2017/04/15
wakahaya
2016/07/26 更新
キッチンの天板にはステンレスや人工大理石、メラミン樹脂、タイル、コンクリート材、天然石など様々な素材があります。水回りというのはどうしてもお手入れが大変になりがちな場所。ここではお手入れが簡単でかつオシャレなキッチンの天板のおすすめベスト5をご紹介します。
[表示する]
キッチンの天板には、様々な種類があります。種類によって価格も異なりますし、性質も異なってきます。代表的な天板は、ステンレス、クォーツエンジニアリングストーン(=人造石)、人工大理石、メラミン、天然石、コンクリート、タイル、木が挙げられます。
ここでは、お手入れがしやすいこととオシャレということにこだわったキッチンの天板のおすすめベスト5をお届けしたいと思います。
キッチンの天板の中で、最も適していると言えるのは、昔から存在するステンレス天板です。耐熱性、耐水性、対汚性、強度のどれをとっても文句なく及第点です。
キッチンのステンレス天板は、多少傷がつきやすいという欠点がありますが、それも最近では硬質のステンレス素材が出てきており、解消されつつあります。
キッチンのステンレス天板は、シンクの部分との継ぎ目を作らなくてよいこともメリットの一つです。天板からシンクまで継ぎ目がないことで手入れも非常にやりやすくなります。
また、キッチンのステンレス天板は、他の素材に比べて、価格も比較的安価におさえられるというメリットがあります。
キッチンのステンレス天板は、価格や性能、手入れの面からみてもとても優秀なのです。ステンレスの硬質な素材の印象もデザイン次第でとてもオシャレにうつります。
クォーツエンジニアリングストーンとは、天然のクォーツを93%程度使用し、そこに樹脂を混ぜ込んで作られた人造石です。天然石と人工石の良いとこどりをしたキッチンの天板になります。
キッチン天板・クォーツエンジニアリングストーンの特長は、固いため傷がつきにくく、また水も通しにくく、耐熱性も高い、汚れもつきにくいことです。扱いやすさという点では、おすすめ5つのキッチンの天板の中でもナンバー1です。
ステンレスの天板と比べて、何が劣るかといえば、やはり価格です。クォーツエンジニアリングストーンは、もとはイタリアからの輸入もので品質も申し分なく良いため、価格がやや高いのです。
キッチンは一度施工してしまったら、10数年は使い続けるもの。長い目でみて気に入るものをチョイスしたいですよね。多少価格は張りますが、クォーツエンジニアリングストーンはキッチンの天板としては最高クラスの商品になります。
日本のキッチンの天板の中で主流を占めているのが、人工大理石の天板です。大理石と名前にはありますが、大理石が含まれているわけではありません。
キッチンの人工大理石の天板のメリットとしては、耐水性や強度に優れ、お手入れも簡単というところが挙げられます。
キッチンの人工大理石の天板の難点を挙げるとすれば、実は意外と熱に弱く、不用意に熱い鍋などを置いてしまうと跡が残ってしまうというところです。
うちのキッチンも、人工大理石の天板にしていますが、熱いものをおいてはいけないということを知らず、茶色い跡が残ってしまいました。取り扱い説明書にはきちんとその旨記載がありますので、私みたいにならないように確認してくださいね。
メラミンでできている天板は、人工大理石の天板よりもやや柔らかいのですが、コスト面でも安価に仕上がることが多いようで、キッチンにはおすすめの素材になります。
キッチンに彩りがほしいという方に、メラミンの天板はおすすめです。他のどの素材よりもバリエーションが豊富ですよ。
メラミンの天板は、デザイン性に優れているので、写真のように木目調のものもあります。キッチンを温かい雰囲気にしたいときに最適です。
キッチンを硬質な感じではなく、温かい雰囲気に仕上げたい、カラフルに仕上げたいという希望がある場合は、メラミンの天板がおすすめです。
キッチンの天板に天然石(本物の大理石など)をという高級志向の方はいまだに多くいらっしゃるようです。天然石はいろいろと難ありな部分もありますので注意点を挙げていきたいと思います。
キッチンの天板に天然石を使う場合に頭に入れておいてほしいのは、まず意外と吸水率が高いということです。水がしみこみやすいということは、汚れも入りやすいということ。
同じ天然石でも御影石なら、大理石よりは吸水率が低くなります。濃い目の色を選べば、汚れも目立ちにくいですね。キッチンの天板はどうしても汚れがつく場所です。メンテナンスのことも考えて選びましょう。
キッチンの天板としては最も高級感がある天然石。しかし、その他の素材に比べ、かなり重く、硬く、手入れの仕方もコツがいるようです。どうしてもキッチンに取り入れるなら、一部分を天然石にするなど、工夫してはどうでしょうか。
タイル天板
タイルをキッチンの天板に使うとかなりオシャレな印象になります。オシャレ度ではナンバー1かもしれませんが、お手入れのことを考えるとあまりおすすめできません。
タイルの天板は、使っているうちにタイル本体ではなく、目地の部分にカビが発生したりすることがあるからです。こまめにお手入れする自信のない方は、避けたほうが無難な素材になります。
コンクリート天板
打ちっぱなしコンクリートは、最近のモダンなデザイナーズマンションなどで多くみられるキッチン天板です。これもオシャレな印象ですし、費用も安くあがりますが、デメリットも。
コンクリート内部には気泡が多く含まれており、かなり吸水率が高い素材になります。使っているうちに汚れが気になる素材といえるでしょう。
お手入れが簡単でかつ、おしゃれなキッチン天板をご紹介しました。キッチンの天板でおすすめなのは、ステンレス天板、クォーツエンジニアリングストーン天板、人工大理石天板、メラミン天板、天然石天板です。長く使い続けることを考えて機能的なキッチンの天板を選びましょう。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局