れる領域の振動を音波といい、16、000~20、000Hz(ヘルツ)の振動です。
Hz(ヘルツ)とは1秒間の振動回数を表す単位です。
超音波歯ブラシ
ブラシ部分に、超音波発生装置が内蔵されている電動歯ブラシです。
超音波は、音波ブラシよりもヘルツが高い超音波で、人の耳に聞こえる音波より高い振動数です。
人間の耳に聞こえる音波は20、000Hz程度なので、超音波ブラシはそれ以上の振動数です。
お口の状態が矯正治療中である場合、電動歯ブラシの選び方はどうしたらよいでしょうか
矯正治療中の選び方
歯と歯の間、矯正装置のまわりが汚れやすく磨きにくいのです。
ブラシの毛先が届かなくても、汚れを取り除いてくれる効果のある電動歯ブラシがよいので、音波歯ブラシがおすすめです。
音波ブラシの選び方も、電動歯ブラシのブラシサイズをよく注意しましょう。
歯周病で歯茎が腫れている方はこちらの選び方がよいでしょう。
歯周病の方の選び方
歯周病で歯茎が腫れていたり、弱っていたら、汚れをつきにくくするような、電動歯ブラシの選び方をするとよいでしょう。
超音波歯ブラシは、骨や粘膜の治りを良くする効果がある、と言われているので良さそうです。
虫歯が多い方の選び方
虫歯が多い、すなわち汚れが多いという方は、汚れが落ちやすくて、なおかつ汚れがつきにくい環境を作ることが出来る、電動歯ブラシの選び方をするのが良いです。
超音波歯ブラシであれば、歯の表面の汚れがつきにくくなります。
様々な理由により、歯ブラシを適切に動かすことが出来ない方は電動歯ブラシがオススメです。
歯ブラシが動かしにくい方の選び方
歯ブラシを動かしにくい、適切に動かせないという方は、当てるだけで磨ける電動歯ブラシや、音波歯ブラシがよいでしょう。
音波の振動は少なめで構いません。
電動歯ブラシは持ち手が太いので、高齢者の方は持ちやすいのでおすすめです。
要介護者・高齢者の方の選び方
高齢者の方は、手磨きの通常の歯ブラシでは、細くて持ちにくいという声が聞こえてきます。
電動歯ブラシは、持ち手が太いので、持ちやすくおすすめです。
その中でも選び方は、振動が手に伝わりにくいもの、しっかり握れるものがいいでしょう。
電動歯ブラシの選び方がわかってきたところで、歯磨き粉は通常のものでよいのでしょうか。
選び方があったら知りたいですね。
歯磨き粉の選び方
電動歯ブラシは振動数が多いので、研磨剤の多く含まれている歯磨き粉では、歯が摩耗してしまう恐れがあります。
歯磨き粉を使用しない、または低研磨性の歯磨き粉や、ジェルタイプのものがおすすめです。
《歯磨き粉の選び方》音波&電動歯ブラシ用歯みがきペースト
株式会社GCから発売されている、「音波&電動歯ブラシ用歯みがきペースト」です。
低研磨性、低発泡性、低香味の歯磨きペーストです。
《歯磨き粉の選び方》なた豆deすっきりじぇる歯磨き
三和通商から販売されている、「なた豆deすっきりじぇる歯磨き」は電動歯ブラシにも使用できる、研磨剤不使用の歯磨きジェルです。
《歯磨き粉の選び方》GUM(ガム)薬用デンタルジェル
サンスターから販売されている、「GUM(ガム)薬用デンタルジェル」は飛び散りにくく、歯と歯茎にやさしい低研磨タイプなので、電動歯ブラシにぴったりです。
《歯磨き粉の選び方》DENNOVATE
株式会社ヴァンクリーフから発売されている、「DENNOVATE(ディノベート)」は、口腔外科医・インプラント専門医監修の、歯磨きジェルです。
電動歯ブラシの特性を最大限に生かす、伸びの良いジェルが特徴です。
電動歯ブラシを販売しているメーカーの各特徴を知って、自分にぴったりの選べるといいですね。
フィリップス
フィリップスといえば、音波歯ブラシのソニッケアーが有名ですね。
オランダに本社を置くメーカーで、日本の歯科医が選ぶNO.1ブランドと言われる、電動歯ブラシです。
歯のホワイトニング効果が高い、歯茎にやさしいのがフィリップスの特徴です。
パナソニック ドルツ
日本の国内シェアが高い、電動歯ブラシのドルツです。
日本人の歯に合った歯ブラシであること、つまり歯ブラシの大きさを小型化し、歯間に対応できるよう音波振動の方向を、ヨコにしています。
歯間部の歯垢除去率の向上が、確認されています。
ブラウン
ブラウンはドイツのメーカーで、回転式電動歯ブラシの、オーラルBが代表的です。
ブラウンの特徴は、回転式の歯ブラシを採用していて、磨いている感が強い製品です。
丸型で小型のブラシは歯間もかき出すような構造で、この回転振動型の電動歯ブラシだけが、手磨きの歯ブラシより、歯垢と歯肉炎を減少させると性能評価されています。
オムロン
オムロンの電動歯ブラシは音波式で、他社と比べるとタテ磨きだけでなく、ヨコ磨きも同時に行うマルチアクションを売りにしています。
いかがでしたでしょうか。
電動歯ブラシも種類があって、お口によって選び方を変えた方がよいのです。
メーカーによっても、特徴が違います。
現在の自分自身の状況を確認し、ぴったりのものが選べるといいですね。
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