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    ジューサーとミキサーでは、摂取できる栄養にこんなに違いが!

    ジューサーやミキサーを使って、食事の時に野菜ジュースを飲む方もいますよね。それを作る為の機械は、ジューサーですか、ミキサーですか。ジューサーとミキサーの違いを探ります。似ているようで、違いはありました。何に違いがあるのか、その違いでどんな影響があるのでしょう。

    ジューサーとミキサーに違いはあるの

    ひと昔と違い、野菜不足の現代人にとって、野菜の含まれたジュースや青汁は今や、なくてはならない商品となっています。

    よくTVのCMで「1日に必要な野菜の量はこんなにもあるんです」と想像と違い、びっくりするくらいの大量の野菜を見せつけられることがありますよね。

    そんな野菜ジュースや青汁と同時に売れ行きが好調なのが、ジューサーやミキサーのような食品を飲料にする商品。

    ジューサーやミキサーのような商品は健康志向の現代人にとって注目の的になっています。しかし、いざ家電製品売り場へ足を運んで、種類の多さにびっくりしませんか。

    ジューサー、ミキサーの違いは何なのか、どちらを選べばいいのか、それぞれのメリットやデメリットを紹介します。

    ジューサーとミキサー「見た目の特徴、スタイルの違い」

    ジューサー

    ジューサーのスタイルは、こんなにどっしりと構えている感じです。
    中にはスクリューのような刃が入っています。

    ジューサーはこのスクリューのような刃で、野菜などを細かく砕いて、水分をしぼりだします。
    ジューサーには低速タイプと高速タイプがあります。

    ミキサー

    ミキサーはジューサーと違い、このようなスリムな形ですね。中には尖った刃があり、この刃で、野菜などを細かく切り刻みます。

    ジューサーとミキサー「使う食材の違い」

    ジューサー

    ジューサーとミキサーの違いで大きな違いは「水分の有無」です。
    ジューサーは野菜などの食材を細かく砕いて、細胞壁を壊し、水分だけを取り出す商品なんです。
    水分が少ない人参でも、100%人参ジュースが作れます。

    ミキサー

    ミキサーはジューサーと違い、野菜などの食材を刻むだけ。ミキサーで人参ジュースを作る為には、他に水分を一緒に入れなければ、刃が引っかかって動きません。
    水分の少ない食材の100%ジュースは作れないのです。

    ジューサーとミキサーの食材の違いによって、100%ジュースならジューサー。100%ジュースにこだわらなければミキサーでもよいでしょう。

    ジューサーとミキサー「飲み心地の違い」

    ジューサー

    ジューサーは野菜などの食材から水分だけを絞り出すのでしたね。
    水分以外の食材は?というと、ジュースと別の場所から、水分が抜けた食材カスが出てくるのです。

    ジューサーを使って、できたジュースはサラサラで、小さなお子さんでも、大変飲みやすい仕上がりになっています

    ミキサー

    ミキサーはジューサーとは違い、野菜などの食材を細かく砕くだけです。
    できたジュースは、野菜などの繊維が入っているので、ドロドロとした飲み心地になっています。

    ジューサーとミキサーには飲み心地の違いがあります。
    サラサラ飲みやすいのはジューサー。ドロドロしているのはミキサーです。

    ジューサーとミキサー「食物繊維の違い」

    ジューサー

    野菜などの食材をジューサーで搾ると、野菜などに含まれたいた食物繊維はジュースに入りません。食材カスの方に入ってしまいます。
    それが、飲み心地サラサラの理由だったわけです。

    ミキサー

    ミキサーはジューサーと違い、野菜などの食材を全部使います。
    したがって、ジューサーとは違いドロドロの飲み心地なわけですが、しっかりと食物繊維が取れているわけです。

    食物繊維をしっかり取りたいのであれば、ミキサーですね。

    ジューサーとミキサー「栄養価の違い」

    ジューサー

    ジューサーは野菜などの食材を水分とカスに分離させます。ある程度の量のジュースを作ろうを考えると、それだけたくさんの量の食材が必要になってきます。

    ミキサー

    ミキサーはジューサーと違い、準備した野菜などの食材全てがジュースになるのです。水分の少ない野菜にいたっては水分を使い投入します。少しの食材でもジュースが作れるメリットがありますね。

    少しの分量で、栄養価の高いジュースを作ろうと考えるのなら、ミキサーですね。

    ジューサーとミキサー「酵素の違い」

    ジューサー

    果物には酵素が含まれています。
    酵素といえばダイエットにも欠かせない成分ですよね。
    そんな大切な酵素ですが、酵素はジューサーの高速に回転する刃で壊れてしまうのです。

    ジューサーには2種類、高速回転ジューサーと低速回転ジューサーがあるのです。
    高速回転で酵素は壊れてしまいますが、低速回転であれば、酵素は守られています。
    酵素成分を取りたいのであれば、低速回転ジューサーです。

    ミキサー

    ミキサーは高速回転しかありません。
    高速に回転するミキサーの刃によって、大切な酵素成分は壊れてしまうのです。
    高速回転ジューサーと同じです。

    高速回転の刃によって酵素成分は壊れてしまうので、酵素成分に関しては、低速回転ジューサーの一本勝ち状態になってしまいます。

    ジューサーとミキサー「残った食材の後始末の違い」

    ジューサー

    ジューサーには水分が抜けた野菜などの食材カスが残ります。
    その食材カスどうします?カレーやスープに入れたりするグッドな方法があります。
    しかし、その食材カスが毎日できてしまうと、どう処理しますか?
    捨てるのは、もったいない、でも、処理に困ってしまうこともあるようです。

    ミキサー

    ジューサーと違い、ミキサーには食材カスがありません。
    野菜などの食材カス処理の心配なんてしなくても大丈夫です。

    食材カスの処理を考えると、ミキサーの方が楽かもしれません。
    しかし、料理の好きな人なら・・・。

    ジューサーとミキサー「メンテナンスの違い」

    ジューサー

    ジューサーの中には、食材の搾りカスが残ってしまいます。
    そのために、パーツに搾りカスがこびりつくことも。
    しっかりとカスを洗うのが面倒かもしれません。

    ミキサー

    ジューサーと違い、ミキサーの本体は容器と刃だけ。
    搾りかすも出ないばかりか、使用後のメンテナンスも簡単なんです。

    メンテナンスを考えると、ミキサーに軍配でしょうか。

    まとめ

    ジューサーとミキサーの違いを、比較してみました。
    それぞれにメリットやデメリットがあります。
    自分にあった商品を選んで、野菜生活を始めてみませんか。

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