記事ID47415のサムネイル画像

    生活必需品の冷蔵庫、どれくらい使えるの?寿命と故障の予兆とは

    ある日突然冷蔵庫が動かなくなった、冷凍庫を開けたら食品が溶けてる!なんて経験した方もいるのではないでしょうか?そろそろ寿命かなと思っていたら突然壊れてしまうのが冷蔵庫などの家電ですよね。そこで今回は冷蔵庫の寿命と故障前のサインを調べてみました。

    一般的な冷蔵庫の寿命ってどれくらい?

    冷蔵庫の寿命は、一般的に8~9年ぐらいと言われています。
    一概には目安や平均は何年とは言えないものです。

    出典:http://katadukekotsu.com

    ふつう、冷蔵庫の寿命というと10年くらいが区切りのようです。しかし、わが家の冷蔵庫はもう10年以上現役ですしもっと使ってるよ!なんて方もいらっしゃるでしょう。
    なので冷蔵庫に限らずあらゆる家電の寿命の目安というものは一概には言えないというのが現状のようです。メーカーの違いや部品の耐久性によっても違いがあるので当然ですよね。

    とはいえ、冷蔵庫は壊れたら困る家電製品ナンバー1といってもいいくらい重要なものですよね。できれば寿命を迎える前に買い替えを検討したいところです。では冷蔵庫の寿命を見極める方法はないのでしょうか?

    冷蔵庫も古くなるといろいろと症状が出てきてしまいます。
    ちょっとでも兆候があれば心の準備をしなければいけません。

    出典:http://katadukekotsu.com

    そこでこの記事では、寿命を見極めるためにチェックすべき症状や故障してしまう原因について調べてみたいと思います。皆さんもご自宅の冷蔵庫を思い浮かべながら読んでみてください!

    そもそも冷蔵庫の寿命ってどこで判断するの?

    冷蔵庫は、人間の心臓のように、コンプレッサーが命です。 ただし、24時間回転し続けているわけではなく、休止状態もあるわけです。

    出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

    冷蔵庫が寿命を迎える一番の原因となるのは「コンプレッサー」だといいます。コンプレッサーって何でしょうか?

    冷蔵庫の断面図

    冷蔵庫の寿命はコンプレッサーという部品が重要なポイントだといいます。

    コンプレッサーとは圧縮機のことで、冷媒を循環させるポンプの役割をするものでまさに冷蔵庫の心臓部となります。

    出典:http://katadukekotsu.com

    人間が心臓で血液を循環させているように、冷蔵庫は冷媒をコンプレッサーで庫内に循環させているのだそうです。

    コンプレッサーが冷たい空気を吸い込んで熱い空気を押し出し、冷却器に戻すという仕組みで冷蔵庫は冷たいのです。つまり冷蔵庫の寿命はそのままコンプレッサーの寿命といえるわけですね。

    寿命かな?こんな症状が出たら要注意!

    では実際に、冷蔵庫が寿命を迎える際にどんな症状が出るのかを見てみましょう。これから紹介するような症状がお使いの冷蔵庫で出ていないかどうか、チェックしてみてください。

    急に音がうるさくなった

    コンプレッサーの機能が低下すると、庫内の温度を一定に保とうとし無理に出力を上げうるさい音を出してしまうという仕組みになっています。

    出典:http://katadukekotsu.com

    冷蔵庫を買うときも、なるべく音が出ないものを選ぶポイントに挙げる方も多いですよね。寿命を判断するのには、この音が重要になってきます。先ほど紹介したようにコンデンサーの寿命が冷蔵庫の寿命を判断する一つの基準になるわけですが、このコンデンサーに何か異常があると無理に働こうとして音がうるさくなるそうです。
    もし最近、急に音がうるさくなったなと感じたら寿命を疑ったほうがいいかもしれません。もしくは故障の可能性もありますからメーカーに問い合わせたほうがいいでしょう。

    こんな音が出ていたら要注意です!ほかにも唸りを上げるような音がずっと続く場合には寿命を疑ったほうがいいかもしれません。

    水漏れする

    よくある水漏れですが、下部の蒸発皿から溢れてくる場合があります。霜取りの水が通る庫内の排水経路が詰まっているのが原因である可能性が高いです。

    出典:http://katadukekotsu.com

    水漏れも寿命を判断するポイントです。
    冷蔵庫の下にある蒸発皿から水漏れがする、という症状が出るときがあります。水が通るパイプがどこかで詰まっているのが主な原因だそうです。先ほどの音と違ってどこに原因があるのか分解しないと分からないので、修理をお願いするか買い替えを検討すべきでしょう。

    水漏れすると冷蔵庫の寿命うんぬんよりもお部屋が大変なことになってしまいますよね・・・。自分で冷蔵庫を開けて詰まりの原因を突き止めることができれば応急修理も可能だと思いますが、現実には難しいでしょう。さらにパイプが詰まったということはどこかほかに原因がある可能性もあります。
    たとえば、このように寿命を疑うような症状が出たときにメーカー修理という方法を取ることはできないのでしょうか?

    冷蔵庫の買い替えも安くない・・・修理はできないの?

    商品には、「補修用性能部品の最低保有期間」が決まっています。
    冷蔵庫の保有期間は、9年間です。

    出典:http://www.fuyohin23.net

    難しい言葉で書いてありますが、その製品が壊れたときに修理できるように予備の部品を確保しておかなければならない期間があるということです。
    冷蔵庫の場合は9年間と決まっています。

    つまり、9年以上経過すると、修理するために必要な部品がそろえなくなってしまいます。

    出典:http://www.fuyohin23.net

    この期間を過ぎるとメーカーは部品を確保しておく必要がなくなり、新しい部品を確保しておくことができるようになります。ご家庭の冷蔵庫を修理してもらえるか否かは、9年という期間が大きなポイントになるわけです。
    もし仮に寿命ではなく修理すれば使える状態でも、10年以上使っている冷蔵庫の場合には買い換えるしかなくなってしまう場合もあるのです。

    コンデンサー修理の場合には自宅にメーカー出張サービスが来て修理してくれることもあるようですね。しかし故障の程度にもよると思います、まずは電話で確認を!

    寿命も関係していますが、保有期間内で壊れた場合は、部品を交換するだけで直る可能性があります。わざわざ新しく買う必要もありません。

    出典:http://www.fuyohin23.net

    もちろん期間内であれば、まずメーカー修理をお願いしてみましょう。まだ買ったばかりの冷蔵庫を買い換えるわけにもいきませんし、部品交換で直る場合もあります。

    最初にご紹介した冷蔵庫の寿命が8~9年というのはこの期間が決められているからというのも一つの理由なのかもしれませんね。10年以上お使いの冷蔵庫で寿命を疑う症状が出たときには、買い替えを検討されたほうが良いでしょう。

    重要だからこそ大切に使いたい冷蔵庫

    まずは普段から冷蔵庫をキレイに使うということも寿命に関わってくると思います。また、冷蔵庫の扉を開けっ放しにしたり物を入れすぎたりすることも寿命を縮める原因になったり電気代が高くなることにもつながります。大切に使っていれば9年を過ぎても現役で動く冷蔵庫になってくれるはずです。

    関連する記事

    この記事に関する記事

    TOPへ