2019/10/30
renz0309
2021/04/29 更新
細かい物をまとめる時や、カバンの中を整理整頓する時に意外と便利なポーチ。プラダやジェラートピケ、ケイトスペードなどのブランド物も人気ですが、作り方を覚えてハンドメイドすることで、友人や同僚との話のきっかけになることも。今回は初心者でもできるポーチの作り方を紹介していきます。
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・ミシン
・ファスナー押さえ(ミシンで作る場合)
・クリップまたは待ち針(仮止め用)
・針、糸、はさみなどの手芸道具
・アイロン
・先が太めの棒など(箸などでOK)
・目打ち(あればでOK)
続いて、手作りポーチに必要な材料についてです。
完成サイズは横20cm × 縦12cm × マチ2cmを想定しています。
※完成させるサイズによって用意する布のサイズも変わります
・ファスナー 20cmを1本
・表布(横23cm×縦15cm)2枚
・内布(横23cm×縦15cm)2枚
・接着芯(横23cm×縦15cm)2枚
・タグなど(お好みで)
布選びのポイントですが、初心者の方は、厚地で縫いづらいデニムやレザーは控えたほうがいいでしょう。作りやすさでは、伸縮性があまりなく、厚みが薄いもの~普通くらいの生地がおすすめです。特に、コットンやリネンなどは、柔らかいので初心者向けの素材です。また、柄の向きを気にしないといけないものは柄合わせが難しいので、無地や向きを気にしない生地を選ぶことで、スムーズに作れるので参考にしてみてくださいね。
次に、ポーチの作り方をステップ別に解説します。
まずは、ミシンの押さえをファスナー用の押さえに変えます。ファスナーの片側から2枚一緒に縫い付けをしますが、順番は、内布のオモテの上にファスナーを乗せ(上にファスナーのオモテがきます)、その上に表布(一番上が表布のウラになるように)を重ねて置きます。右端を布端から7mmのところで縫い合わせます。
縫い合わせたら、たたみ方を変えて、ファスナーの左側も縫っていきます。ファスナーが見えるように開き、表布の右端をファスナーの左端へ揃えて、内布も同じように端を合わせてたたみましょう。たたんだら、ファスナーの時と同じように、布端7mmのところで縫い合わせます。
2つとも裏返しの状態のため、表に出るように、手を入れてひっくり返します。表布側の中へ手を入れて、ファスナーの左端をつかみ、引きます。横向きにしたら、両端が開いていて、ファスナーは閉じた状態になっていればOKです。
ファスナーが開かないように、両端を縫いしろ1cmでしっかり仮縫いをします。スライダーは真ん中にして、ファスナーを開けておきましょう。開けておかないと、表にひっくり返せなくなるので気をつけてください。
本体を裏返し、脇を中に押し込むようにたたみます。布端から7mmを縫います。
両端が縫えたら、端の長さと同じ長さのリボンを用意します。布端をリボンでくるんできれいにし、2つ折りでくるんで縫います。リボンではなく、バイアステープでもOKです。
立体にするためにマチをつけます。マチの布端もリボンでくるみましょう。手を入れて4か所の角をつぶします。マチの幅はお好みで変えてください。印をつけて、直線で縫っていき、縫った角はカットします。そこにまたリボンをつけて4か所くるんでください。
仮縫いしていた糸を外し、表に返して形を整えます。
形を整えたら、、、完成です!
さらに、手作りポーチの完成度をより上げるためのポイントを、いくつかお伝えしていきます。
曲線が多い形状のものや台形型のポーチは、型紙が必要なケースがあります。通常の形状でもよりキレイにしたい時は、型紙を使うと失敗が減って便利です。
マチがあると収納力がUPします。深めのポーチを作りたい時は、立体を作る工程で、マチのサイズを7cmほどにして作ってみてください。マチがあると、メイクポーチやペンケースにピッタリです。
ファスナーポーチを作る場合、あえて30cmほどの長いファスナーで作り、そのまま持ち手を付ければ、ハンドバッグとしても使うことができます。
10cmほどの短めのファスナーなら定期入れやカード入れに、20cmほどのものなら、化粧品やちょっとしたお菓子入れにぴったりです。
ファスナーの長さを変える場合は、ファスナーの長さに対して、準備する布の横の長さを+3cmにしてください。例えばファスナーサイズが30cmの場合、布は横33cm×縦15cmのものを準備します。そうすると、ファスナーポーチの仕上がりサイズは横33cm × 縦12cm × マチ2cmとなります。
今回は、初心者でも作れるファスナーポーチをご紹介しました。慣れてきたら厚めの生地で製作したり、がま口ポーチや三角ポーチにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。ハンドメイドだと、自分好みのデザインを選べたり、用途に合わせて工夫ができるのもポイントです。また、プレゼントとしてあげるのも喜ばれるでしょう。ぜひ参考にしてお気に入りのポーチを作ってみてくださいね。
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まず、ポーチを手作りする時に必要な道具について解説します。