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ベランダの防水(雨漏り補修)に、防水シートを使う方法です。

ベランダが雨漏りすると補修が必要です。防水塗料やシートが膜を作り、雨漏りを防止します。防水シートの補修工事の施工中も普段通りに生活できます。塗装で補修する方法もあります。ベランダの防水シートの方が、簡便だと思いますが、つなぎ目や大きな補修は困難かも知れません。

ベランダの補修方法として、防水シートがあります。

ベランダの防水シートを使った補修には、塩化ビニールシート防水やゴムシート防水等があります。

塩化ビニールシート防水です。(防水シートでベランダ補修する)

塩化ビニールシート防水

塩化ビニールシートを使った補修です。(防水シートでベランダ補修)

【特徴】
①施工後には、人が歩くことができる。
②色合いが選べる
③紫外線や熱、オゾンに耐いて強い。
④シート同士の重なり部分には、高い技術力と経験が必要なので、施工不良が発生しやすい。
⑤耐久年数が10年~15年と比較的短い。
⑥鳥のついばみによる穴開けも発生しにくい。

出典:http://roof-partner.com

塩化ビニールシートを使った工事の特徴です。(防水シートでベランダ補修する)

工法名 : 塩化ビニルシート防水

防水シート(材質:塩化ビニール)を使った補修です。(防水シートでベランダ補修する)

シート自体に着色がされているため非常に美しいです。病院の開放廊下や各公共施設の共用床に使用されているシートの防水工事用です。シート自体も耐久性が高く色のバリエーションも豊富なため、バルコニー等の人の目に入る場所に向いています。
標準価格 3,200円/㎡ (歩行用)

出典:http://www.noa-wpf.co.jp

耐久性があり、人目に入る場所でも大丈夫です。(防水シートでベランダ補修する)

ゴムシート防水です。(防水シートでベランダ補修する)

ゴムシート防水の施工説明図。

ベランダ補修です。(防水シートでベランダ補修する)

①厚みが薄いのでやや損傷しやすい。
②ゴムは温度による変化が少ないので、施工地域の制限が少ない。
③耐久性も比較的高い。
④シート状なので、複雑な屋根面には向いていない。
⑤シート状なので、短期間で低コストで済む。
⑥接着剤の耐久年数が短いので、そこから雨漏りすることが多い。

出典:http://roof-partner.com

ゴムシート防水の特徴です。(防水シートでベランダ補修する)

工法名 : ゴムシート防水

防水シート(材質:ゴム)を使った補修です。(防水シートでベランダ補修)

塗膜ではなくゴム系のシート材を接着材を塗布して防水施工面に貼り込んでいく工法。一番のメリットは施工価格。数ある防水工法の中で単価を一番低く抑えることができます。歩行用に向いていないため、バルコニーではあるけどあまり出入りをしない。という箇所に最適です。
標準価格 2,300円/㎡

出典:http://www.noa-wpf.co.jp

安価ですが、歩行用には向いていないそうです。出入りがあまりない所向きです。(防水シートでベランダ補修する)

FRP防水(風呂防水):防水シートではありません。(ご参考に)

防水シートではない、その他のベランダ補修工法も載せてみます。

工法名 : FRP防水

ベランダの補修です。(この例は、防水シートを使っていません。)

ガラス繊維をポリエステル系の樹脂液にてベランダ床面に貼り付けて防水層を形成させる工法。上記ウレタン防水と同様に塗膜層を形成する工法ですが、ウレタン防水が下地と密着しているのに対して、FRP防水は浴室の浴槽のように独立して防水層を形成するので下地面とは軟接着である点が違います。耐磨耗性に優れ常に歩行する箇所に最適です。
標準価格 4,000円/㎡ すべり止め仕様

出典:http://www.noa-wpf.co.jp

防水シートを使ったベランダ補修と比べるとお高いですが、耐摩耗性に優れています。

超速硬化ウレタン吹付:防水シートではありません。(ご参考に)

工法名 : 超速硬化ウレタン吹付システム

ベランダの補修です。(この例は、防水シートを使っていません。)

魅力はなんといっても硬化速度。軽歩行程度であれば吹付け後10秒程度で大丈夫です。工事によって長時間封鎖できない共用廊下や洗濯物を干す為に工事に日数をかけてほしくない。といった要望にお答えします。また塗膜が強靭で耐摩耗性にも優れています。
標準価格 4,000円/㎡ 軽歩行仕上

出典:http://www.noa-wpf.co.jp

硬化速度が短時間で済むのが特徴です。ベランダの補修です。(この例は、防水シートを使っていません。)

防水シートを使ったベランダ補修例をもう一つ。

防水シートを使ったベランダ補修例。

補修に、防水シートを使う施工例です。

伸縮性に富んだシート(ゴム系、エンビ系)を使用するので、建物の収縮に追従性する優れた防水材料。歩行用、非歩行用がある。
ただし、防水材がシートの形状のため、どうしてもつなぎ目に重なる部分が生じることと防水下地の平滑さが必要とされます。

出典:http://www.suzuki-kenso.com

つなぎ目が重なることがあります。平滑さも必要とされます。(防水シートでベランダ補修する)

ベランダの防水改修工事

ベランダの補修後です。

防水シートを貼りました。その後です。(防水シートでベランダ補修する)

雨漏りはしていませんでしたが、住宅を新築されてから十数年が経っていて防水もそろそろ寿命かという事で診断させて頂き、この度防水改修させて頂く事になりました。

出典:http://www.nissei-k.jp

防水シートで、補修工事(ベランダです。)

防水シートで、ベランダを補修する施工例がありました。

2015.04.25旭化成30年防水シート ベランダ床面施工その①

Youtubeの動画からの写真です。(防水シートでベランダ補修する)

 ベランダも十数年以上経過すると、傷みが出てきます。クラックや雨漏れ等です。補修するときに、施工方法で違いがあります。FRP防水、超速硬化ウレタンの吹きつけなどです。塗装するか、防水シートで、補修するかの違いになります。価格と特徴がそれぞれに違いますので、工法のメリットとデメリットを業者さんから、よく聞いて、相談しましょう。その後で、施工方法を決めて、ベランダの補修に臨んで下さい。

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