2015/11/04
AYAKA12321
2015/11/24 更新
天井にある扇風機ですが、扇風機ではなく、シーリングファンの事も多いです。冷房や暖房を効率よくする為に、空気を撹拌しています。部屋の上部と下部の空気を混ぜて、温度差を均等にする役目があります。天井には、シーリングファンもあります。
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天井にある扇風機。もしくは、扇風機のように見えるものがあります。扇風機ではなく、シーリングファンが設置されていることも多いです。この二つは、元から、構造的に全く違います。見た目は、天井にある扇風機も、天井にあるシーリングファンも同じように見えますが、その違いから、書いてみます。
天井の扇風機
天井扇風機の商品画像です。
扇風機の風(天井扇風機も一緒)
扇風機の起こす風のイメージ図。天井扇風機も同じ原理です。
ファンの回転によって、この羽根が空気を押し出すことで、空気の動きが生じます。空気が押される方向は、扇風機の前方であり、ファンの羽根から外側に向かって広がる方向になるので、扇風機の風は外に向かって広がりながら吹くことになります。
扇風機の風は、外側に向かって広がりながら吹いていくのです。
暖房時と、冷房時で違います。(天井のシーリングファン)
暖房時には上向き、冷房時には下向きの風を送ります。(天井の扇風機とシーリングファンの違い)
暖房時は、風向きを上にして床の冷たい空気を吸い込んで、天井に溜まっている温かい空気を部屋の壁側に押し出して循環させるといい。
冷房時は、風向きを下にして天井の暖かい空気を下に押し出してやる。「じゃぁシーリングファンの下は暑いじゃん!」と思うかも知れないが、要は扇風機と一緒でファンの下にいると風が当たって涼しいのだ。夏場の風呂上りには、最高の場所となるだろう。
冷房時には、天井扇風機と一緒で、天井からシーリングファンの風が当たります。
冷房時よりも、暖房時の効率を考えて、シーリングファンを天井に設置するようです。
効率の比較。(天井のシーリングファン設置)
天井の扇風機とシーリングファンの違いです。
シーリングファンが効果を発揮するのは、暖房をつけた直後から約10分(この部屋の場合)の急な温度上昇、40分を過ぎてからの頭部と足元の温度差を少なくするというところだろう。その温度差は2.5℃~3℃以内に収まっており、室内は平均的に暖まっていることがわかるだろう。なお夏場の冷房時は、カーブの向きが逆になった温度の下降が見られるはずだ。
暖房を付けた10分後の温度が上昇するのが、シーリングファンによる効果です。(天井の扇風機とシーリングファンの違いです)
天井に吊す際の注意点
製品の重量が問題です。(天井の扇風機とシーリングファンの違いです)
次にチェックするのは天井の強度。5kgまでの照明はローゼットに引っ掛けて吊るしても安全だが、それ以上の場合は取り付けの補強が必要になる。シャンデリアでもなければ、まず5kgをオーバーする照明はないが、シーリングファンは重いモーターを内蔵しているため5kgオーバーがざらにあるので注意して欲しい。
シーリングファンや扇風機は、重量があるので、5kgを超える際は、アタッチメントなどを取り付けないと、DIYでやるときには、天井が壊れるので、要注意です。(天井の扇風機とシーリングファンの違いです)
二つほど製品をご紹介します。(天井の扇風機とシーリングファンの違いです)
天井扇風機
天井扇風機の設置模様です
三菱電機製 天井扇風機です。
昭和レトロな天井扇風機
レトロな雰囲気が溢れています。
最近は、エアコンの普及もあって、天井扇風機は、減りました。(天井の扇風機とシーリングファンの違いです)
天井にあるシーリングファン
床面から羽根までの高さは2.15m以上確保してください。との注意書きがありました。
サーキュレーション効果で冷暖房効率を高める
お部屋の温度を均一に保ち、冷暖房効率を高めるシーリングファン。
足元にたまる冷気、天井にたまる暖気を対流させ、夏も冬も快適な室温を保ちます。
冷暖房効率を高めます。シーリングファンは、サーキュレーション効果を求めて設置します。
天井扇風機
天井にある扇風機は、風情があります。以前は、大衆浴場(銭湯)などでよく見かけました。今現在は、自宅にシャワーやお風呂が完備されましたので、銭湯が少なくなりましたし、冷暖房の普及で天井の扇風機を見る機会は、めっきり減ってきました。レトロな雰囲気を醸し出してくれます。自然の空気を撹拌するのは、気持ちのいいものです。
また、一見扇風機のように羽根が回っていますが、シーリングファンというものとは、全然目的が違います。扇風機は、天井から下へ風を送るだけですが、シーリングファンは、冷暖房で風の向きが変わります。シーリングファンは、冷暖房の効率を高めるもので、扇風機ではありませんので、ご承知置き下さい。
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