2016/06/29 更新
コーヒーはドリッパーで淹れよう!おすすめドリッパーのブランド
コーヒー好きな方はおうちでも美味しいコーヒーが飲みたいですよね?ドリッパーで淹れると、自宅でも本格的なコーヒーが楽しめるのでおすすめです。ドリッパーはブランドによって個性が違うので自分にピッタリなものを選びましょう。おすすめブランドとその特徴をご紹介します。
コーヒーは短時間で簡単に作りたいという方もいるかもしれませんが、よりコーヒーの風味を楽しみたい方は丁寧に時間をかけて淹れるドリップ式がおすすめです。基本に忠実に淹れたコーヒーは味が格別に違います。
コーヒーを自宅で淹れる場合、コーヒー器具もお気に入りで揃えたいですね。ドリッパーには沢山の種類があり、その特徴もブランドによって様々です。それぞれのドリッパーの個性を知って自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。
まずドリッパーにはどのような種類があるのかを素材別にご紹介していきたいと思います。
プラスチック製
軽くて使いやすく値段もリーズナブルなプラスチック製。ただし、スポンジなどで傷が付きやすく、黒ずみや匂いの原因となりやすいので買い替えの頻度は高くなります。
また、プラスチック製はドリッパー内部のリブの高さがあり、ペーパーとの間に隙間を作ってくれるものが多いです。リブがあることでドリッパーとペーパーとの間の接触面積が小さくなり、お湯の落下をスムーズにしてくれて美味しいコーヒーが淹れられます。
陶器製
高級感を求めるのであれば陶器製のドリッパーがおすすめです。 割れない限りは長い間使用することが可能で、汚れがつきにくくお手入れも簡単です。 ただし、コーヒーを淹れる前にドリッパーをしっかり温めなければドリッパーがお湯の熱を奪ってしまいます。熱いコーヒーを淹れたければ、ドリッパーを温めてあげましょう。
ガラス製
陶器製と同じく丈夫で高級感があるガラス製。クリアですっきりとして見せることができるのでインテリアにもおすすめです。楽しくコーヒーを淹れることができそうです。
金属製
金属製のドリッパーは軽くて、割れる心配がなく使いやすいですね。高級感もありますが、値段もそれなりに高いです。ステンレスや銅製などがメジャーです。
沢山あるコーヒードリッパーのブランドから、おすすめのブランドを厳選してご紹介したいと思います。また、どのような特徴があるのかも見ていきましょう。
HARIO
おすすめのブランド①は、1921年に東京で生まれたHARIOです。今やHARIOのドリッパーは、日本の喫茶店だけでなく、海外のカフェでも広く使われています。
HARIOの名前を広めた「V60ドリッパー」は、円錐の角度が60度であることからつけられました。また、お湯を注ぐスピードを変えると、コーヒーの味を変えることができるのも特徴です。
HARIOはそのデザイン性も高く、次々に出てくる製品はどれも欲しくなってしまいます。デザイン性だけでなく美味しいコーヒーを淹れる為にも研究し尽くされており、多くのコーヒーファンに愛されているおすすめのブランドです。
こちらは大人気のオリーブウッドを使用したドリップスタンドにV60ガラスドリッパーとサーバーを合わせたものです。
HARIOの公式サイトで美味しいコーヒーの淹れ方を紹介してくれています。これを観るとドリッパーで淹れたコーヒーが飲みたくなります!
Kalita
おすすめのブランド②はコーヒー器具を日本人向けに使いやすく工夫されて作られたKalita(カリタ)です。製品はみな日本製にこだわっています。
カリタのドリッパーは台形型で、ドリッパー内部全体にリブが上から下まで付いており、3つの穴からコーヒー液が抽出されます。この3つの穴が、雑味が出る前に美味しさだけをドリップしてくれます。時代を超えて受け継がれるおすすめの名品です。
Melitta
おすすめのブランド③は1908年にドイツの主婦「メリタ・ベンツ」が、愛する夫においしいコーヒーを飲ませたい願いから発明したMelitta(メリタ)です。
ドリッパーの形はカリタと同じ台形型ですが、お湯の流れをコントロールするために計算されたリブと、1つ穴が特徴となっています。1つの抽出口からゆっくりと落ちていくので、濃いコーヒーを淹れたい方におすすめです。
CHEMEX
おすすめのブランド④は、サーバーとドリッパーが一体になった三角フラスコ型が特徴的な、CHEMEX(ケメックス)のコーヒードリッパーです。MoMA(ニューヨーク近代美術館)では永久展示品に認定されるほどの美しいデザインとして知られています。
ケメックスのペーパーは、半月形の1枚紙になっており、 折りたたんで細長い円錐形にします。注いだお湯がコーヒー粉にまっすぐ行き渡りやすい構造となっています。特徴のあるコーヒーフィルターはこだわり派の方にはおすすめですが、コーヒーを淹れる前にフィルターを折るというひと手間も加わってきます。
KONO
おすすめのブランド⑤は、ドリッパーの流通率は低いですが、コーヒー愛好家なら誰でも知っているKONO(コーノ)です。
コーノの最大の特徴は、大きな穴がある円錐型ドリッパーです。1つ穴、3つ穴のドリッパーと比較すると、 ドリッパーにお湯が溜まりにくく、お湯を注ぐスピード次第で風味を変化させることが可能とされています。
コーノにはプラスチック製ドリッパー、グラスポット、円錐型ペーパー、計量スプーンがセットになったものが販売されています。贈り物にもおすすめですね。
TORCH
おすすめのブランド⑥は、カフェを経営していた中林孝之さんが、理想のドリッパーがほしいと作りあげたTORCH(トーチ)のドリッパーです。その形状からドーナツドリッパーと呼ばれています。
縦長のドリッパーのため、じっくりと抽出できます。重くなく、スッキリとした飲み心地のコーヒーを目指して作られています。
素材は上品な美しさがある美濃焼きで、使えば使うほど"味"が楽しめます。
ここまで、よく目にするフィルタータイプのドリッパーをご紹介して参りましたが、最近はフィルターレスのドリッパーも人気です。フィルターが必要ないので手間もお金も節約できる上にスタイリッシュな外見なものが多く、おすすめの一つです。
おすすめのフィルターレスのブランドは、美しくかがやくステンレスフィルターが特徴的なKINTOです。ステンレスフィルターに直接コーヒー粉を入れてドリップできます。 見た目もおしゃれなのでインテリアにおすすめです。
KINTOからもう一つ、おすすめの陶器製のフィルターレスドリッパーです。一気にお湯を注ぐことで渋みのないコーヒーを短時間で抽出できます。コンパクトで洗練された白はオフィススペースにもおすすめです。
こちらはHARIOのメッシュフィルター付きのドリッパー。ペーパーフィルターを使わず、そのままドリップできます。コーヒーの旨味成分であるアロマを抽出できる円すい型のステンレスメッシュフィルターを採用しています。
いかがでしたか?おすすめのコーヒードリッパーをご紹介して参りました。
ドリッパーはデザインだけでなく、素材や形、穴の数などで違いがあることがわかって頂けたと思います。
ここでおすすめしたのは全てコーヒー愛好家さんの間で、長い間愛されているドリッパーたちです。人気だけで選ぶのではなく、自分はどんなコーヒーを飲みたいかを考えて選ぶことをおすすめします。あなたにぴったり合ったコーヒードリッパーを選んでくださいね。