2016/09/22
シロクロ
台所に欠かせないアイテム「包丁」。その種類はかなり豊富で購入の際、初心者は迷いがちです。そこで本文では、初めての包丁選びに役立つ情報をランキング形式でまとめてみました。包丁の種類や銘柄など様々な包丁に関するジャンル別ランキングをご覧ください。
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包丁とは
・食材を切断または加工するための刃物
・調理器具の一種
・正しくは「庖丁」(「包丁」は同音の漢字による書きかえ)
こんなに豊富!包丁の種類
・材質による分類
:鋼、ステンレス、セラミックの3種
・用途による分類
:和包丁(三徳包丁、出刃包丁など)
:洋包丁(ぺティナイフ、牛刀など)
:特殊包丁(果物ナイフ、中華包丁など)
包丁は日常生活の中で身近なアイテムですが、意外に包丁について考えてみる機会はあまりないように感じます。どんな包丁があると便利なのかランキングを通してみてみましょう。
パン切り包丁とは、波形の刃をもつ特殊包丁の一種。「ブレッドナイフ」とも呼ばれています。今や日本では朝食の定番となり、ご飯に負けないくらい国民食となったパン。こちらの包丁さえあれば、パンを押しつぶさずに切ることができ、1本あると非常に便利です。
売れ筋No.1:ブレッディ焼きたてパン切り
貝印 ブレッディ 焼きたてパン切り AC-0054 230mm
参考価格:¥1,620(税込)
アマゾン「パン切り包丁」部門でランキング1位
切りにくい焼きたてのふかふかのパンをスムーズにカットできるパン切り包丁。
ペティナイフとは、洋包丁の中で最もサイズが小さい包丁で、幅も狭く細長くなっています。包丁の先端が尖っているのが特徴で洋包丁で最もポピュラーと言われる牛刀をそのまま小さくした包丁です。
売れ筋No.1:ネオヴェルダン ペティナイフ
下村工業 ネオヴェルダン ペティナイフ 125mm NVD-04
参考価格: ¥ 2,700(税込)
包丁の材質:ステンレス.刃身:モリブデン鋼
食洗機使用可
三徳包丁とは、日本の家庭で最も一般的な包丁と言われている包丁の1つです。三徳包丁は文化包丁と呼ばれることもあります。日本でよく食材として使われる野菜や肉、魚といった食材を一本で処理できることから「三徳」という名がつけらました。一人暮らしなどの場合は、三徳包丁1本だけあれば、とても重宝しそうです。
売れ筋No.1:ヴェルダン ペティナイフ
下村工業 ヴェルダン 三徳庖丁 165mm OVD-11
参考価格: ¥ 3,240(税込)
オールステンレス製一体ハンドル型包丁
身近な道具である包丁ですが、実はとても奥が深く、日本が世界に誇れる商品の1つであることはご存知でしたか?世界ランキング1位と言っても過言ではない素晴らしいクォリティを持つ日本製包丁について包丁ブランドと合わせて詳しくみてみましょう。
海外の名立たる有名シェフたちの指名ランキングNo.1と言われる通称「Knife Japan」つまり「和包丁」ですが、その多くは、岐阜県関市で製造されています。
岐阜県関市は、独のゾーリンゲン(Solingen)、英のシェフィールド(Sheffield)と並び、刃物の「3S」と呼ばれる、世界的な刃物の町です。
岐阜県関市
・ぎふけんせきし
・中部地方、東海地方
・面積:472.33km2
・総人口:88,813人(推計人口、2016年6月1日)
・特産品:包丁などの刃物、うなぎ、ゆず等
日本で生産される包丁の実に40%以上がこの岐阜県関市の製品だと言うことです。また関市には、岐阜県刃物会館があり、博物館では2,000点をこえる刃物を観ることができます。また良質の包丁を市価の2割引程度のお値段で購入することもできます。
岐阜県刃物会館
所在地:岐阜県関市平和通4-6
営業時間:午前9:00〜午後5:00
包丁、鋏、爪切、彫刻刀、キッチン用品等を展示・販売。
世界で日本と並ぶ良質な包丁の生産国ドイツの有名老舗メーカー「ツヴィリング・J.A.・ヘンケルス」も関市に工場を置いています。関工場は、2004年に建てられドイツと日本の技術を融合させた包丁を生産しています。
ツヴィリング・J.A.・ヘンケルス
・1731年に創業
・独ゾーリンゲンが本拠地
・社名の「ツヴィリング」とは、ドイツ語で「双子」の意。
・双子のマークで有名な刃物メーカー
・日本では包丁、各種はさみ、キッチン用品などを販売
世界で有数の包丁生産国日本。日本国内には数々の包丁ブランドがありますが、どんなブランドの商品がよく売れているのでしょうか?調べてみました。
京セラ株式会社
・本社は京都府京都市伏見区。
・電子機器、情報機器、通信機器、太陽電池関連メーカー
・その他セラミック製品、クレサンベールなども製造・販売
・セラミック製包丁ではダントツの人気を誇るブランド
京セラの売れ筋商品はこちら!
カラーキッチンシリーズ
参考価格:¥5,250(税込)
素材・材質:刃/ファインセラミックス、柄/ポリプロピレン
漂白除菌OKの包丁
貝印株式会社
・本社所在地:東京都千代田区
・設立:1954年11月15日(創業は1908年6月)
・包丁などの調理用品や化粧道具、衛生用品を販売。
・家庭用包丁の国内シェアはトップクラス
大手企業の貝印。もとはカミソリのメーカーですが、今では海外から日本に買いに来る人もいるほど人気の「旬」シリーズや一般家庭で広く使われる「名刀の極み関孫六」シリーズなど、人気の高い包丁生産メーカーでもあります。
貝印の売れ筋商品はこちら!
名刀の極み関孫六シリーズ 関孫六匠
参考価格: ¥4,860(税込)
人気のオールステンレス包丁。
手によくフィットし、持ちやすいと評判です。
下村工業株式会社
・140年以上前に三条刃物鍛冶として創業
・昭和32年に「下村工業株式会社」設立
・本社は新潟県
・各種業務用・家庭用包丁などを製造
・平成6年には香港に生産・営業拠点を開設
日本国内では、下村工業の包丁がダントツの人気を誇っています。下村工業の包丁は品質はもちろんのこと、お手ごろなお値段も手に取りやすいポイントの1つのようです。
下村工業の売れ筋商品はこちら!
ヴェルダン三徳庖丁165mm OVD-11
参考価格:¥3,240(税込)
その切れ味と手ごろなお値段が魅力。
アマゾンの三徳包丁売れ筋ランキング1位!
大衆性が高い人気ブランド以外にも世界のシェフから注目されている日本ブランドの包丁があります。海外で賞を多く受賞し、絶賛されている包丁「グローバル」についてみてみましょう。
包丁界のロールスロイス
価格帯:¥6,000(税別)~
・ステンレス一体構造型包丁
・1983年に発売
・製造元は「吉田金属工業」
・アイテムの数は100種類以上
吉田金属工業株式会社
・本社所在地:新潟県燕市
・1954年、洋食器メーカーとしてスタート
・事業内容:包丁関連製品の製造販売
・従業員数:100名
実はグローバルの包丁、日本で発売された当時はさほど良い評価を得ることができなかったそうです。初めて発売されてから5年後となる1988年にドイツで行われた国際見本市に出展。そこからグローバルの快進撃が始まりました。
海外のプロに認められたことで注目されはじめたグローバル。その人気は日本に逆輸入され、今では知る人ぞ知る名品として認められています。その魅力について調べてみました。
魅力その1:デザイン性
・1990年10月、旧通商産業省「グッドデザイン賞」受賞
・1991年01月、「インターナショナルデザイン年鑑」に掲載
・1992年、グローバルの包丁が、オランダの料理人同業者組合が選ぶ「調理器具優秀賞」を獲得
・1995年07月、英「WHICH」誌の「ベストナイフ」に選定。
魅力その2:安全性
・持ちやすいよう丸みを帯びた包丁の握り手
・包丁の握り手に滑り止めのドット加工
・オールステイン一体構造で雑菌がつきにくく衛生的。
魅力その3:抜群の切れ味
・極薄刃
・クローム18%含有の超硬質モリブデン・バナジウム製
・従来の包丁よりも、長い間切れ味を保つことが可能
魅力その4:バリエーションの豊富さ
・GLOBALシリーズ:一般向け包丁
・GLOBAL-PROシリーズ:プロフェッショナル向け包丁
・セット商品も豊富。
・売れ筋ランキング1位は「グローバル3点セット」
日本に住む人にとっては、身近な日本製包丁。このように実は、世界でもとても高い評価を得ています。このようなことから、初心者の方にもお勧めの包丁ランキング1位は日本製の包丁と言えます。是非ご参考ください。
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