日本人として生まれたら、美しい箸の持ち方で食事をしましょう!
2016/03/13
mi-mi-rikopin
2016/09/14 更新
毎日の食事で欠かせないお箸。子供の頃にお箸の持ち方を教えてもらって身につけたはずですが、正しい持ち方でない大人は結構います。特に女性は食事会などで取り分けしてあげる時など、持ち方がおかしいと恥ずかしい思いをすることも。正しく持って、素敵な女性を目指しましょう。
食事でお箸を使ったことのない人なんて、いないと思います。
あからさまに間違ったお箸の持ち方をしていれば別ですが、自信を持って正しくお箸を使えていると答えられるかどうかは、微妙な線です。
大きくは間違っていないけど、癖のある持ち方やみんなが陥りやすい持ち方はあるようです。
よくある間違ったお箸の持ち方を見てみましょう。
ご自分が当てはまっていないか、チェック!
にぎり箸
特にお箸の持ち方をマスターしていない子供に多いのが、にぎり箸です。スプーンやフォークを握っていたまま、お箸をもっている形ではうまく扱えません。
交差箸・クロス箸
お箸の先がクロス(交差して×の形)になってしまう持ち方です。これも子供がよくやってしまいがちな持ち方で、大人になってからは見栄えが悪いのですぐに直した方がいでしょう。
ペン箸
薬指を使わず、ペンを持つようなお箸の持ち方です。これでは箸先をうまく動かすことが出来ません。
パッと見は正しいように見えてしまいますので、要注意です。
それでは、正しいお箸の持ち方を確認してみます。
正しいお箸の持ち方は、お箸の頭から3分の1の位置を持ちます。上のお箸は親指と人差し指、中指の3本で持ち、下のお箸は薬指の第一関節と親指の付け根に置いて固定します。
この持ち方ができれば、動かし方もさほど難しくありません。
正しいお箸の持ち方のポイントをまとめてみます。
基本的に下のお箸は動かしません。薬指の第一関節、だいたい爪の横あたりに乗せ、親指と人差し指の付け根にはさんで固定します。
上のお箸を動かすので、こちらが重要です。人差し指と中指、親指で持ちますが、親指は人差し指の第一関節あたりに持ってくるのがポイント。
親指があたっている上のお箸を支点にし、人差し指と中指の第二関節あたりを動かすのです。親指を人差し指の前の方に持ってきてしまうと、お箸は動かしづらくなります。
最後に、お箸の頭はくっつきません。もちろん食べ物をつかむために箸先はくっつきますが、頭は閉じず、三角形になる感じです。
お箸の持ち方
正しいお箸の持ち方を、動画でも確認してみましょう。嫌われる箸の動作も出てきますので、大変役に立ちます。
正しいお箸の持ち方
ゆるキャラ!?のオハシマンがお箸の持ち方の練習方法を動画で教えてくれます。間違った指使いなど、とてもわかりやすい説明です。
お箸の持ち方を直すのは、さほど難しくありません。
ちょっとしたコツをつかめば大丈夫です。
上のお箸だけ動かすのが難しいことが多いようです。まずは1本だけで練習してみましょう。上のお箸を正しく持って、数字の「1」を書くよう上下に動かす練習をしましょう。
お箸ではなくても、ペンなどでも代用できます。
輪ゴムを1本用意したら、親指と人差し指に輪ゴムを8の字にかけます。そのまま上のお箸を正しく持ちましょう。
親指の付け根から輪ゴムをくぐって、下の箸を通します。それからお箸を上下に動かしてみてください。うまく使えるよう、練習しましょう。
輪ゴムの大きさは、やや小さめが良いかもしれません。指がきついと感じない程度の、ちょうどよい大きさを探してください。
正しくお箸を持ち方ができるように工夫されたものが販売されています。
エジソンのお箸 右手用
¥1,308(税込)
人差し指と中指をリングに入れ、薬指はフックの下にかけます。お箸を持つ位置を理解できます。少しずつ慣らして、正しいお箸の持ち方を身に付けられます。
エジソンのお箸は、子供用もあるので家族で練習してもいいですね。
きちんと箸 大人用
¥1,254(税込)
お箸をきちんと持つために、シリコン部分が支点や持ち方をサポートしてくれます。こちらでお箸の持ち方に慣れたら、シリコン部分を取り外して市販のお箸に装着することも可能です。
はし上手
¥1,594(税込)
お箸の持ち方の練習用として、持つ位置に合わせたマークとくぼみで自然に矯正できるようになっています。名入れも出来るから、プレゼントにもおすすめです。
エジソンのお箸
¥1,296(税込)
子供用にはこちらがおすすめです。どちらのお箸にもリングがついているので、持ちやすい!右利き用、左利き用あるのも便利です。
アニマルお箸サポート
¥108(税込)
100円ショップのダイソーで、販売されています。3つ入りで、気に入ったお箸に挿して使うものです。兄弟でわけあったり、外出時にかさばることがなく持って行けます。
お箸を正しく持って食事を頂く。日本人として最低限のマナーではないでしょうか。
お箸の持ち方が間違っていると、「躾がなっていない」「親が笑われる」「育ちが悪い」などと言われます。とても印象が悪いのです。
たかがお箸と思うかもしれませんが、その所作が美しいだけで素敵な女性に見えたりします。
逆を言うと、持ち方が身についていないだけで全人格が否定されてしまうことも有り得ます。
ぜひ、正しい持ち方を身につけてくださいね。
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