冷蔵庫が冷えないのは寿命!?冷蔵庫が冷えない理由と対処法は?
2015/11/30
ミック0331
2015/12/09 更新
食材を保存するのに欠かせない冷蔵庫。ただ冷たいだけではなく、冷蔵庫の各部屋ごとに温度が違うってご存知でしたか?ほかにも冷蔵庫の温度に関する豆知識や注意点をまとめて調べてみました。知ると得する?冷蔵庫の温度について一緒に見て行きましょう!
いつも冷たい冷蔵庫の中ですが、適正な温度は何度くらいなんでしょうか?
実は冷蔵庫の適正温度はそれぞれの部屋によってこのように決まっています。適正温度になっているかどうか確認する必要もありますね。
温度計で庫内の温度を計測する場合には、冷蔵庫中段のトレイ中央に約100mlの水を入れた
コップを一晩置いていただき、そのコップに温度計を3時間ほど浸して測定をすると、外気の影響
を受けずに計測できます。
冷蔵庫メーカーによれば、温度計を使って温度を測定するときにはこのように外気と遮断する必要があるといいます。冷蔵庫は扉の開け閉めだけでも外気が入って温度が変わります。面倒でも、故障を疑うときや日頃の点検にはこのような方法で温度測定を行いましょう。
ほかにも、冷蔵庫用の温度計が市販されています。このような道具を使うことでも温度を測定することができます。上で紹介した図と適正温度を参考にして点検してみてください。
上で紹介したように、同じ冷蔵庫のなかには複数の温度が違う部屋があります。この温度ごとに入れる食品を変えると保存に適しているとのことです。ではどこに何を入れたら一番いいのでしょうか?
冷蔵庫メーカーではこのように紹介していました。温度によって保存に適した食材や調味料が違うので、それぞれの食品のパッケージなどを参考にして入れる部屋を変えたほうがいいということですね。
記載の温度は、周囲温度30℃、温度調節「中」または「通常」で、食品を入れずにドアを閉じ、温度が安定したときの目安温度です。
(ご使用時、ドアの開閉などにより温度は変動します。)
注意するべきポイントは、冷蔵庫は周囲の気温や環境によって温度が変わることがあるということです。室内の温度が高いときは冷蔵庫の中の温度も高くなったりします。
周囲の環境のほかに、冷蔵庫の中の温度が上がってしまうのは様々な原因があります。最悪の場合冷蔵庫の故障にも繋がりかねません。正しい冷蔵庫の使い方を見て行きましょう。
まずは冷蔵庫に食品を詰め込みすぎてしまうことです。いっぱいに入れてしまうと冷気が届かなくなって冷蔵庫の温度が上がってしまいます。
図の青い丸が冷蔵庫から冷たい風が出る場所です。ここを塞ぐほど食品を詰めてしまうと温度上昇に繋がってしまいます。
ちなみに、水分の多い食品をこの付近においてしまうと温度が下がりすぎて凍ってしまうこともあるそうです。いずれにしてもこの周囲には食品を置かないようにしたほうが良さそうですね。
この循環がうまくいかなくなると温度上昇の原因になります。買った食材もムダになってしまいますので、必要なものを必要な分だけ買うのもポイントです。
冷蔵庫の扉を長く開けっ放しにしてしまうのも温度上昇につながるほか、電気代が上がる原因にもなってしまいます。省エネにもなりますから、扉の開けっ放しはやめましょう。
いまの冷蔵庫はほとんど温度調節の機能がついていますよね。でも買ってから一度も温度設定を変えていないという方も多いのではないでしょうか?この温度調節を季節に応じて変えるだけで、電気代の節約ができるというのです。
あのスイッチを季節によって変えるだけで、節電することができるという結果が出ているそうです。それが本当ならぜひ実践したいものですよね!
たいていの冷蔵庫にはこのようなダイヤル型の調節ツマミがついています。設定を変えたことがない方はさっそく強弱を変えてみましょう!
冬は寒く室温も比較的低くなるので、冷蔵庫の温度の強弱も「弱」に設定しておきます。
そして反対に、夏は冷蔵庫の中身の具合に応じて、「中」または、「強」にこま目に設定すると節電対策になりますよ。
寒くなると室温が下がるので、冷蔵庫の温度も冷たくなります。逆に夏は室温が高くなるので冷蔵庫の温度も高くなりがちです。季節によって切り替えることが食卓にも家計にもやさしいんですね。
こうして冷蔵庫の温度についてまとめてみると知らないこともたくさんあるなと感じました。温度調節はぜひ実践したいポイントだと思います。食材を適当に入れがちな冷蔵庫ですが、温度ごとに入れる場所を分けると整理にもなります。
この記事を参考にしていただければ嬉しいです!
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