お洒落!!北欧ブランドMarimekko (マリメッコ)の食器まとめ
2015/12/16
Ariel
2015/11/20 更新
北欧風のインテリアが流行っていますが、イッタラをはじめとした北欧ブランドの「食器」もおしゃれでかわいいんですよね。使ってよし飾ってもよし!のおしゃれな北欧ブランドの食器を集めてみました♪各ブランドの代表的なデザインのものをご紹介します。
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さっそく、北欧食器のブランドをみていきましょう!まずは北欧フィンランドの食器ブランドのイッタラです。
1881年、ガラス吹き職人ピーター・マグナス・アブラハムによりガラスメーカーとして創業。フィンランドの大自然の中で生まれるガラス製品はきらめくような美しさを放ち今もその伝統と技術を継承するガラスメーカーとして高品質な製品を作り続けています。iittalaは近年、ガラスウェアにとどまらず、テーブルウェアの総合ブランドとして、ラインナップの幅をますます充実させています。
イッタラが製造する製品のうちで最も有名なものは、フィンランド人建築家アルヴァ・アアルトが1936年以降にデザインしたガラス器(いわゆる「アアルトの花瓶」)、およびティモ・サルパネヴァが1850年以降にデザインしたガラス器である。1956年、サルパネヴァはイッタラのロゴ(頭文字が小文字のもの)をデザインした。また、オイヴァ・トイッカがデザインしたガラス製の鳥も販売している。
ガラスウェアから始まったデザイン企業ですね。
赤い丸にアルファベットの小文字のiが入ったロゴが目印です。
アルヴァ・アールト
有名なアールトベース(花瓶)の小さい形のものです。
キャンドルホルダーですが、小物入れや食器としても使えます。
有機的な曲線が特徴的で、フィンランドの複雑な形の湖のようです。
カラーによって値段が変わるようで、赤色は高めです。
アアルトグラス
建築家アルヴァ・アールトの妻アイノ・アールトもデザイナーとして活躍していました。
彼女の代表的な作品がこのグラスです。
波打つ側面が湖の水面の波紋を連想させます。シンプルながら洗練されたデザインですね。
オリゴ
この大胆な配色のボーダーは、飛行機の中から外の美しい虹を見て思いついたアイデアだそうです。素敵ですよね。
他にもサイズ違いのボウルやカップ、プレートがあります。
ティーマ
ティーマは、1948年にデザインされた名作キルタシリーズが基になっており、電子レンジの使用などライフスタイルの変化に合わせてデザイナー自身(カイ・フランク)が改良をしたシリーズです。
当時はこの装飾のなさがセンセーショナルだったようですが、現在ではこのシンプルさでまさに「定番」という感じですよね。使いやすい形とカラーが人気です。
アラビア(Arabia)は、イッタラグループが所有するフィンランドの陶器ブランドである。キッチンウェア、テーブルウェア、陶器、衛生陶器に特化している。フィンランド国内におけるアラビア製品の評価は高く、特に古い製品は蒐集品として高値で取引されている。
最初に建造されたアラビアの陶器工場はトウコラ(ヘルシンキ)にある。同工場は、現在でもイッタラグループの製造の中枢のひとつとして稼働している。
1873年、ヘルシンキを拠点にスタートしたアラビア社。初めての商品はなんと、スウェーデンの老舗陶器メーカーとして知られるRorstrandのモデルの“コピー”だったという。しかし、やがてアラビアとしての独自のカラーを築きあげていき、国外のエキシビジョンなどで名前を知られるようになってきた。
130年以上も続く、北欧フィンランドの老舗の食器メーカーです。
そのため、古くに製造した商品はビンテージ品としてコレクションしている人もいるのだとか。
また、会社の歴史の中で、アーティストとのコラボや装飾的デザインのもの、そして実用的デザインへと様々に変遷を遂げているのも特徴です。
パラティッシ
フィンランドのアーティスト『ビルガー・カイピアイネン/Birger Kaipiainen』の作品で、全面に力強く描かれた花やフルーツが特徴です。
良く見かける、ロングセラー商品ですね。
限定品などでは微妙にカラーが違うものがあったり、コレクションしたくなる気持ち、わかりますね。
バレンシア
デザイナーのウラ・プロコッペ作のオリエンタルな手描き模様、光沢のある深いコバルトブルーの釉薬による食器のシリーズです。
現在は廃盤になっていますが、1960年に販売開始以来ロングセラーだったシリーズです。
ロイヤルコペンハーゲンは、1775年当時のデンマーク国王クリスチャン7世と皇太后ジュリアン・マリーの保護のもと王室使用のため、並びに親交のあるほかの王室への贈答用陶磁器を製造する王室御用達製陶所としてコペンハーゲンに発足しました。創設以来2世紀にわたる王室との深いつながりとクラフトマンシップをモットーに世界で高い評価を得る作品を制作しています。
こちらはさらに上をいく、北欧食器の老舗です。なんと2015年で開窯240年!
大量生産の食器と違い、熟練した職人による伝統的な絵付けが魅力です。
王室への献上品だったり、芸術的な面を持ち合わせながらも、世界中でも私たち一般家庭でも手に入るというのがいいですよね。
ブルー フルーテッド フルレース
ロイヤルコペンハーゲンといえば、このブルーの模様を思いうかべますよね。
1775年以来、作り続けられているロングセラー。「フルーテッド」とは縦じまのことです。
縁の模様によって3種類に分けられ、フルレース、ハーフレース、プレインがあります。
エレメンツ
このシリーズは、ロイヤル・コペンハーゲンの新しいテーブルウェアとして、伝統あるパターンや磁器のデザインを受け継ぎ、2008年に誕生しました。 デンマークのプロダクトデザイーナー、「ルイーズ キャンベル」とコラボレートしたシリーズです。
ロールストランドは300年ものあいだ、完成された高品質なクラフトマンシップの代名詞であり続けてきました。ロールストランドのプレートやテーブルウェアは親から子へと代々受けつがれ、その名は芸術品として、またコレクターズアイテムとして、スウェーデンデザイン史に輝きを放っています。それはおそらく私たちが、耐久性や機能性だけが品質の決め手ではないという信念を持ちつづけてきたからです。
私たちはスウェーデンを代表するデザイナーと手を組み、ふだん使いの美しい陶器という形で趣味の良さを表現してきました。
Rorstrand(ロールストランド)社は1726年にスウェーデン王室御用達の釜として創業した、
ヨーロッパで2番目に古い歴史を持つスウェーデンの陶器メーカー。
2001年にはイッタラやアラビアなどのブランドをもつFISKARSグループの傘下になりました。
こちらはスウェーデンの王室御用達!
長い歴史がありますが、2001年以降、次々と底面のマークがイッタラに置き換わりつつあるようで、ロールストランドのロゴが入ったものはまたヴィンテージとして価値が出ているのでしょうね。
モナミ
1950年代に発売されたモナミ(フランス語で「私の友だち」の意味)。
マリアンヌ・ウェストマンが雨降る夏至の前夜祭に生みだした青い花のパターンは、ロールストランドのトレードマーク的な存在になっています。
一度廃盤になり、それらはヴィンテージ品として出回っていますが、今は本人によるリデザインのものも販売されています。
スンドボーン
クラシックなシリーズからもご紹介。
デザイナーのピア・ロンダールが、彼女の代名詞でもあるフローラルモチーフに暖かみと調和を持たせてデザインされたものです。優雅で気品のあるデザインです。
1825年、スウェーデンのストックホルムに設立されたメーカーです。
スウェーデンの中でも屈指のデザイナー、『ヴィルヘルム・コーゲ/Wilhelm Kage』、 グスタフスベリの中でも有名なシリーズ、『ベルサ/Bersa』で有名な『スティグ・リンドベリ/Stig Lindberg』。
その他にも、可愛い置物、特にライオンなどで有名な『リサ・ラーソン/Lisa Larson』など、数々のデザイナーを輩出してきた名門陶器メーカーです。
今現在も、工房だけを残して、セラミック製品を中心に生産が続けられています。
ベルサ
BERSA(ベルサ)とはスウェーデンの現地で「葉っぱ」という意味の単語で、葉っぱを食器全体に整然と並べているのが特徴のシリーズです。
グスタフスベリのシリーズの中でも屈指の人気シリーズで、世界的に入手困難な商品となっており、その人気ゆえに復刻版も出ています。
アダム
聖書のアダムとイブのお話しがモチーフになっているそうです。
こちらも1970年代ごろに一度生産が途絶えましたが、復刻されて当時に近い工程で作り続けられています。
『ヌータヤルヴィ/Nuutajarvi』社は1793年に創業されたフィンランドの老舗ガラスメーカーです。
後に『アラビア/ARABIA』社に買収されたのでシリーズによっては、混合している為、オリジナルシールなどない場合は特定が難しいです。
こちらもイッタラ同様、北欧フィンランドのガラスメーカーです。
小さな村にあるガラス工房ですが、今もまだ創業しています。
ガラスにおける実験的な試みをし、その技術とデザイナーのデザインとが結びつき有名な作品が生み出されました。
カステヘルミ
カステヘルミはフィンランド語で”朝露・しずく”の意味。
大小の立体的な粒に光があたるとキラキラ輝いて美しい朝露のように見えますね。
ハード
オイヴァ・トイッカ作
食器ではないですが、有名なためピックアップしました。
このバードは、いろいろな色・形の鳥たちがあり、非常に見て楽しいものばかりです。
いかがでしたか?
北欧食器のブランドは、いずれも長く続く伝統やデザイン・技術が自慢の老舗ばかりでしたね。
ブランドごとというよりはデザイナーごとに、個性あふれる色柄の食器たちは、機能だけではなく目にも楽しいものでいっぱいです。
コレクターがいるのもうなずけますね。
たくさんは集められなくても、お気に入りの北欧食器で食卓を彩り、目に楽しい食事風景にしたいですね。
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