小窓カーテンのおススメはこれ!オシャレで機能的な小窓カーテン
2015/10/22
セラフィム
2015/12/04 更新
窓周りをコーディネートする際、カーテンも決めた、カーテンレールも決めた!よしこれで終わり♪・・・いやいや、ちょっと待って!大事なもの忘れてますよー!「ふさかけ」ちゃんと決めましたか?見落としがちが「ふさかけ」ですが、これを見たらこだわってみたくなりますよ♪
ふさかけとは、画像のような窓の枠やその付近に付けるもので、タッセルというカーテンをまとめる紐(または共布でできたもの)を掛けておくものです。
ふさかけがないと、カーテンを開いたときに束ねて留めておくことがでません。
そのため、単にふさかけが無いからとだらっと開けておくとだらしない印象になったり、張りのある生地だと反発してしまい開口部を全開にしておくことができません。
ふさかけもタッセルもお部屋のおしゃれの一部です。
おしゃれなカーテンは閉めた時だけでなく、開けた時も様になっているのがベストなのです。
ただし、端にきゅっと寄せないでおくのも個性ですので、どういう印象の部屋にしたいかを考えてふさかけを使うかどうかも考えてみましょう。
(ふさかけがあったほうが、カーテンを閉めた場合、寄せた場合、留めた場合とスタイルを楽しめますね)
ドレスのすそのような・・・
海外ではカーテンの裾を床に着くように長くつけるのも一般的です。
こんなふうにふさかけとタッセルで止めずにふんわりとさせておくのも、ドレスのスカートのようでおしゃれです。
ふさかけは、デザインがさまざまありますが、まずは付け方によって選ぶといいと思います。
①粘着テープタイプ
ビスを打てない場所や賃貸の場合は、粘着テープタイプをおすすめします。
ふさかけの裏側に粘着テープがあらかじめ付いているので、ぺたっと貼り付けるだけでOK♪
ただしつける壁紙によってははがれやすかったり、取る時に壁紙が損傷する場合がありますので、その場合は再取り付け可能な粘着テープを自分で用意したり工夫すると良いですね。
はがせるふさかけ
はがした時に跡が残りにくいものもあります。
②マグネットタイプ
粘着テープも跡が残ったり壁紙が破れると困る!という場合には、マグネットタイプがおすすめ。
もしくはマグネットのついたタッセルでもいいですね♪
マグネットタッセル
カーテンをマグネットで挟んでタッセルが落ちないようにします。
マグネットにフックがついていてタッセルをひっかけれるのが、マグネット式のふさかけです。
③ビス付け
ビスで窓枠や壁につけるタイプです。
しっかり取り付けができるので落下する心配がありません。
ただし、壁に付ける際にはそこに下地が入っていないとビスが固定できませんので、下地の有無と必要なビスの長さを確認をしてからつけてくださいね。
(下地が無い場合はアンカーを使って固定することも可能です)
ビス止め
プラスドライバーで取り付けできます
④ビスが見えないタイプ
ビスで固定しますが、正面からビスの存在が見えにくいものがあります。
よりスタイリッシュにみえますね。
ビスが見えない仕組み
先にビスで土台を止め、そこに本体をはめ込む仕組みです。
片フックタイプ
上からひっかけるだけのタイプです。
上下フックタイプ
片フックと比べると、下にもひっかかる場所があるのでタッセルが抜け落ちにくくなります。
突起タイプ
球や円盤などの形になっていてそこにひっかけるタイプ。
いざ自分でふさかけを取り付けようとしても、どこに取り付けていいかわからないですよね。
でも実は、「ここに留めないとだめ!」ということはありません。
付ける位置によって印象が変わるので、自分のお部屋やカーテンにあった位置に付けてください。
そうはいっても、基本的な位置はありますのでご紹介しますね。
おすすめは2対1!
カーテンレールメーカーがすすめる、ふさかけの取り付け位置。
まずふさかけの左右の位置ですが。
カーテンのサイドがまっすぐ垂直になるように、窓枠よりも外側、エンド(端の)ランナーの下が目安です。
次に高さですが。
画像左側のロープタッセルと呼ばれるシンプルなタッセルや共布タッセルの場合は、ロープの下端(共布の下端)がカーテンの下から1/3程度になるようにします。
画像右側のような房がついたタッセルは、房の中央がカーテンの下から1/3程度のところ。
どれが好きですか?
さまざまな媒体で紹介されているふさかけの位置を検証した画像です。
黄色のカーテンはレールのトップメーカーであるトーソーの提案。
オレンジのカーテンはインテリア業界の団体である日本インテリアファブリックス協会(NIF)の提案
ピンクのカーテンは、私の黄金分割比をもとにした高さ
グリーンのカーテンはふさかけ金具をカーテンのど真ん中に取り付けた場合
ブルーのカーテンはカーテンのど真ん中にタッセルがくるようにした場合
引用記事が2009年と少し古いのでトーソーの提案が「ふさかけの位置が1/3」という前提になっているようですが、先にご紹介したようにトーソーも「タッセル下部(房の中央)の位置が1/3」に変更になっています。
ただしトーソーの店頭用パッケージには「ふさかけの位置が1/3」という表記のものがまだあると思いますのでご注意くださいね。
取り付け位置に正解はありませんので、自分がこれだ!と思う位置につけるのをおすすめします。
低めの位置で止めてみると・・・
こちらなんかはカーテンの長さに対しかなり低めの位置にありますが、なんだかかわいらしい印象ですよね。
カーテンを開いている姿が様になっています。
ワンビスB
TOSO
上下にフックのあるタイプですが、さらにタッセルが抜けにくくなったつくりのふさかけです。
こんな仕組みです
アームの下部を上に押してスライドさせ、タッセルの片側をアームの奥に入れます。
アームを戻すとタッセル片側が外れなくなる、というわけです。
もう片側は通常どおり上から掛けて使用してくださいね。
マグネットふさかけ
TOSO
先ほどご紹介したマグネットタイプのふさかけです。
タッセルはあるので、ふさかけだけほしいなという方におすすめ。
セレントレザー
表面に合成皮革を使用したふさかけ。
同じシリーズでカーテンレールもあります。
一見脇役なふさかけも、さまざまなデザインのもの、そして取り付ける位置によって表情を変えるという魅力がありましたね。
家を購入して自由に選べる際には、ぜひカーテンもレールも、そしてふさかけまでこだわった窓周りにしてみてくださいね♪
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