植物がすくすく育つ！オシャレな支柱をガーデニングに役立てよう

ガーデニングの楽しみを幅広く味わうためには支柱が欠かせません。ツル性の植物や、大きな実がなる植物、茎の細い草花や樹木を育てるためにはガーデニング用の支柱が必要です。

もちろんガーデニングだけではなく、家庭菜園や農業でも支柱が役立ちます。支柱を立てることで葉の密生を防ぎ、日光によくあたり風通しもよくなります。

風通しをよくすることによって、病害虫の予防にもつながります。支柱はまさにガーデニングには欠かせない存在なんです。

ひまわりなど背の高い花のガーデニングによく利用される一本支えの支柱です。苗を固定する時は支柱に直接結びつけるのではなく、8の字に結んで茎に負担をかけないようにしましょう。

合掌造りのように支柱を組み立てる方法です。ネットを被せ、ガーデニングのアクセントになるツル性植物を絡ませましょう。トマトやキュウリの家庭菜園にも役立つ使い方です。

雨に弱い草花を育てているなら、アーチ状の支柱がオススメです。シートをかけて雨避けにもできるのでガーデニングの強い味方になります。ミニ温室にもなりますね。

あんどん型の支柱は特にアサガオなどを育てる時に利用されます。苗を囲むように支柱が立っているので、ツル性植物を誘引しやすい使い方です。

支柱を上部ではなく根元で交差させ、V字に固定することで植物の葉っぱ全体に日光が当たるようになります。ガーデニングの状況に合わせて臨機応変に支柱を組み替えましょう。

支柱の立て方①

まずは樹木の大きさに合わせて支柱をカットし、木の頂点よりも少し下のところで、支柱を交差させます。支柱の下部を地面に刺して固定しましょう。

支柱の立て方②

先ほどの支柱をカットする際に出た余りの切れ端を使って支柱をしっかりと固定していきます。まずは支柱の根元と交差させて切れ端を刺します。

支柱の立て方③

支柱が交差している部分を針金で留め、上から縄やヒモでさらに固定させます。支柱がしっかりと安定しているようなら、針金だけ・ヒモだけでも大丈夫です。

支柱の立て方④

一番上の、三本の支柱が交差している部分をヒモで固定します。終わったら、支柱と樹木の枝が接触している部分をそれぞれゆるめに繋いでおきましょう。

支柱の立て方⑤

これで支柱の完成です。支柱を使って大きめの樹木も植えられるようになれば、ガーデニングの幅が更に広がりますね。

竹の支柱は安価で手に入るので、ガーデニングで大量に必要な場合にはオススメです。ただしアイアン製に比べて腐食しやすいため、その点には注意です。

和風庭園や、ガーデニングに高級感を出したいなら竹の支柱がピッタリですね。爽やかな印象もあって夏にオススメです。

腐食しやすいとは言っても、ホームセンターで売られているもので大体2年程度は持ちます。ガーデニングに使う分には、あまり気にならないかもしれません。

個人的には、やはりアサガオには竹の支柱が似合うと思います。おしゃれなガーデニングを楽しみたい人は、竹の支柱を使ってみましょう。

おしゃれなガーデニングといえば、アンティークな味わいのあるアイアン製の支柱もオススメです。天然竹支柱よりは耐久性がありますが、こちらも酸性雨などには注意が必要です。

ガーデニングの状況に合わせて自由にDIY、といった応用性はありませんが、デザイン性に優れた支柱がたくさんあるのが特徴です。

オベリスク型のアイアン製支柱はエクステリアのワンポイントにもなります。ガーデニングで楽しむのはもちろん、玄関に置いても華やかになりますね。

威厳たっぷりの大ぶりな花を咲かせる皇帝ダリアを、アイアン製の支柱がしっかりと支えています。支柱のお陰でガーデニングに取り入れられる植物の種類が格段に増えそうです。

竹支柱にはアサガオ、そしてアイアン支柱ならやはりバラが似合います。英国風ガーデニングにはアイアン支柱が欠かせませんね。

プランターの色やガーデニングのイメージに合わせてペイントしてみましょう。赤茶色の支柱はカントリーな味があって素敵ですね。

白いペイントを施せばどこかアンティーク調でかわいらしい雰囲気になります。英国風ガーデニングに最適です。

U字型の支柱をニッパーで曲げてハート型にアレンジしました。アイビーを絡ませ、ハート型のトピアリーの完成です。

こちらの中央に鎮座する立派な支柱。セイタカアワダチソウの枯れ木を折って作ったそうです。ガーデニング好きから目の敵にされがちの頑丈な草ですが、密かに役立っています。

あなたのガーデニングのアクセントに、是非とも支柱を取り入れてみてください。ガーデニングの幅が広がって、お庭に出るのが更に楽しくなりますよ。