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一人暮らしの電気代、夏と冬でどう違う?気になる相場を徹底解明!

一人暮らしをしている学生・社会人の皆さん、自分の家の月々の電気代が高いのか安いのか気になったことはありませんか?それぞれライフスタイルが違っても、電気の使い方一つで金額は大きく異なってきます。今回はそんな一人暮らしの電気代の節約や相場についてまとめてみました。

【一人暮らしの電気代】毎月いくらか把握できていますか?

生活をしていく上で必要不可欠な電気、1ヶ月でどれくらい使用しているか把握していますか?一人暮らしの方で、入居する時にした契約のままなんとなく過ごしている人も多いのではないでしょうか。実は一人暮らしの電気代も、こまめに見直すことによって大幅に節約できることが可能なのです。気になった方は、ぜひ一緒に勉強していきましょう!

一人暮らしの電気代は平均いくら?夏と冬で違う相場にも注目!

実際のところ、一人暮らしの電気代が平均いくらか気になりませんか?
総務省統計局の家計調査で、一人暮らし世帯の電気料金の平均が明らかになっているようです。
少し覗いてみましょう。

昨年2015年の平均額が年間39,079円、ひと月あたりの平均額は3,257円ということがわかります。過去3年間(2012年~2015年)の平均値を出すと、年間39,894円、ひと月あたり3,325円です。

出典:https://enechange.jp

大体1ヶ月で3000円代が平均という結果が出ているようです。
季節によって大きく変動することも多い電気代ですが、一人暮らしの方はこのくらいの金額を目安にすると良さそうですね。

では夏と冬では電気代にどれくらいの差があるのか?

先の文章でも触れましたが、電気代は季節によって大きく変動してきます。
特に寒暖差が激しい夏や冬は電気を大量に消費する季節だということは、皆さんご存知だと思います。
人によって違うと思いますが、これもどのくらいの差が出るのか調べてみました。

総務省統計局の家計調査によると、過去3年間の1人暮らし世帯~5人暮らし世帯までの冬季(1月~3月)と夏季(7月~9月)のそれぞれひと月あたりの電気代平均額は上記の表のようになります。これを見ると、どの世帯も冬の電気代のほうが夏の電気代よりも高いことがわかります。

出典:https://enechange.jp

引用元の表を見ていただくとわかるのですが、どの世帯にも関わらず夏よりも冬の方が平均的に高い金額になっているようです。

1人世帯
冬の平均額は6,030円、夏の平均額は4,811円、
冬のほうがひと月あたり1,219円高い

出典:https://enechange.jp

具体的に数字にしてみると、こういう結果が出ているようです。
1年通しての平均が3000円程だと先ほど記しましたが、夏場の電気料金が1000円〜2000円上がっているのに対して、冬場の電気料金は平均の2倍近くという結果になっています。

一人暮らしの世帯でもこれくらいの出費になっているという結果を見て、あなたはどう感じましたか?
これを高いと思うか安いと思うかはそれぞれの感覚によると思いますが、地球温暖化や自身の家計のためにもできる限りの節電はしていきたいですよね。
次章からは一人暮らしの電気代の節約について、対策を詳しく見ていきましょう!

一人暮らしの電気代、どう節約する?冬場の対策方法を見てみよう!

それでは、一人暮らしの電気代をどう節約していけばいいのかご紹介していきましょう。
この章では先ほど消費電力が最も多いということが明らかになった、冬場を重点において説明していきます。

冬場のエアコンは自動運転にするべし

冬場の暖房器具の一つとして欠かせないエアコン。効率的な使い方はその設定方法にあったようです。

エアコンの電気代を気にして弱風モードで運転してしまうと余計電気代がかかってしまいます。エアコンは設定温度になるまでが一番電気代がかかります。自動運転モードにしておくと、設定温度まで一気に温度を上げてその後は自動で送風運転に切り替わるため、電気代を一番節約できます。

出典:https://enechange.jp

弱風モードの運転の方が電気代がかかってしまうとは驚きですね!一気に部屋の温度を上げて、その都度エアコン自体に調整してもらうのが一番最適なのかもしれません。
最近のエアコンは節電の精度も上がってきているので、こまめにスイッチを切ったりなどしなくても十分節電できそうですね。

窓の断熱を工夫するべし

部屋には必ずと言っていいほど窓がありますよね。冷気はこの窓から入ってくるものが大半だと言っても過言ではありません。その対策方法を見ていきましょう。

家の窓からいちばん熱が外へ逃げてしまいます。断熱シートやカーテンなどで窓の断熱を工夫することで、室内の熱を逃がさず外からの冷気をシャットアウトできます。結果、余計な暖房代をかけずにすむので節約できます。

出典:https://enechange.jp

これは割と一般的になりつつある知識かもしれませんが、ホームセンターやショッピングモールに始まり、今や100円ショップでも断熱グッズが販売されています。
さほど値段もかからない上に、これで暖房器具を効率良く使用できるのなら、断熱シートや断熱グッズを取り入れてみる手もアリかもしれません。

こちらは窓に貼ることによって、断熱できるシートです。暖房効果もアップする上に冬場の窓ガラスにできてしまう結露の防止にもなる、まさしく一石二鳥の優れものですね!
接着剤などは使わずに水で簡単に貼れるタイプのものが多いので、賃貸で一人暮らしをしている方でも手軽に取り入れられる一品でしょう。

窓に貼る作業すら面倒だという人にはこちらもおすすめですよ。
置いておくだけで外からの冷気を遮ってくれるという商品です。可愛いデザインのものもあり、ただ置いてあるだけでインテリアの一部になってくれそうですよね。
冷気は重く、上昇しにくいので足元から遮るというこのタイプの商品はまさに理にかなっているとも言えます。

こちらはカーテンレールに取り付けるだけで暖房の暖かさをキープしてくれる商品です。
先ほど冷気は足元からと記しましたが、これならカーテンの隙間から入ってくる冷気をうまくシャットアウトしてくれそうですね!
透明なカーテンなので、日差しを遮ることもなく効率的な暖房効果を期待できそうです。

暖房器具の設置の仕方を見直すべし

エアコン以外にもストーブやこたつ、ホットカーペットなど場所を変えて設置できる暖房器具もたくさん販売されています。こういった暖房器具を使用して効率的に部屋を暖めることも、一人暮らしの電気代の節約につながるようですよ。

エアコン・ファンヒーター・電気ストーブなどは、それぞれ特徴や暖房に適した場所があります。それぞれの暖房器具の特徴を理解し、目的に合わせて適切な設置場所を選ぶことで無駄な電気代をかけることなく節約できます。

出典:https://enechange.jp

エアコンは設置したらそこから動かすことは容易にできませんが、その点ファンヒーターやストーブといった暖房器具は動かせるので便利ですね。
一人暮らしであまり広い部屋に住んでいない、という人にはエアコンなしでもこういった暖房器具だけで十分部屋を暖めることができそうです。

LED照明に変えてみるべし

最近はLED照明が普及してきているのでもうすでに設置している人も多いかもしれませんが、やはりLED照明は節電にも効果的なようです。

LED照明は消費電力が少ないので電気代を節約できます。照明をつけている時間が夏に比べて長くなる冬に向けて、照明をLED照明に変えてみても良いでしょう。

出典:https://enechange.jp

冬は特に日照時間が短くなるので、自然と電気を使う時間も増えることから電気代が多くかかる原因にもなっているようです。
どうせ長く電気をつけているのなら、消費電力が少ない照明に切り替えたほうが手っ取り早いのかもしれませんね。

洋服を工夫するべし

これが一番手軽にできそうな対策かもしれません。
毎日必ず着る洋服ですが、可愛くオシャレでありつつも暖かくする方法はいくらでもあります。

ユニクロの「ヒートテック」やイオンの「ヒートファクト」のような、着るだけで温かいインナーを着るなど洋服を工夫するのも効果的です。服装を暖かくすると同じ室温でも寒さを感じにくくなるので、暖房器具の設定温度を無駄に上げることがなくなり、電気代が節約できます。

出典:https://enechange.jp

今や冬のマストアイテムと言ってもいいくらい一般的に普及している「着るだけで暖かいインナー」。薄くて軽い素材のものがほとんどで、オシャレの邪魔になることもなく着こなすことができます。
暖房器具だけに頼らず、まずは自分の身を暖めることから始めてみるのもいいかもしれません。

一人暮らしの電気代、夏も節約したい!その対策とは

先の章で冬場の電気代の節約について説明してきましたが、夏場も油断できません。
うだる暑さが続く日中、最近は場所によっては夜ですら涼しくならず、熱帯夜が当たり前の地域もあるほどです。
そんな夏の節電対策も見ていきましょう!

エアコンはつけっぱなしにするべし

夏場のエアコンの扱い方は気になる人が大多数なのではないでしょうか?
こまめに切ったほうがいいという意見もあれば、つけっぱなしのほうがかえって節電になるという意見もありますね。
こちらで調べた結果、節電に効果的なのはどうやら後者のようでした。

「節電=使わない電源をまめにオフにする」が正解だったのは昔の話。
現在は、基本的にエアコンはつけっぱなしにしておくのが節電になる可能性があります。 一般的に家電は、起動時に一番電気を使います。エアコンの場合は室内の温度を設定温度まで近づけるときに消費電力が大きくなり、気温が一定になれば消費電力が少なくなります。

出典:https://enejoys.jp

冬場のエアコンの説明時にも触れましたが、最近のエアコンは精度のいいものがとても多いのが事実です。
こまめに切ってしまうと部屋が外の熱気に負けて再び温度が上がり、それを冷やすためにエアコンをつけなければならないことになるので、逆に負のループになるという考え方でいいでしょう。1〜2時間程度の外出なら、スイッチを切らずに出かけてしまうほうがかえってお得なのかもしれません。

ただし、あなたの自宅に設置されているエアコンの製造年月日が古い場合は要注意。家電の省エネ性能は年々上がっていますが、古いエアコンの場合は新しいものに比べ、室温が一定の状態でも電力を大量消費してしまう可能性があります。

出典:https://enejoys.jp

しかし、あまりに古いエアコンだとその常識は通用しないこともあるようですので要注意です。ご家庭のエアコンの電力をよく把握した上で使用したほうがよさそうですね。

サーキュレーター(扇風機)を併用するべし

夏の暑さに対応するためにエアコンはほぼ必須になりつつあるのですが、さらに効率良く部屋を冷やす方法としてサーキュレーター(扇風機)を使用するといいでしょう。

帰宅時に家の中に熱気がこもっていると感じた場合、一旦窓を開けて扇風機で熱気を外に逃がし、室温を下げてからエアコンを起動すれば、稼働時の電気代を抑えることができます。

出典:https://enejoys.jp

なるほど!これは目からウロコですね。エアコンをつける前段階の準備としてこの手順を踏んでおくだけでも大分温度も変わってきそうです。

また、空気は冷たいものは下に、温かいものは上に移動します。エアコンの起動中に扇風機の首を上に向け回転させれば、部屋の空気を対流させることができ、効率的に部屋を冷やすこともできます。これで設定温度を1℃上げても「暑い」ということはなくなるでしょう。 また、ハッカ油を使用すると効果がさらに上昇するという裏ワザもあります。

出典:https://enejoys.jp

サーキュレーターなら向きを変えることもできますので、上に向けて風を送ることでエアコンの冷風の流れを変えて空気を循環させることも可能なわけですね。
ハッカ油を使用するというのも、これまた目からウロコです。

エアコンのフィルターを掃除するべし

ご存知な方も多いと思いますが、なかなか面倒なのがこのエアコンのフィルター掃除。
しかしこの作業をサボってしまうことで電気代が上がってしまう原因にもなるそうです。

フィルターを掃除することで、冷房時は4%、暖房時は6%の消費電力が削減できるとのこと。 理想は2週間に一度、それが難しくてもこまめにフィルターを掃除してエアコンの効きを良くすれば、これも立派な節電になります。

出典:https://enejoys.jp

2週間に一度は掃除した方がいいそうです。自分の家はどれくらい前に掃除したか・・・と思い返して気が遠くなってしまう方もいるかもしれませんね。
しかし背に腹は代えられません。頑張って掃除しましょう。

冷気、熱を逃がさない工夫をするべし

これは冬場夏場関係なく言えることですね。効率的に部屋の温度を保つためにはそれなりの対策が必要になってきます。

ちょっとした工夫としては ・カーテンを閉めて日光を遮る(夏)/エアコンの送風を閉じ込める(夏・冬) ・断熱シートを窓に貼る(冬) ・冷感インナー(夏)、発熱インナー(冬)の着用 ・敷きパッド(夏)、湯たんぽ(冬)の利用 などもエアコンの効果を高めたり、人間自身が体温調節を行ったりすることによってエアコンの設定温度の上下を防ぐことができます。

出典:https://enejoys.jp

季節に応じて断熱、冷感などの対策グッズが販売されている昨今、これを使わない手はありませんね。冷房に頼るのも結構ですが、できればそれ以外の身の回りもきっちり対策していきたいものです。

冬には冬の、夏には夏の対策方法がそれぞれあるという事がおわかりいただけたかと思います。
シーズンごとに、自身のライフスタイルにあった方法で一人暮らしの電気代を節約していきましょう!

電気代も選べる時代に!今加入している料金プランを見直してみよう

ニュースで一時報道されていたように、2016年4月から電力の自由化が始まりました。そのため、電気を売る企業も増えて消費者が電力会社を自由に選べる時代へと進化しました。

2016年4月の電力自由化によって、私達が選べる電力会社のプランが増えました。みなさんは携帯電話を買う時に、自分の使い方に合うお得な料金プランを選びますよね。それと同じように、これからは電気も自分の使い方に合うお得なプランを選べるんですよ。

出典:https://enechange.jp

この文章にもあるように、自分で料金プランを選べるということは携帯電話の料金プランを選ぶ感覚と何ら変わらない状況になってきているのです。せっかく自分で自由に決められるのなら、お得な料金プランに加入したいですよね。

一人暮らしの電気代にあった料金プランとは?

電力自由化に伴って、たくさんの企業が電力の販売に参戦しています。
選ぶ選択肢が増えるということは私たち消費者にとってメリットにもなりますが、逆にどこを選べばいいのかわかりづらくなっているというのが難点でもありますよね。

そんな悩みを持っている方にオススメ!電力比較サイト「エネチェンジ」さんのサイトです。
条件を入力していくだけで自分の理想にあった料金プランを紹介してくれるので、電力会社のことが一切わからない人でも気軽に比較ができるようになっています。
一人暮らしの世帯から多世帯に至るまで、様々な条件が用意されていますので、きっと自分の生活にあった電気代の料金プランが見つかることと思います!

一人暮らしの電気代を節約して、さらに潤った生活を手に入れよう!

お金は有限にあるものではありませんから、できることから節約していくことで結果的に自身の生活が潤うことにもつながります。
仕送りやバイトで生活している学生さんも、働いて自分で生活資金を稼いでいる社会人さんもこの知識は知っていて損なことではありません。
一人暮らし生活の電気代だけではなく、光熱費全般を見直すことによってさらに無駄がなくなることと思います。この機会に今一度、自分の生活を見直してみてはいかがでしょうか?

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