2015/10/27
N.nakayama
2016/07/02 更新
おうちで野菜などを育ててみたいけど、庭がないし、ベランダが土で汚れるのも気になるし、、、というあなた!ぜひ水耕栽培にチャレンジしてみませんか?植木鉢等の準備は必要なく、なんとスポンジで出来ちゃうんですよ!今回はスポンジで行う水耕栽培についてご紹介します。
「自宅で取れたての野菜を楽しむ」なんて豪華な夢は、立派なお庭を持つ人だけの特権。。。なんて思っていませんか?
答は、ノー!
手軽な水耕栽培なら、お庭がなくたって、キッチンで家庭菜園を楽しめちゃいます!
でもその「水耕栽培」って、一体、何のことなのでしょう?
水耕栽培とは?
水耕栽培とは、水や、バーミキュライト、ハイドロボール等の無機物の培土を使用する栽培方法のことです。土を一切使用せず、液体肥料を直接、根から吸収させ植物を育てます。
土を使用せず、根から直接、水や肥料を吸い上げる水耕栽培にはたくさんのメリットがあります。
一体、どんなメリットでしょうか?
虫がつきにくい
土を使用しない水耕栽培は、農薬を使わなくても虫がつきにくくなります。虫が気持ち悪くて家庭菜園を躊躇していた方にもおすすめです。
植物の成長が早い!
水耕栽培は、液体肥料を直接、根っこから吸収するという栽培方法ですので、植物は、好きなだけ栄養を吸収でき、その分、土で育てるよりも早い成長が見込めます。
収穫量が多い
肥料を好きなだけ吸収できる水耕栽培なら、よりたくさんの収穫量が期待できます。最近は土から水耕栽培に切り替える農家も多いんですよ。
そして、水耕栽培の一番のメリットは・・・
スポンジなど、身近な家庭用品で出来ちゃう!!!
水耕栽培は、スポンジやプラ素材のコップなど、身近な材料を使って、誰でも簡単にできちゃうんです。使用する材料は、もし家になくても100円ショップで手に入るものばかりですので、予算も少なくて済みます。
今回はスポンジで始める水耕栽培のやり方についてご紹介して行きたいと思います。
水耕栽培に必要なスポンジとは?
水耕栽培を始める前に、スポンジを、植物を支えやすい形に加工する必要があります。
水耕栽培に適したスポンジとは?
基本的に台所用のスポンジならなんでもオッケーです。ネットが付いているものは、ネットから出して使います。スポンジの裏に固いガサガサの面がついている場合は、カッターで削ぎ落としておきましょう。
ただし、メラミンスポンジはNG
ただし、メラミンスポンジは高密度で空気を通しにくいため、根が腐りやすくなってしまいますので、避けましょう。
スポンジを小さくカット
まずはスポンジを小さくカットしましょう。厚さは1センチ程度、たてよこは2、3センチくらいの大きさが使いやすく、おすすめです。
切れ込みを入れる。
成長した植物の芽がスポンジを土台に自立しやすいように、スポンジに画像の様な十字の切れ込みを入れます。
スポンジの下準備が出来たら、さっそくスポンジ水耕栽培を始めてみましょう!
種を選ぼう
スポンジ水耕栽培は、基本的に葉物野菜ならなんでも育つようです。必要な際に少量をプチっと使えるハーブ類もおすすめです。
トレ-にスポンジを敷き詰める
スポンジ水耕栽培の種まき手順①
深さ5センチ以上のトレ-やお皿などに、先ほど下準備したスポンジを並べましょう。
トレ-に水をそそぐ
スポンジ水耕栽培の種まき手順②
トレ-に水を注いで、張り、浮いているスポンジを抑えつけ、よく水をしみこませます。水は普通の水道水で大丈夫。
種をまく
スポンジ水耕栽培の種まき手順③
スポンジひとつにつき、種をひとつづつ、そっと乗せていきます。指でやると、濡れて種がくっついてしまうので、ピンセット等を使うとやりやすいですよ。
トイレットペーパーをかぶせる
スポンジ水耕栽培の種まき手順④
種が乾いてしまわない様、上からトイレットペーパーをかぶせます。トイレットペーパーだと水に溶ける性質のため、芽がペーパーをカンタンに突き破れるので発芽の妨げになりません。
これで種まきは完了です。
発芽までは光は必要ありません。水かさの減りだけ注意しましょう。
目指せ自給自足!100円グッズ窓際水耕栽培②
100円グッズを使って始める、お手軽!簡単!な水耕栽培の方法を紹介しています。スポンジを使った種まきのやり方の解説動画です。
発芽したら、液体肥料や培土を使用した鉢へ、植え替えをしましょう。
プラスティックカップやペットボトルなどいろんなものを使用した方法がありますが、今回は水きりカゴを使用するやり方をご紹介します。
植え替えに必要なもの
植え替えに必要な材料はこちらです。
〇液体肥料
〇バーミキュライト、ハイドロボール等、無機物の培土
〇水きりカゴ
〇ごみ受けネット
これらを使用して植え替えを行い、
本格的な水耕栽培に移行します。
目指せ自給自足!100円グッズ窓際水耕栽培③(最終回)
発芽したあとは、液体肥料(ハイポニカ)と培土を使用して、スポンジごと植え替えを行っていきます。その解説動画となっています。
自宅で手軽に始められる、水耕栽培。
材料にもあまりお金がかからず、気軽に自給自足が楽しめちゃいます。
ぜひチャレンジしてみて下さいね!
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