2015/11/16
おはなぷー
2016/07/28 更新
毎日の調理に欠かせないフライパンですが、選び方はどうしていますか?意外と適当!なんていう声も聞こえてきそうです。フライパンは、料理によって使い分けたり、材質によって使いやすさに特性があります。ちょっとだけ、選び方にこだわってみませんか?
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毎日使うものだから良い選び方を知りたい。
フライパンをできる限り一つで済ませたいとお考えの方も多くいることでしょう。しかし、選び方として大事にしたいポイントは、フライパンの材質です。
炒める、煮る、蒸す、焼く…といった基本的な調理法はもちろん、どんな料理にどんな材質のフライパンを使ったら良いか、その選び方が本来重要なポイントなのです。
フライパンは一つでなく、使い分けて調理する方が失敗なく出来上がります。調理法の向き不向きを知ると、フライパンの選び方が変わってくるかと思います。
フライパンの選び方は、材質とキッチンの状況、大きさや深さといったポイントで探してみると良いです。それでは、見ていきましょう。
フライパンの重さ、大きさ、扱いやすさで考える選び方。
一般的な調理にある程度向いていて、お手入れも簡単、軽く使える点で選び方を考えるのであれば、テフロン等の表面加工がされたフライパンが良いでしょう。
テフロン加工のフライパンはコーティングがしてあるのであまり高温の調理には向きませんが、手軽にフライパンを使えれば良いという点での選び方でしたら、焦げ付きにくく扱いやすいのでおすすめです。
しかし、表面コーティングは数年で剥がれてきます。フライパンを消耗品と割り切った選び方でしたら、使いやすいフライパンと言えます。
鉄製のフライパンには鋼板と鋳物があります。選び方は?
鉄のフライパンは、使用前に油で慣らしたり空だきをしたりと、手入れに手間はかかりますが、長く使えるという点での選び方なら納得の逸品が見つかるでしょう。
鉄のフライパンの選び方としては、高温でサッと調理するのに向いている為、特に炒め物、焼き物の料理を作る場合にチョイスするのがおすすめです。
鉄のフライパンには、鋼板で作られるフライパンと、 鉄鉱石を溶かした銑鉄(せんてつ)を型に流して作る鋳物フライパンがあります。両者の選び方としては、メンテナンスの点では同じように手間がかかりますが、重さという点の選び方としては鋳物の方が重いです。
小さいサイズなら重さはさほど気にならないので、あおる様な調理ではなく焼き物専用に使うなどといった選び方や、調理中に食材が鉄分を吸収するので、食べることで鉄分を摂取できるという点で見る選び方もできます。
そのほか調理に応じたフライパンの選び方。
アルミ素材のフライパンは、食材の色を確認しながら調理したいという観点での選び方ができます。熱伝導にとても優れているので、細かな温度調整が可能です。
アルミのフライパンと言えばパスタ料理、と評されるほど適しています。ソースを絡めやすく、あおりもしやすいので作業のしやすさという点での選び方で優秀なフライパンです。
銅フライパンは、プロの料理人がよく使用します。煮込み料理にも向いていますが、熱伝導が良いので短時間で調理したいという選び方に適しています。銅は抗菌作用に優れているという点でも優秀ですが、どうしても重くて値段も高めです。
フライパンの大きさから選び方を考えてみましょう。
フライパンの内径サイズからの選び方の目安をご紹介します。フライパンの内径サイズは16cm~28cmまであります。
フライパンの内径サイズは1cm~2cm刻みの場合が多いです。選び方としては、16cm~22cmほどの大きさで一人暮らしやお弁当作りに充分な大きさとなります。
最も一般的とされるサイズの選び方ですが、例えば24cm~26cmのフライパンでは、2人~4人程度の炒め物や焼き物が充分できる大きさです。
4人以上のファミリー用フライパンの選び方は、焼き物ならば26cmのフライパンで充分ですが、パスタと具やソースを絡める時や炒め物など量が多い場合は28cmのものがあると便利です。
ちなみに直径の大きさでなく、深さという点からみたフライパンの選び方ですが、一般的な深さのフライパンは焼き物、炒め物と幅広く活躍します。一方、浅いタイプはハンバーグや餃子など、表裏を返したい料理に向いています。
フライパンを、材質やサイズの点から見る選び方をご紹介しました。ご家庭のコンロがガスか、IHヒーターかでも選び方は変わります。IHの場合は、フライパンをあおって使えないものもあります。メンテナンスが楽なIH対応のフライパンを選びましょう。
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