2017/06/13
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2016/09/22 更新
料理の基本である包丁。包丁には沢山の種類がありますので、扱う食材によって包丁の用途は様々。刃物ですので切れることには間違いないのですが、包丁の種類によって得意分野が違うのです。今回は一般的な包丁の種類と用途について、簡単にご紹介していきたいと思います。
誰もが使ったことのある包丁。
包丁にはいろんな種類がありますが、みなさんはどれくらいご存知ですか?
「包丁なんてどれも同じ」なんて思う方は多いでしょう。
でも種類によってそれぞれ刃渡りや形などが大きく異なります。
プロと呼ばれる料理人の方々は、なんと5本以上もの包丁を使いこなします。
特定の食材に特化した特殊用途の包丁も数多くあります。
一般的に使用される包丁は大きく分けて、和包丁と洋包丁の2種類です。
今回は一般家庭でよく使われるこの2種類について説明していきたと思います。
恐らくほとんどの家庭にある、いわゆる「普通の包丁」です。
”三徳”は「肉」「魚」「野菜」など幅広い用途で使用できる点に由来しています。
どんな食材にでも使用でき、刃渡りが長くないので料理初心者でも安心して使えます。
魚をさばくために必須となる包丁の一つです。
ずばっと頭を切りおとしたり、背開きや骨の処理をするのに適しています。
刃が非常に厚く重いこともあり、切れ味は圧倒的に鋭いです。
出刃包丁の種類の一つで、小ぶりの魚をさばくための小さな出刃包丁の事をいいます。
小魚おろしや骨切りに便利です。
名の通り刃が薄く、主に野菜を切るために使う包丁の種類です
中央部でかつら剥き、つまなどの細工・きざみ・面取などほとんどの野菜調理を1本でこなします。
野菜以外の食材を切ることには適していません。
菜切り包丁は薄刃包丁と同じ野菜用の包丁です。
薄刃包丁が片刃であるのに対し菜切り包丁は両刃であることから、扱いやすく手入れもしやすいので一般家庭向きの包丁です。
包丁の天敵である 「ネギ」が繋がらずによく切れます。
刺身包丁は、その名の通り切り身の魚を刺身に下ろす時に使います。
関西では先が尖り柳の葉に似ていることから「柳葉包丁」、関東では刃が四角く直線的で「蛸引包丁」と、同じ種類でも別々の名前で呼ばれています。
特に魚を下ろすことに特化した出刃包丁ですが、三枚おろしや切り出し・野菜の調理などに使えて用途が広い万能包丁です。
名前の通り漁師が船上で様々な調理をこなすために開発された種類の包丁です。
シェフナイフと呼ばれており、魚や肉の薄切り、野菜やパン切りなど様々な用途に使えます。
要は海外版三徳包丁!
本来は食肉の仕分け用の肉切り包丁です。
小さいけれど非常に万能で小回りが利くため、果物や野菜の皮を剥く時に非常に重宝します。
大きな包丁では面倒な細工もこのペティナイフがあれば意外に簡単にできます。
家庭では必需ではありませんが、1本持っていると非常に便利です。
柔らかい食パンやカステラなどを薄くきれいに切るには、波刃の付いた専用のパン切り包丁が最適です。
ハムやサーモンのスライスなどにも使えます。
四角く身幅の大きい見た目から使いやすいようには思えませんが、実は中国版三徳包丁と言えるくらい使い万能包丁なのです。
刻む、叩く、潰すなど何でも1本の包丁でできてしまいます。
形は刺身包丁のように細い幅で、長い刃渡りで肉をスライスする為の包丁です。
切れ味という点では刺身包丁に劣りますが、刺身の調理にも使うことが出来ます。
包丁の材質には、大きくわけて3種類にわけることができます。種類別に特徴をみていきましょう。
鋼の包丁はよく切れるのが持ち味です。
ステンレスに比べ錆びには弱いのでお手入れの手間はかかりますが、研ぎ直しがしやすいと言われています。
ステンレスの包丁は錆びにくいのでおススメです。
洗剤で洗って水分をふき取れば、ほとんどさびること
とても種類が豊富なのもステンレスの特徴です。
セラミックの包丁の特徴は、薄く切れ味が鋭く薄くて軽量なところ。
錆びることもありませんので、お手入れは簡単です。
薄く軽い反面、固い食材を切る時には刃こぼれに注意しましょう。
さて、お気に入りの包丁や使ってみたい包丁はありましたか?
包丁も人間と同じで、それぞれ得意分野や苦手分野があります。
選び方としては、まず「洋包丁」か「和包丁」かを選ぶといいと思います。
洋包丁は比較的オールマイティに使える形をしているのに対し、和包丁は専門性が高い形をしているものが多いです。
【三徳包丁】もしくは【牛刀】が1本と、【ペティナイフ】が1本があればおよそのコトは足ります。
お料理のステップアップをしたい、ということになったら、目的別や用途別に選んでみるといいでしょう。
いかがでしたか?
包丁の種類にこだわらなくても料理を作ることは可能ですが、
使いやすい種類の包丁を選ぶだけで、料理の出来栄えもスピードもグッと上がるはずです。
包丁1本替えるだけで、お料理するのがとても楽になるかもしれませんね。
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