記事ID100525のサムネイル画像

やっぱり和が好き!お庭を水のインテリアで落ち着く和の空間に

大人になって分かる「和」の良さ。しっとりと落ち着く和のお庭はいかがでしょうか。日本ならではのお庭インテリア、特に水を取り入れるためのインテリアを中心にご紹介します。渋くてかっこいい日本のお庭の魅力を是非アイデアに取り入れてみてくださいね。

和風庭園ならではの魅力

自然の緑を中心としたお庭

日本のお庭の作り方は、自然美を生かしたものが多く、植物の緑や石の色が基本になっています。そのため、インテリアも落ち着いた色合いのものが合います。

小石を使って水を表現した庭

岩と小石、そして植物という非常にシンプルな構成で作られる石庭ですが、よく見ると水の波紋を表現していることが分かります。
「お庭に水があるといいな」と考えるのは今も昔も変わらないようです。

池があるお庭は金運アップ

普段からインテリアに風水を取り入れている方も多いのではないでしょうか。
実は、風水では水は金運に関係すると言われています。

水には金銭運を呼び込む力があります。鉢や瓶に水を張っておけば、それが財運UPへと繋がるのです。(中略)
ちなみに「流れる水=金回りを良くする」「溜まる水=お金が貯まる」と風水では考えられています。

出典:http://xn--hckh0k064wyp4b.com

昔から、水は金運に関係があると考えられているようです。ただのインテリアとしてでなく、金運も呼び込んでほしいですね。

あこがれ!池のあるお庭

池があるお庭といえば、有名な日本庭園をイメージしますよね。
個人のお庭で池を作ろうと思うと、かなりの労力とお金が必要となります。

和風のお庭に取り入れる水のインテリア

ただの水だって立派なインテリアに

ただ草木だけの和風庭園でも水があるだけで瑞々しく、涼しげな印象となります。
池などの大がかりなものもありますが、鉢などを利用して、小さなインテリアとしてポイントに使うだけでもずっと雰囲気が良くなります。

さて、ではどのようにしてインテリアに「水」を取り入れるにはどういったものがあるのでしょうか。

水のインテリア、蹲(つくばい)

お庭の風景に「水」を取り入れるのにぴったりなのが蹲(つくばい)です。本来はお茶会の前に手をあらったり、口をすすいだりするためのものだそうです。
水面に映るお庭の季節ごとの風景がまた素敵です。

焼き物の大鉢を使って

池を作るような大きな工事が必要のないつくばいは、手軽に取り入れることができるインテリアです。市販の鉢を使って設置することもできます。

苔が生えて味が出てきたつくばい

石で作られているつくばいは、長く使っていると、苔が生えたり、石がでこぼこしてきたりします。新品とはまた違った表情が出てくるため、長く楽しめるインテリアです。

石のつくばいを買うなら

石でできている”つくばい”は重量があるので、お庭にまで運んでくれる石材店や造園業者から購入するのがベストです。また、天然の石のため形も様々あって、実際に見て選ぶ方が愛着がわきます。

お庭に水を引いてくるには

水を注ぐのは筧(かけい)

ちょろちょろと水が滴る装置を、筧(かけい)と言います。竹や木製の筒を利用すると雰囲気を壊さず、これもまたインテリアの一つになります。

水の循環にはソーラーパネルを利用する

水道代や電気代がもったいないという場合や、お庭がコンセントから遠い場合は、ソーラーパネルで動くポンプを使って水を循環させると良いでしょう。

水栓柱もインテリアに

水道管むき出しだとなんだか興ざめしてしまうもの。お庭に合わせて、和風デザインのもので統一すると素敵なインテリアの一つになります。

つくばいをアレンジしたインテリア、ビオトープ

せっかく水をインテリアにするのであれば、水がなくては育てられない生き物を飼ってみるのも楽しいです。

水生植物を取り入れたビオトープ

スイレンやハスなどの水生植物を育てられるのも、お庭のインテリアに水を取り入れるメリットです。
最近はホームセンターなどでも品揃えが豊富になってきました。

益子焼ビオトープセット

¥10,550(税込)

スイレンやメダカがセットになっています。

ボウフラ対策にはメダカを飼うのがおすすめです。メダカはすばしっこいので猫やカラスの被害にあうことが少なく、丈夫なので飼いやすいのが特徴です。
益子焼でできた鉢ならでは雰囲気がお庭のインテリアにぴったりです。

信楽焼ビオトープセット

¥9,000(税抜)

和のお庭に溶け込む信楽焼のスイレン鉢のセットです。
水を入れないで、インテリアとしても使える素敵な風合いです。

音を演出するインテリア

実は、見るだけがお庭ではありません。日本には素敵な音のインテリアも存在します。

ししおどし

ししおどしで音の演出

音がするのに静けさが引き立つ、といわれているのがししおどしです。音と音の間に何ともいえない趣があります。古いお寺のお庭で見ることができます。

音の間隔は長めがおすすめ

残念ながら、海外でししおどしは人気がないそうです。のんびり庭を眺めるという文化がないからかもしれません。
ししおどしの音の間隔は長めがおすすめです。ふとしたタイミングで聞こえる音に癒されます。

水琴窟

上級者向け!水琴窟

和のお庭でこの上なく贅沢なインテリアが「水琴窟(すいきんくつ)」です。
地下に仕掛けを作るので、まさに「目には見えないけれど音はする」インテリアです。

鐘のような音がする水琴窟

バリの鐘のような、天ぷら鍋のような・・・
水琴窟は不思議な音がします。お庭の音のインテリアとしてはこの上ありません。

<まとめ>水を取り入れたインテリアの贅沢さ

狭くても十分魅力的なお庭に

広々と使える芝生のお庭も素敵ですが、眺めるためのお庭も素晴らしいものがあります。京の町家で良く見られる「坪庭」もその一つ。和のインテリアたちが空間を引き立てます。

「和」ならではの心落ち着く空間

つくばいやししおどしは、西洋の噴水と違って落ち着いた雰囲気があり、お庭を心落ち着く空間にしてくれます。

涼しげな水のインテリアがあるお庭は、花や草木だけのときと違った素敵な空間になりますね。
和の雰囲気を活かした素敵なインテリアを見つけてみてはいかがでしょうか。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ