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初心者でも素敵な作品が作れます!押し花の作り方まとめてみました

押し花は、気に入った花を枯らさずにとっておける方法としてよく用いられています。作り方も簡単な上に色んな作品が作れるので、最近はハンドメイド好きな方にも人気です。今回は押し花の作り方や押し花を使った作品など、きれいな押し花作品を楽しむための情報をご紹介します。

素敵な押し花の作り方をご紹介します!

押し花は、花を保存するために用いられる
方法の1つです。

作り方が簡単なので、子供時代に作ったことがあるという方も少なくありません。

一番簡単な押し花の作り方として、分厚い本などに挟んで数日置く方法があります。

偶然見つけた四葉のクローバーなどで、やったことがある方もいるのではないでしょうか?

でも、この作り方は簡単ですが
色褪せしやすいという弱点があります。

押し花をもっと綺麗に、簡単にできる作り方は、
他にもちゃんとあるのです。

簡単に、綺麗な押し花ができる作り方を
これからご紹介していきます。

まずは、押し花に向いている花を知りましょう

花には色々ありますが、押し花に向いている花とそうでない花とがあります。

押し花の作り方の紹介の前に、押し花に向いている花を知っておきましょう。

押し花に向いている花を使えば
より早く、より綺麗に仕上げられますよ。

押し花に向いている花の条件として
挙げられるのは、

1. 花びらが薄い
2. 花びらの数が少なくて、あまり重なっていない
3. 花が小さい

以上の3つです。

何故、これらの条件が押し花に向いているのかと言いますと、押し花とは、平面状にして乾燥させる方法ですので、素早く乾燥させられる素材が向いているからです。

押し花が綺麗に乾かなかったり、色褪せてしまったりするのは、水分が多くて乾燥に時間がかかっているのが主な原因です。

つまり「花びらが薄く枚数が少なくて重ならない小さな花」が、
「花びらが厚く枚数が多くて重なりやすい大きな花」よりも
水分が少ないので、押し花に向いているという訳です。

品種で言うと押し花に向いているのは、
パンジーやビオラ、コスモス、カスミソウ、
ミモザ、ハーブ類などです。

クローバーなどの葉にも向いているものがあります。

押し花に向いてない花で作りたい場合は?

バラやカーネーション、ラナンキュラスなどといった
花びらが多い大輪の花は好きな方が多いし、
花束でもらう機会も多いですよね。

でもこういった花はそのまま押し花にしても、
乾燥しにくいため綺麗にできません。

花びらの枚数が多い花は、乾燥するのに時間がかかるため
乾燥する前に色が抜けてしまうからです。

ですが、ご安心下さい。
枚数が多い花でも押し花にできる方法は
ちゃんとあります。

分解して組み立てる

花びらの枚数が多い花は、1枚1枚分解します。
パーツごとに丁寧に分け、それぞれを押し花にします。

そうして乾燥させた後に、糊やシール台紙などを
使って元の形に組み立てるのです。

手間はかかりますが、この方法なら
本来押し花に向かないとされる花でも
綺麗な押し花にできますよ。

押し花の作り方の重要ポイントとは?

押し花の作り方の紹介の前に、どの作り方でも共通の重要ポイントを
ご紹介します。

素材の状態に気をつける

綺麗な押し花の作り方の重要ポイントは、
押し花にする素材の状態です。

花は開きたての新しい花を選びます。
葉も傷んだり、汚れたりしていない
綺麗なものを選びましょう。

可能でしたら採取するのは、晴れた日の
10時~13時の間に行うのが理想的です。

花や葉の表面の水分が最も少なくなる時間帯ですので、
乾燥にかける時間短縮に繋がります。

素材の状態が悪いと、どんな作り方でも
綺麗な押し花にできません。

きちんと選んで綺麗な素材を用意しましょう。

家にあるものでできる!一番簡単な押し花の作り方

まず最初に、子供でもできる一番簡単な押し花の作り方を
ご紹介します。

まずはじめに、必要なものを準備します。

・押し花にしたい花や葉
・新聞紙
・ティッシュペーパー
・ハサミ
・ベビーパウダー
・重し用の本

準備が済んだら、作り方に入ります。

1. 新聞紙の上にティッシュペーパーを置き、
 ベビーパウダーをふりかけておく。

2. その上に花を乗せ、ベビーパウダーをふりかける。

3. その上にティッシュペーパーと新聞紙を重ねて、重しをする。

これで作業完了です。湿度などの環境にもよりますが、
大体1週間ほどで完成します。

完成するまでの間、1日1回新聞紙を取り替えます。

ハサミは花びらの分解など下処理する時に使用します。

ベビーパウダーを使うのは、花とティッシュが
くっつかないようにするためです。

家にあるものでできる、最も簡単な押し花の作り方です。

手軽で子供でもできるのが、この作り方の良いところです。

ただし時間がかかるのと、色褪せしやすいのが弱点です。

1日で完成する!電子レンジでの作り方

次は、電子レンジを使った押し花の作り方をご紹介します。
たくさんの押し花を一気に作りたい時におすすめな作り方です。

まずは、材料を用意します。

・押し花にしたい花や葉
・ティッシュペーパー
・クッキングペーパー
・電子レンジに入る大きさにカットした段ボール
・輪ゴム

用意が済んだら作り方に入ります。

1. 段ボールの上にティッシュを敷きます。

2. その上に花を並べます。重ならないように間隔をあけて
 たくさん並べ過ぎないようにするのがポイントです。

3. 並べ終わったらティッシュで挟み、段ボールの大きさに合わせて折った
クッキングペーパーをティッシュの上に置きます。

4. もう1枚の段ボールを重ねて、輪ゴムでとめます。

5. 電子レンジで加熱します。加熱時間は1分を目安にして下さい。

6. 完成したら、ピンセットなどで丁寧にはがして保管します。

押し花の作り方・電子レンジを使う場合の注意点

電子レンジで押し花を作る場合の一番の注意点は、何といっても電子レンジの加熱時間です。

機種や加熱する時の温度、そして時間によっては焦げたり、色褪せが起こったりします。

そして花によっても適切な加熱時間は異なります。
自分で適切な時間を探っていきましょう。

また、電子レンジで熱した段ボールはかなり熱くなっていますので、
取り出す時はご注意下さい。

もっと手早く簡単に!アイロンでの作り方

電子レンジでの作り方は段ボールなどを用意するのが面倒、
電子レンジに輪ゴムや植物を入れるのは抵抗がある、という方に
おすすめなのが、アイロンを使った作り方です。

材料を用意します。

・押し花にしたい花や葉
・アイロン
・ティッシュペーパー
・雑誌
・新聞紙

用意が済んだら、作り方に入ります。

1. 雑誌、新聞紙、ティッシュ、花や葉、ティッシュの順に
置いていきます。

2. 低温に設定したアイロンを、ティッシュの上から30秒ほどあてます。

3. 粗熱が取れたところで。再び10秒ほどあてます。

4. 乾燥するまで、アイロンを10秒あててから外し、粗熱がとれるのを待って
また10秒あてる作業を繰り返し行います。

アイロンをあてる回数は、花によって異なるので
自分で状態を見ながら調整します。

押し花の作り方で、アイロンを使う場合の注意点

アイロンで押し花を作る場合の注意点は、アイロンは低温設定にして、少しずつ温めるように作業を進めていくことです。

アイロンは低温設定にしても、高熱を発することには変わりありませんので、取り扱いには注意しましょう。

どの作り方にもメリット・デメリットがあります。

作りたい押し花や時間の都合などを考えて、
自分に合った作り方を選びましょう。

押し花を使った作品

押し花が綺麗にできたら、色んな作品に仕上げてみましょう。
作品例をいくつかご紹介しますので、参考にしてみて下さい。

しおり

押し花を利用した作品で、最もポピュラーなものです。

台紙に押し花を綺麗に貼り付け、上部に穴をあけてリボンを通せば完成という手軽さも良いですね。

ラミネート加工をすると、傷みにくくなるので
おすすめです。

ラミネート加工には、以前はラミネーターという専用の機械が
必要でしたが、最近は100均ショップでラミネーターを使わなくても
ラミネート加工ができるフィルムがセットで販売されています。

アクセサリー

押し花をUVレジンでコーティングし、強度を出したものをアクセサリーに。

使う花や素材によって、カジュアルにもエレガントにも、お好みの演出ができるのがハンドメイドの強みです。

スマホケース

レジンを使って、押し花を封入して作ります。

レジンが空気に触れるのを防いでくれるので、色褪せしにくくなるという効果があります。

綺麗な花に彩られたスマホケース。
持ってるだけで心が和みそうですね。

ネイル

小さな押し花をネイルのポイントとして使う「押し花ネイル」。

華やかでも派手過ぎない、自然の花だからこそ出せる風合いが、おしゃれ度をアップさせてくれます。

押し花の作り方・まとめ

押し花の作り方や、押し花を使った作品についてご紹介してきましたが、
いかがでしたでしょうか?

簡単なのに、様々な場面で楽しめる押し花を、ぜひ生活に取り入れて
ライフスタイル向上にお役立て下さい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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