2017/01/06
renz0309
飼い主の命令を聞かなくても「かわいい」というだけで家族を幸せにする猫。猫とは家の中で長い時間空間を共有します。飼うというより同居する感覚といえ、付き合い方や育て方にお互い歩み寄りも必要です。猫好きのための子猫の育て方、注意するポイントなどご紹介します。
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かわいい猫がやってきたら、相手の好きなものと嫌いなものを事前に知っておきたいものです。
猫が好きなものを3つあげましょう。
・狭いところ
・老人
・高いところ
猫との付き合い方、一緒に暮らす中でポイントになります。
猫が嫌いなものも3つあげます。
・子供、猫好き
・部屋の模様替え
・新入り(新しい家具など)
これ以外にもありますが、猫から嫌われる原因はだいたい嫌いなことをしている場合です。
猫は行動の予測がつかないテンションが高い人が苦手です。ですから子供や過度な猫好きにはあまりそばに寄りません。動作が緩慢でゆるやかな老人の膝の上などが大好きです。突然大きな音を出したりなど、猫が嫌うことを避けて育てましょう。
一緒に暮らしていく猫との付き合いかたに、いくつかポイントがあります。
猫の育て方のポイントのひとつは、距離感です。
猫好きがしてしまう「きゃ~!かわいい!」と大騒ぎ、テンションが高くなった家族がよってたかって構うとそれだけでストレスになってしまいます。家にきたばかりで慣れない環境、静かに見守りましょう。
猫は新しいものが嫌いです。警戒感が半端ではありません。
おもちゃを買って帰っても、しばらくしないと遊んでくれないことはよくあります。せっかく買ってきたのに残念ですが、猫が慣れるまで我慢しましょう。無理やり遊ばせようとしても、かえって逆効果になってしまいます。
家具の配置が換わるのも大変嫌がります。模様替えや引っ越しなど、新しい環境に慣れるのに時間がかかります。猫によって不安な時に寄ってくる時と、隠れてじっとしている時があります。猫のほうから寄って来たらそっと寄り添ってあげましょう。
育て方のポイントで押さえておきたいことは、猫は几帳面だということです。かなりタイムスケジュールに支配されて生活しています。いつもと違うイレギュラーが嫌いです。同じ時間に食事から始まって、時間によって過ごす場所を変えたりと猫ルールがあります。
食事の時間やトイレのお掃除はきちんとしておかないと、猫からレッドカードが出されることがあります。お掃除していないトイレが気に入らず他の場所で粗相をしたり、爪とぎをしたり困った行動に出ることがあります。
このような抗議行動は「わざ」としています。結局片付けが大変になるので、飼い主がさぼらないようにするのが育て方のコツです。特にトイレは使い慣れない砂だと限界まで我慢していることもあり、健康によくないことがありますのでトイレの回数は記しておくとサインに早く気が付けます。
猫の育て方、それは幼児と同じです。子猫のうちは好奇心旺盛、なんでも「口に」し紐などに「絡み」そして「落ち」ます。
子猫のうちはなんでも口に入れます。猫にとって有害な観葉植物などは置かないようにしましょう。成長するにつれ食べたことがないものは敬遠し、食べたことがないものは食べ物ではないと認識できるようになります。猫が偏食といういのは、経験が生かされているためです。
トラブルを回避する育て方のポイント、おねだりされても猫の食べ物でないものは与えてはいけません。子猫の好奇心は旺盛です、人間の食べているものに興味を持ちおねだりしてきます。人間の食べ物は塩分、糖分など猫にはよくないものが入っています。
何をするか予想ができないのが子猫、子育てと一緒です。育て方の注意点は、危ないものは触れないようにすることです。
人間の薬なども誤飲の危険があります。パッケージから出してそのまま置いてしまい、誤飲するケースもあります。人間の薬は猫にとって劇薬、体重で量を処方されるものは効き目が強すぎてしまいます。
薬のパッケージで遊んでいて誤飲してしまうこともありますので、ゴミ箱へきちんと処分してください。パック飲料のプルトップなどもいいおもちゃにしてしまいますが、大きさによっては誤飲しないよう注意が必要です。飲み込んでしまいそうな大きさものは、事前に遠ざけることが育て方のポイントです。
野生の名残でしょうか、猫は紐には絡みます。
電気コードやエプロンの紐、ほつれた糸などで遊んでしまいます。電気コードは感電や火災の危険がありますし、ほつれた糸は体に巻き付いて猫がパニックを起こし暴れてけがをすることがあります。
手近にある紐などで適当に相手をしてしまうと、なんでも遊んでいいと勘違いしてしまいます。遊んではいけないものは、手にしない育て方としては大事なポイントになります。
遊ぶのが大好きな子猫、遊び疲れるとその場で行き倒れのようになって眠ってしまいます。
大人になるとに眠りが浅く、少し触っただけでも意識が戻りますが子猫は熟睡です。寝る場所は踏んだりしないところ、決まった場所にするのも育て方の注意点です。
大人の猫は一緒に寝ていても、寝返りなどを察知して自衛しますが子猫は熟睡してしまい潰されてしまうことがあります。かわいいからと一緒に寝るのは危険です。
猫は水が好きです。よく飲みますし、じっと眺めていることもあります。
お風呂の湯舟、蓋をしているから安全ではありません。猫が上にのって落下しておぼれてしまうことがあります。また、洋式トイレの蓋も閉めておいてください。上のタンクへ行こうとしたり、水を飲もうとしたりして滑って落ちます。
猫の育て方の注意点をみると、生活習慣改善を要求されたり極度に几帳面な人と暮らすような錯覚に陥ります。しかしかわいい猫のためなら労力を惜しまず、仲良くそして少しでも長く一緒に暮らしていきましょう。
怒っていうことを聞く猫もいますが、「恐怖」と受け取るとかなり長いことその人を警戒します。良好な関係が築けないことがあるので、怒ることは育て方として注意が必要です。
粗相をしたときすぐに叱らないと何で叱られているのかわからないのも猫です。粗相を繰り返さないように先回りするほうがよほど早道です。
猫が粗相するときは「理由」があります。その理由を探って解決しましょう。言葉の通じない相手の育て方は忍耐と想像力、観察力が必要です。
子猫の場合、ワクチンの接種で獣医さんにお世話になります。成猫になっても毎年ワクチンを接種しにいって育て方など相談事もしたり、高齢猫の健康診断などなにかと頼りになるのが獣医さんです。
緊急の場合、いつもの獣医さんにかかれない時もあります。猫にも病歴や体質の違いによって処方される薬が合わなかったりします。長くお世話になっている獣医さんなら、把握してくれているのでかかりつけの獣医さんは大事な存在です。
猫の育て方で迷ったときや困ったとき相談できるのが獣医さんです。自分と獣医さんとの相性は大事なポイントです。また、近所で移動が便利なほうが通院の負担が軽減されます。
・近所がベスト
・飼い主との相性
・緊急の場合の提携病院の有無
犬の場合はお散歩で口コミ情報が入り、いい獣医さんの情報や育て方のノウハウもお散歩仲間から得られます。猫はお散歩がありませんし、室内飼いが多くなった今どの家で猫を飼っているのかもわからない場合が多くなりました。
大きくてきれいな病院が絶対いいとは限りません。そんな時は、待合室の様子を見てみましょう。犬ばかりなら、犬に対して症例が多いということですし、猫が多ければ猫の病気に詳しいはずです。
個人の病院でも緊急時などや対処できない重病の場合、提携先があるところが増えています。緊急時の提携病院についてもあらかじめ確認しておきましょう。
猫はまさかということをする動物ですが、背の高い家具の上からエアコンの上に移動するといった離れ技をやってのけます。2mくらいならジャンプして飛んで行ってしまうのです。
子猫の場合もまだ大丈夫だと思っていても、昨日届かない棚が今日は乗ってしまうことが多い驚く身体能力を持っています。
子猫は好奇心強いので外に出たがります。お庭にフェンスを張り巡らせても、意外な抜け道を探す名人です。外に出てしまうと、悲しい事故やけんか、カラスなどに狙われ命の危険にさらされることがあります。
室内飼いがベストです。お庭がガードされていれば、ある程度成長して縄張りが認識でき、慎重になります。それでも、外からくる猫との接触は危険ですので放置せず、目の届くときに出すようにしましょう。
猫は子供が嫌いと申し上げましたが、自分より後に生まれた赤ちゃんの面倒を見ることが多いです。猫の育て方、本当は子育てを猫に教えてもらっていることも多いかもしれません。
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