2016/11/21
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2016/07/14 更新
ワイン初心者のあなたに、簡単なワインの選び方を伝授します!ワイン選びに便利な代表的品種やカラー、自宅やレストランでの選び方、またプレゼント用にぴったりなワインも予算別にご紹介します。失敗しないワイン選びをして、かっこいい大人な女性を目指しましょう!
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ワインはお好きですか?
ワインは世界中で飲まれているアルコール飲料です。主に赤・白・ロゼに分かれます。料理や気分に合わせてベストなワインの選び方をしましょう!
シャンパンとスパークリングワイン
お祝いの席や乾杯で飲まれるシャンパン。スパークリングワインとの違いはご存知ですか?
スパークリングワインとは「発泡性ワインの総称」。
シャンパンとは特定の品種を用いて、シャンパーニュ製法で造られ、アルコール度数11%以上のスパークリングワインのこと。
「シャンパン」は「スパークリングワイン」のうちのひとつのカテゴリーになります。
世界には300種以上の品種があると言われています。赤と白の代表格品種をご紹介します。ワインの元となるブドウの土地や環境などからワインを学んでみましょう!
*タンニンとは「渋味」のことです。タンニンは赤ワインに多く含まれ、白ワインは微量です。
カベルネ・ソーヴィニヨン
世界で最も人気のある赤ワイン用ブドウ。代表的な産地フランス・ボルドー地方の温暖な気候で栽培されます。酸味が強いので、その他品種のメルロとブレンドして和らげます。
香りと味わいでの選び方:カシス、杉、ハーブ、力強いタンニン
ピノ・ノワール
最高級ワイン「ロマネ・コンティ」の赤ワインは、このピノ・ノワール100%で造られます。「最も気まぐれなブドウ」と言われており栽培が難しい品種。熟成させるとキノコや獣を思わせる妖艶な香りがします。
香りと味わいでの選び方:チェリー、フランボワーズ、キノコ、獣(熟成時)、酸味と軽やかなタンニン
メルロ
カベルネ・ソーヴィニヨンと比べてブドウ粒が大きく、皮が薄いため、タンニンが少なく早くから楽しめる親しみやすいワインと言われています。
香りと味わいでの選び方:プラム、ダークチェリー、豊かな果実味、滑らかなタンニン
シラー
ブドウは小粒で皮が分厚いため、ワインにはブドウの皮や種由来の濃厚な色が出ます。スパイシーな風味と凝縮感のある味わいが生まれます。栽培地域によってユニークな個性が出るワイン作りができるとして人気があります。
香りと味わいでの選び方:ブラックチェリー、チョコレート、黒コショウ、凝縮した風味
グルナッシュ
地中海周辺地域で広く栽培されているブドウ品種。凝縮した重みのある果実味が特徴で、赤ワインのほかにロゼワインにも用いられます。
香りと味わいでの選び方:ブラックチェリー、ジャム、凝縮した風味
シャルドネ
世界で最も人気を集める白ワイン用ブドウ品種。ブドウ自体にそれほど個性がないため、産地や技術によって変化するワイン作りができると言われています。
香りと味わいでの選び方:シトラス、青りんご、トロピカルフルーツ、辛口から甘口まで多彩な風味
ソーヴィニオン・ブラン
爽快でフレッシュさ溢れる香りに人気があるブドウ品種。ステンレスのタンクで醸造することで、そのフレッシュな香りを生かしたワインが多く作られているそうです。
香りと味わいでの選び方:青りんご、ハーブ、トロピカルフルーツ、キレのある酸味
リースニング
ドイツワインに代表されるブドウ品種。酸味とミネラルが特徴の上品な風味をもつことから「最も高貴なブドウ品種」と言われています。栽培地域によって全く異なる表情のワインが作れます。
香りと味わいでの選び方:白い花、はちみつ、ライム、灯油、伸びのある酸とミネラル
シュナン・ブラン
最も偉大な甘口ワインの一つとされ、一方でスパークリングワインの原料としても発揮しています。甘口から辛口まで多彩な表現ができるワインです。
香りと味わいでの選び方:洋ナシ、はちみつ、花梨ジャム、辛口から甘口まで多彩な風味
甲州
日本が誇る固有品種。果物の産地で有名な甲州で栽培されています。白ブドウと黒ブドウの中間のような色合いをしており、控えめな香りと酸、そして独特の渋みがあるワインになります。
香りと味わいでの選び方:控えめな柑橘、桃、クローブ、独特の苦み
ボディタイプ:フルボディ、ミディアムボディ、ライトボディ
ボディのタイプ
ラベル裏に表示されていることがある指標「ボディ」。ボディを決める要素は3つ「タンニンの渋み」「アルコール度数」「非フルーツ系の香り」で判断され、これらが強まればフルボディ、逆に少ないものがライトボディになります。ワインの選び方にはボディを見て購入すると良いですね。
赤は「ボディ」、白・ロゼは「辛口、甘口」
赤ワインは基本的に辛口なので、「ボディ」で比較します。口の中で感じる渋味・酸味・コクで表現します。白とロゼワインの味わいとしては、辛口や甘口といった表現がされます。ワインの辛口とは、味覚として本当に辛いのではなく、基本的に”甘くないもの”を『辛口』と表現しています。
まずはシャンパンやスパークリングワイン
ドリンクやメニューを決めるのには時間がかかる場合もあるので、まずはグラスでスパークリングを味わいましょう!その間にワイン選びをすれば大丈夫です。
ワインの量
選び方で意外と重要なボトルの大きさ!ワインボトル1本はだいたいグラス6~7杯ほどになります。人数や飲める容量によって決めてください。1本では多い時にはハーフボトルやグラスワインで良いと思います。
ワインの予算
特にデート時の食事でお金のことはあまり相談できませんが、予算を決めておくといいですね。安いワインでも美味しいものはありますので、予算がどれくらいなのかをソムリエにこそっと指さしで伝えるのも手です!
味の希望を伝える
ワインの選び方で一番伝えやすいのが味の希望です!赤ワインなら重くて濃厚または軽めで飲みやすいなど。白ワインなら辛口か甘口など。これをソムリエに伝えれば、ちゃんとお好みのワインを選んでくれます。またはメニュー表に指標が載っていれば、それを参考に選べますね。
ソムリエに聞く!
知識がある人はいいのですが、ない人が何もわからないままワインの選び方で失敗することは多々あります。恥ずかしがらずにワインの専門家「ソムリエ」に聞いてみましょう!
ワインのオーダーの仕方 | ソムリエ小田昌宏のワイン講座
ソムリエ小田昌宏さんが実際にオーダー方法を解説してる動画です。丁寧にかつシンプルに教えてくれていますので、是非ワインの選び方の参考にご覧ください。
自宅で一人飲みや、ゲストを招いた時用のワインの選び方をレッスンします!とにかく様々なワインを試してまずは飲んでみることです。
ワインの特徴を知る
上記でワインの品種について学びましたが、改めて赤・白・ロゼの特性を生かした選び方をご紹介します。特徴を知れば、選び方が断然楽になりますよ。
赤ワイン:肉などのこってりした料理には、赤ワインの渋みがさっぱりとしてくれます。ポリフェノールが豊富なので美容や健康に良いとされています。
白ワイン:赤ワインと比べると飲みやすいものが多いので、ワイン初心者にはぴったり!殺菌効果や臭み消しもすると言われているので、魚や鶏料理に合います。
シャンパン/ロゼワイン:華やかさを感じるワイン。食前の飲み物としてはよく飲まれています。ゲストが来た際には、料理を待っている間に飲んでもらうワインとしておすすめです。
お店に行ったら聞く!試す!
スーパーなどではワイン専門の方は基本いないので、自分で選ぶしかないのですが、出来れば最初はワイン専門店や酒屋に行ってみましょう!店員さんに聞くことから始め、試せるワインがあれば是非試飲してみてください。お店おすすめ商品は一般的で間違いないので、まずはそれを選んでもよいと思います。
料理と合わせる
ワインを先に買うか、料理を先に決めるかは自由ですが、料理を先に決めた方がワイン選びはしやすいと思います。ワインと似た色や、似た香りのするスパイスやハーブを使った料理であれば最高の食事、またはおもてなしになるでしょう!
お酒が苦手なゲストへ
ワインを使ったアレンジをすることもできます。
サングリア:グラスにカットフルーツを果汁ごと入れワインを注ぎます。フルーティでアルコール度数も下がるので飲みやすくなります。
スプリッツァ:ワインの炭酸割りで、夏は特に氷を入れても美味しいですよ。
好みを聞いておく!
ワインに詳しい方へのプレゼントであれば、事前に好みを聞いておくとよいと思います。選び方を間違えないよう、好みのカラーや品種などを聞いておくだけで、あとはお店の人と相談しましょう!
定番ワインを選ぶ
好みがわからない場合などは、とにかく定番ワインの選び方をしましょう!上記の品種ワインであれば人気があり間違いありません。華やかな場であれば、ロゼやスパークリングワインがおすすめです。
フランス産ムートン・カデ紅白ワイン
1級シャトーが手掛ける、世界で一番愛されているボルドーワインのセット。
赤ワイン:2013年ムートン・カデ・ルージュ(果実の風味とスパイシーさ)
白ワイン:2014年ムートン・カデ・ブラン(フローラルのすっきりした香りと酸味)
フランス産紅白ワイン
絶大な人気の銘醸地ボルドーとブルゴーニュのセット。
赤ワイン:シャトー・フルカ・ボリー(柔らかな口当たりにスパイスのニュアンス)
白ワイン:シャブリ(柑橘系の香りで爽やかな味わい)
フランス産紅白ワイン
評論誌で賞賛される作り手によるブルゴーニュワインのセット。
赤ワイン:ニュイ・サン・ジョルジュ(ベリー系のアロマで華やかな香り)
白ワイン:シャブリ・プルミエ・クリュ(りんごやシトラスの豊かな果実とコク)
美味しいワインは高いものだけではありません!安くても美味しい満足のいくワインが数多くあります。安くて手に入りやすいので、色々と飲み比べることができますね。賢いワインの選び方をしていきましょう!
ボルサオ クラシコ ティント
雑誌【一個人】でトップソムリエがブラインドテイスティングで 選んだワイングランプリ一番の赤ワイン。ベリーのアロマとともに花の香りも感じます。
¥820(税込)
2013 アルカンタ・モナストレル・テンプラニーリョ
金賞受賞のスペインワイン!フルボディとしては少々骨格等は甘めで、グラスを回すとフルーティな甘酸っぱい香りが立ち上ってくる赤ワイン。
¥698(税込)
味わいにジューシーな果実味が広がり、イキイキとした酸味と香ばしさのあるタンニン、スパイスの印象が飲み飽きない美味しさを生み出しています。余韻の少しスモーキーな印象に至るまでバランスが良く、ワインだけでも、食事と一緒でも、マルチに活躍してくれそうな美味しさ。
2013 コノスル カベルネ ソーヴィニヨン ヴァラエタル
リーズナブル価格で高品質と高コストパフォーマンス。エレガントでしっかりとした骨格を持つ果実味豊かで深い味わいの赤ワイン。
¥1,640(税込)
2014 アナケナ ヴァラエタル シャルドネ
パッションフルーツやパインなどのトロピカルな果実の風味が特徴的なワイン。爽やかで骨格のしっかりした辛口。
¥880(税込)
ワインは敷居が高く難しそうなイメージがありますが、庶民派ワインも多くあります。安いワインでも高いワインでも、ワインの選び方を味のお好みや場によって変えて是非楽しんでください!
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