外壁をツートンカラーにチョイスしてみたらオシャレな外観になるの?
2016/08/25
crowd860
2016/07/26 更新
シンプルでモダンな外観の住宅が人気の昨今。グレーの外壁に興味を持つ人が多いのだとか。グレーは、薄い色だとナチュラルな印象になり、濃い色だとシックな印象になる守備範囲の広いカラー。外壁塗装色をグレーにする際のコツと施工例をお伝えします。
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グレーの外壁は、濃淡を調整したり、グレーに青やピンクや黄色などの色味を少し足したりすることで、周囲の家々との調和を図ることができ、非常に守備範囲の広い色味と言えます。
外壁の色味で人気トップは白ですが、その人気の白に比べ、グレーは経年劣化による汚れが目立ちにくいという利点があります。
外壁にグレーを取り入れる場合、どのような点に気をつければいいのかみていきましょう。
①濃い目のグレーを選びましょう
外壁は、どうしても年月がたつと、砂埃や排気ガスなどによって汚れてくるものです。白っぽいグレーだと、施工したばかりにも関わらず、何だか薄汚れた印象になることも。
②色のコントラストを生かす
グレー一色で攻めるのももちろんアリですが、よりグレーの色味を生かすなら、やはり色のコントラストを生かすことです。他の色の外壁と組み合わせて、グレーの色をぐっと引き立てるようにしましょう。
グレー一色の外壁にした場合でも、サッシや柱の色を、グレー以外の黒や白などに統一することによって、外壁のグレーの色味を生かすことができます。
③グレー+ブルーなど色味をプラスして主張を持った外観に
グレー一色で外観を仕上げたいというイメージが強い人におすすめなのが、グレーに青を足したり、ピンクを足したりして、無機質なグレーに主張を持たせることです。一気にオシャレなイメージに。
外壁にグレーを使う=無難といったイメージかもしれませんが、やり方によってはしっかりと主張を持った外観にすることが可能です。また、グレーは汚れが目立ちにくいという利点もあります。メンテナンスのことを考えても、ぜひ取り入れたい色味です。
2階部分を濃いグレーに、1階部分をホワイトの外壁にした例です。グレーを主役にした王道の外壁コーディネート事例です。
こちらの事例は、濃いグレーの外壁を基本とし、一部分をホワイトの外壁でデザインしたもの。バルコニーの手すりや雨どいもホワイトにして、立体的に仕上がっています。
グレーの外壁にすると、モダンなイメージの家に仕上がりがちなのですが、こちらは、ややナチュラルな雰囲気。理由は、玄関の茶色とウッドデッキの茶色。また、窓枠も2階は白、1階は黒と使い分けています。
たくさんの趣味を持っている二人住まいの方の住宅の施工例です。向かって左側の外壁をホワイトに、向かって右側の外壁をグレーにすることで、個性的なたたずまいとなりました。
建物の形自体がとてもモダンな造りの住宅。基本の外壁はグレーに、ホワイトをアクセントとして使っています。外構もホワイトでまとめてスッキリと。
やはり、グレーの外壁とホワイトの外壁の組み合わせは鉄板です。モダンなデザインの住宅でもクラシカルなデザインの住宅でも違和感なくマッチします。
定石通りといった印象の濃いグレーの外壁ですが、窓枠や門扉などがホワイトで統一されており、コントラストが美しい外観に仕上がっています。
こちらも、基本は濃いグレー一色の外壁ですが、シルバーで統一された窓枠や、縦にすっとひかれた薄いグレーの外壁がアクセントになっています。
こちらの施工例は、濃いグレー一色の外壁に、明るい色ではなく逆に暗い色=ブラックの窓枠を持ってきています。よりモダンな雰囲気に。
窓枠=ブラック、屋根=ブラックで、外壁を一面グレーに塗り替えた例です。やや重い雰囲気はありますが、以前のベージュからイメージは一新。
ブルーグレーの外壁に、ホワイトの窓枠やガレージの扉のホワイトが刺し色になっているカントリー調の住宅。グレーをブルーグレーにするだけで印象が変わってきます。
グレー一色だと、どうしてものっぺりとした印象になってしまいがちですが、窓枠や雨どいなど他の部分にアクセント的に刺し色を入れることで、ぐっとしまった印象になります。
こちらの外壁は、濃いグレーを基本としていますが、玄関前の家の顔ともいえる柱や壁は、レンガ調でまとめるなど、高いデザイン性がうかがえます。
こちらの画像は、上の施工例とは逆で、ホワイトの外壁が基本となっていますが、玄関部分の上に位置するバルコニーや柱の外壁をグレーでまとめたものです。
もともとは下の部分はホワイトの外壁でしたが、それをブラックの外壁に塗り替えたもの。モダンで落ち着いた雰囲気に。
グレー×ホワイトという王道パターンから外れても、意外とキレイにまとまるのがグレーのスゴイところです。
外壁をグレーにする際のコツや、グレーの外壁の施工例をいろいろと集めてみました。いかがでしたか? 最後に一つだけ注意点があります。外壁を決める際には、周囲との調和を考えてください。
上の画像の場合は、グレーの外壁の隣の家も同じような濃い色の外壁のため、バッチリ景観にマッチしていますが、もし自分の家の両隣が淡いグリーンやイエローを基調としている場合、濃いグレーにしてしまうと、暗い印象になってしまうかもしれません。周りの景観も考慮して外壁の色を選ぶようにしましょう。
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