2017/04/15
wakahaya
2015/12/10 更新
キッチンって毎日使う場所だからこそ、家の大きさや配置に合わせてキッチンを考えなければいけませんよね。キッチンの配置次第で、使い勝手が良い空間になるんです。今回はキッチンの種類や配置のあれこれをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
キッチンはリビングやダイニングと繋がっているので、使いやすさも重要ですが見た目も重要ですよね。
キッチンの形のイメージは膨らんでいるかもしれませんが、配置って!?と思われる方も多いのではないでしょうか?これから配置のポイントをご紹介します。
ワークトライアングル (理想的な作業動線をつくる)
キッチンでの主要な作業はコンロ、シンク、冷蔵庫の間で行われます。これらの3つのポイントとそれを線で結んでできるエリアを専門用語で"ワークトライアングル"といいます。
これらの作業ポイントを適切に配置し、間隔が離れすぎないようにすることが重要です。
そうでないと作業中にキッチンを何回も往復することになりかねません。また近すぎてもきゅうくつで作業がしにくくなってしまいます。
理想的なのは、3つの作業ポイントを結ぶ線の合計が6m以上にならないことです。ほかの作業ポイントとの距離は90cmが理想です。
もし家のキッチンにトライアングルを描くスペースがなくてもご心配なく。ワークトライアングルは、お好みや部屋の形によってさまざまなレイアウトに対応して効果的に機能します。
ワークゾーン ( 毎日の生活をシンプルに)
キャビネットや設備機器をどう配置したらよいか迷ったら、ゾーン、あるいは作業ゾーンという見かたが役に立ちます。これは家具や設備機器自体を単にスペースに納めるのではなく、その機能を重視するアプローチ。つまり毎日快適に使える効率的なキッチンができあがるということです。
ワークトライアングルに関連する3つの主要な作業ゾーンは、食品収納ゾーン(冷凍・冷蔵庫と乾物の収納)、洗い物ゾーン(シンク、食器洗い乾燥機)と調理ゾーン(コンロ、オーブン、電子レンジ)です。これらの作業ゾーンを適切に配置することで人間工学にもとづいた自然なワークトライアングル(作業動線)ができ、何にでもすぐに手の届くキッチンが実現します。 以下が作業ゾーンを考慮する際の基本的なヒントです。
キッチンでは電化製品の配置や水回り、ガス回りなどたくさんのポイントがあります。
調理ゾーン
熱い鍋やフライパンを持ってキッチンを横切るのは避けたいもの。オーブンとコンロはシンクとワークトップの近くに配置できるようプランニングしましょう。
洗い物ゾーン
シンクは重要な作業エリアです。下ごしらえをしやすいように冷蔵庫を近くに置きましょう。
また、コンロへのアクセスがよいとパスタや野菜の水切りも楽になります。
食品収納ゾーン
食品収納ゾーンには、乾物も冷蔵保存する食品をはじめあらゆる食品を収納するスペースがあることを確認しましょう。ハイキャビネットと冷蔵庫の近くにワークトップがあれば、買ってきた食品を楽にしまえます。
調理・洗い物・食品収納この3つの導線がしっかりしていると、毎日の火事が楽になりますね。配置が大事です。
作業動線が左右移動の直線となるシンプルでコンパクトな作りです。幅が長すぎる場合は無駄な動線が多くなり、作業効率が下がるので幅は360cmぐらいまでにするとよいです。配膳スペースや収納を組み合わせたり、ワゴンなどを利用するのもよいアイデアですよ。
このキッチンは狭いスペースでもOKですね。後ろにダイニングテーブルを配置すれば、できた食事をすぐに置けるのもポイント。
アイランド型キッチン
I型にアイランドが付いたキッチンです。
アイランド部分は、収納スペースや予備の作業スペースとしても使えます。
ただし、快適に作業をするにはまわりに最低120cmのフリースペースが必要です。
大人数での作業が楽しめるプランです。さらに、アイランド部分にカウンターやテーブルを取り付けるとパーティが行え、にぎやかな料理を楽しみたい家庭向きです。ただし作業スペースや通路を確保するのに広いスペースが必要です。
Ⅰ型やL型キッチンと組み合わせてコンロやサブシンクをアイランドに・・・というケースも増えています。アイランド部分にコンロを持ってくる場合は、換気設備をしっかりと検討してくださいね!
海外風なアイランドキッチンに憧れる方も多いのでは?!広いスペースが必要になりますね。オシャレで広い配置なので、大人数がよく集まる家なら便利ですね。
L型キッチン
L型キッチンは、小型のダイニングテーブルやキッチンアイランドを追加するのに理想的。コーナースペースを最大限に活用したいときや、キッチンをダイニングエリアと一体化したい場合にも適しています。
コーナー部分があるのが特徴で、作業動線が短くキッチン空間の作業性が高くなります。コーナーを活かすことでカウンターや収納スペースを広く使える反面、コーナー部分を上手に活用しなければ面積の割りに収納量は増えないので注意、工夫
キッチンとダイニングが近い配置になっているので、お母さんと子供、家族の距離が近くなりますね。
U型キッチン
広い部屋にはU型のレイアウト(配置)が理想的。
スペースを最大活用できて、広々とした収納場所も豊富に選べ、なんでも手の届きやすい位置に収納できます。部屋がとても広い場合は、ワークトライアングルの各作業エリアの間が離れすぎないよう注意しましょう。
作業スペースや収納スペースが広く取れ、作業動線も短く効率のよいのが特徴です。ただし、L型と同様、コーナー部分を上手に活用できるよう工夫が必要です。
また、通路が袋小路になってしまうので、スペースに余裕がほしいですね。
シンク前をカウンターにしてオープンにすると開放的なキッチンになります。
広々した配置にしたいならU型キッチンを。作業スペースが大きいのも嬉しいですね。
平行型キッチン
このレイアウト(配置)に広いスペースは要りません。料理の下ごしらえに理想的。作業と収納の2つのエリアが向かい合って配置されています。実際、プロのシェフたちの多くが好むレイアウトです。
コンパクトなスペースで作業面積・収納が多くとれ、作業動線も短く、動作効率が良いのが特徴です。収納がより必要な場合は、片側に背の高いキャビネットを配置するなど、いろいろ工夫してみましょう。また、シンクとコンロを対面しないように少しずらして配置するのがポイントです。Ⅱ列の間隔は一人での作業なら90cm程度、2人なら120cmぐらいは確保したいですね
この配置なら作業スペースが広いので、料理がしやすいですね。
全体的に白で統一されたキッチン。アイランド型なので、開放感のある配置に。
キッチンの隣にダイニングテーブルが配置されたキッチン。横がダイニングテーブルなので、できた食事をさっと置くことができます。
海外U型の広いキッチン。広々した配置が大人数が集まるには最適ですね。
キッチンにカウンターがついているので、家族だんらんができる配置になっていますね。広々した空間が良いですね。
いかがでしたか?好みのキッチンの配置は決まりましたか?色んな写真やHPを見て、キッチンの配置やイメージを膨らまして参考にしてください。
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