リビングの配置はテレビとソファで決まる?!ベストな配置を紹介♪
2016/12/14
mamio.77
リビングの模様替えは大変だと思っていませんか?キッチンの次に大物家具があるのがリビング。それらを移動しての模様替えは1人では到底無理。そんなあなたに目から鱗の簡単テクニックをお教えします。ただし、固定概念を忘れ、少し頭を柔らかくして考えてください。
[表示する]
こんな素敵な家なら、リビングの模様替えしても簡単なのに・・・(◞‸◟)
この写真を見て思いませんでしたか?
「雑誌に出てくるような家じゃなきゃ、和風のリビングなんて合わないかしら?」
「今ある家具やインテリアじゃ不釣り合いになるだけ」
と、お思いのあなた。大丈夫ですよ。ちゃんと出来ます!
必要なのは、固定概念を忘れて発想を変えることです。
写真のこの部屋を和風のリビングに模様替えしてみましょう。
家具もテーブル以外は取り換えず、配置もそのままでどう変化するか、想像してみて下さい。
ラグを琉球畳に取り換え部屋に敷き詰め、ソファは落ち着いた和風の布でスッポリ包み、クッションも違う色合いの和柄の布で包んで配置。
テーブルは、炬燵に替えて和室に合うデザインの炬燵布団に。床のクッションも和柄の座布団に。
ラックは、和風の帯状の布をクロスとして天板からサイドが隠れる下がるように敷き、飾ってある雑貨は全て和物に変更。
カーテンを和風のプレインシェードやブラインド、ロールスクリーンに換え、壁の額は片づけ代わりに暖簾や掛け軸などの和物で飾り付け。
これで模様替えの完成です。どうですか?想像できたでしょうか。
洋間に和家具は合うので、ビングテーブルを火鉢や一枚板の輪切り座卓にするのもいいですね。
リビングテーブルより少し低いですが落ち着いた感じと重厚感が出ます。
面積の大きい家具を変えることは一番簡単に模様替えが出来ますから、この機会に思い切って買い替えるのもいいと思います。
安価で手に入る商品もありますし、中古もたくさんあります。
和風なリビングにはちょっと・・・、と思うテーブルの場合、テーブル自体を簡単に模様替えしてしまいましょう。
写真のように天板がガラスなら、天板を外してテーブル本体を和柄、もしくは和風の布で風呂敷包みのようにテーブルの下で結び、その上に天板を戻すだけです。
好みやデザインにもよりますが全体の1/3程度の幅が良いでしょう。
小さ目のテーブルなら大き目の風呂敷でOKです。風呂敷にはいろんな種類があるので楽しめると思います。
大き目のテーブルや長方形のテーブルは、両脇に垂れ下がるように帯や和柄の布をセンタークロスとして置いたり、和紙や和柄の折り紙、紅葉した葉をオシャレに配置してその上からビニールの天板カバーを置くだけです。和紙なら下からほんのり照らすのもオシャレですね。
ソファをやめて畳に座る場合、リビングテーブルでは高すぎるので座卓に取り換えることをお勧めします。
座卓は、リビングで使うよりも少し低めで33~35cmくらいの高さが一般的です。正座をする、座椅子を使うなどでも高さ感が変わりますから、購入前には実際に座ってチェックするといいですよ。
和室によく合うプレーンシェードです。
イメージするお部屋に合わせて考えるのも模様替えの楽しい時間です。
※カーテンとは、レースとドレープ双方の事を指します。
内側(窓側)に掛ける薄い生地のカーテンを「レース」、外側(部屋側)に掛けるものを「ドレープ」と言います。
【豆知識】
地震などの際、レースのカーテンを閉めておくと室内へのガラスの破片の侵入を防ぎます。昼間でもレースは閉めておきましょう。
シューズと懐中電灯も直ぐに手の届くところに配備。
レースはそのままでもいいですが、さすがにドレープは替えた方がいいでしょう。面積も広く、模様替えには大きな鍵となります。
オーダーカーテンは種類も多くそれだけを見たら素敵ですが、肝心なのはリビング全体です。単品に注目し過ぎると予算オーバーになります。
出来る範囲で工夫して、理想のリビングに模様替えしましょう。
今はホームセンターでも様々な形のドレープを扱っています。その中から思い描くリビングに一番相応しい物を選んで下さい。
布を買って自分で工夫するのも良いでしょう。ヒダを作らなくてもできる方法もあります。
カーテンを知ると模様替えの幅が広がりますよ。
お正月などの特別な日のおもてなしに、ちょっと雅な和風リビングに模様替えなんてどうでしょうか。
平安時代の几帳(*1)のような感じで、写真のように衣桁(*2)に着物をかけて部屋に置くだけです。
箪笥に眠っている着物や古着などで、華やかな色柄の着物を掛けて置くだけで部屋の印象はガラリと変わります。
お正月なら振袖や訪問着がお勧めですが、普段使いなら紬など少し落ち着いた着物を、又は和風な布を掛けるだけでも良いです。
掛け方を工夫するだけでさらに感じが変わりますよ。
【上の写真】*2 衣桁とは、呉服屋さんでよく見る、着物を立てて飾る大きなハンガーのようなものです。
【横の写真】*1 几帳とは、平安時代のドラマなどに出てくる、このような仕切りの事です。
こちらも衣桁です。色んなサイズや形があり、帯用の衣桁や飾り物としての小さな物もあります。
「着物はちょっと・・・」と言う方は、写真のような衣桁に使わなくなった(又は古着)の帯を和柄の布を掛けてリビングのコーナーや壁、リビングダイニングの間仕切りなどに使うのもいいです。
衣桁の足元に花を生けるも良し、水が心配と言う方は花籠や花瓶に造花を生けるだけでも良いと思います。秋にはもみじの枝を、お正には松の鉢植えなんてどうでしょう。
帯と一緒に和風の吊り下げタイプの花生けなどを下げても良いと思いますよ。
そのまま玄関に置けば視線を遮る衝立の代わりにもなります。
模様替えはアイディア次第です。
リビングのカーペットやラグから琉球畳に変えると一気に和の空間に模様替えできます。
琉球畳はコンパクトで正方形なので簡単に模様替えが出来、収納も場所を取りません。
藁の円座なども模様替えの助っ人になります。
市販の提灯の中に電球をセットするだけで簡単にできます。
ぶら下がるタイプの天井照明にも応用できます。
筒状にした和紙でランプの足元までスッポリ隠すだけでもOKです。
他にも布や陶器など、アイディア次第でお洒落なランプに大変身!
余った和紙は折り鶴にしたり風船を折ったり、紙風船なども演出を手伝ってくれます。
リビングの天井の照明は、ランプのように模様替えをするのは大変。
そこでもっと簡単に、透け感のあるラッピング用のやわらかいシートや布で照明を覆い隠すように天井に留めるだけでOKです。
柔らかい光になり、リビングの模様替えの大きな力になります。
リビングボードの上に、こんな風に飾ったらお洒落ですね。
畳は、そうした安らぎを与えてくれるだけでなく、素材としても優れた特性を持っています。
吸音性、断熱性にも優れていますし、畳の匂いには、鎮静効果があるともいわれています。
模様替えは、家具やインテリアを変えたり移動したりするのと思いがちですが、今あるものにひと手間加えたり、ちょっと工夫するだけでも十分できるんです。
あなたのアイディア次第でリビングはいくらでも素敵に模様替えできるんです。
それはリビングだけには留まりません。
皆さん、模様替えを楽しみましょう!!
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局