2017/04/15
wakahaya
2015/12/12 更新
キッチンとダイニングは毎日使う空間だからこそ、しっかり考えたいポイント。導線は短い方が何かと楽ちんなんです☆キッチン&ダイニングはつながりが深いので、これからご紹介する内容を今後の注文住宅やインテリアを考える際の参考にしていただきたいです。
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・キッチン&ダイニングの深いつながり
・キッチン&ダイニングの作り
・キッチン&ダイニングカウンター
・キッチン&ダイニングからリビングの仕切り
・キッチンからダイニングテーブルの横並びの間取り
・まとめ
ダイニング・キッチンは、食事をする場所であるダイニングと、食事の用意をする場所であるキッチンをワンルーム化したもの。これは、日本の住宅事情の中で、限られたスペースをいかに広く多目的に使うか、という発想から生まれたスタイルで、現在多くの家庭で取り入れられています。
従来、日本のダイニング・キッチンは、キッチンの横にダイニングテーブルを置いて、そこで食事をするスタイルのものか多かったようです。これは、食事の配膳も後片付けもすぐにできるので便利なのですが、料理をしている人間はダイニングテーブルに背を向けて作業することになり、コミュニケーションという点で問題がありました。またこれでは、料理をする作業の場が丸見えになってしまいます。
しかし、最近は、ダイニングとキッチンとの間の仕切りを工夫したもの、食事を作る側と食べる側の会話を妨げないカウンターなどの仕切りを間に設けたものなど、ダイニング・キッチンのレイアウトもバリエーションに富んだものになっています。主婦が孤立感を抱くこともなく、会話を楽しみながら料理や後片付けができるという、本来のダイニング・キッチンの良さが十分に活かされるようになったのです。DK計画を考える際には、 その家庭のライフスタイル、家族構成、料理の嗜好によっても違ってきますし、またほかの居室とのつながりによってもかなり変わってきます。このスタイルが一番使いやすい、といった考えにとらわれることなく、プランそれぞれのメリット、デメリットを理解することです。そして、使い勝手やダイニング・キッチンか住まいの中でどのような役割を果たすのかを十分に検討し、選ぶことが大切です。
上記は長く書いてありますが要するに
・ダイニングとキッチンの繋がりを遮断させずコミュニケーションが取れる間取り
・家族構成・ライフスタイル・他の部屋とのつながり
こういった点を考慮しながら、キッチン&ダイニング計画していくことで、思い通りの間取りに仕上がります。
●オープン型
オープン型は、キッチンとダイニングおよびリビング・ダイニングとがワンルームになったタイプで、居室面積が限られた住宅に向いています。とはいっても6畳でぎりぎり、できれば8畳ほしいところです。ただしキッチン側に壁面が少ないため収納スペースをよく考えてプランを練りましょう。通常、DKとかLDKといった形で構成されています。
メリット
•調理から配膳への作業動線が短いため、作業する人にとっては働きやすいタイプです。
•家族コミュニケーションを深める点で優れていて、高齢者や幼児のいる家庭では目が届きやすいという利点もあります。
デメリット
•仕切りがないので煙やにおいが回りやすく、食事の雰囲気を損ねる問題があります。
•キッチン内部が見透かされ、繁雑さが丸見えになる恐れがあります。
プラン例
•LDKをワンルームにし、シンクやコンロを組み込んだベ一スキャビネットを壁面に寄せずに、オープンなアイランド型キッチンとして配置します。アイランド型のメリットは、四方から炊事作業に誰もが参加できることで、家族のコミュニケーションを重視したいと思う人には最も適したプランといえます。ただし換気設備は大型フードの設備と十分な換気能力を備えていることが条件。さらに、天井換気扇を付けるといいでしょう
オープン型は、家族のコミュニケーションが1番取れる間取りです。
・クローズ型
キッチンがダイニングやリビングから完全に独立しているタイプ。一つの部屋として独立しているため、狭すぎるとかえって使いにくくなるので、4.5畳以上のスペースはほしいところです。
メリット
•キッチンから発生する煙や音、汚れ物などに気を使う必要がないので来客の多い家庭に向いています。
•料理好きの主婦の場合は、料理に専念でき、快適な作業場となります。
デメリット
•調理中は主婦が孤立してしまい、家族とのコミユニケーションがとりにくくなります。
•ダイニングへの動線が長く、配膳に手間どります。
プラン例
•大きくスペースをとり、家族の誰もが料理づくりに参加できるように中央に大きな作業台を設けます。さらに、配膳や手伝い作業ができるカウンターを取り付け、独立型の欠点である家族コミュニケーションの図りづらい点をカバーします。
•料理づくりに専念したい人はキッチン設備にこだわりを持ち、使い勝手のよい、広いキッチンづくりを目指すものです。そこで、出窓いっぱいまでカウンターを広げ、さまざまな調理道具を置いても狭くならない広さを確保し、ワイドカウンターに。またキッチンに隣接してウォークイン方式の食品庫を設けます。
クローズ型は家族とのコミュニケーションが取りにくいですが、匂いやキッチンが散らかっていても気にすることなく料理できます。
●セミオープン型(セミクローズ型)
オープン型の欠点と独立型の欠点をカバーし、両方の良さを活かしたのがこのタイプ。オープン性の強いものから独立性を強くしたものまでさまざまです。この調整のサジ加減は、どんなライフスタイルをイメージするかによって決まってきます。最低6畳くらいのスペースがあれば、さまざまなレイアウトの工夫もできます。
メリット
•食堂との仕切りを工夫すれば、オープンな雰囲気を保ちつつ、料理の手元やキッチン内の繁雑な部分を隠すことができます。
•煙やにおいの問題は、下がり壁やドアを付けることで、ある程度解決できます。
プラン例
•ダイニングとキッチンをカウンターで仕切り、独立性を強めたものにしますが、カウンターにはシンクを設備し、水仕事をしながらダイニングにいる家族との会話を楽しめるようにします。このスタイルを対話型といいますが、会話や手伝い作業を通して家族コミュ ニケーションが図れるほかに、高齢者や幼児のいる家庭では目が届きやすい、というメリットがあります。また、シンクを設けたカウンターのダイニング側部分を少し高くすると、ダイニング側からシンクの手元が隠れて体裁よく納まり、同時に水はねなどを防ぐことができます。
•リビングとキッチンをハッチカウンターで仕切ります。このプランは意外と独立性が高く、大きさによってはダイニングからはキッチンのほんの一部しか見えないようにすることも可能です。食事も落ち着いた雰囲気の中でとることができます。
セミオープン型は好みに合わせて、オープン寄りかクローズ寄りか好きなように組み立てられます。
ある程度の仕切りは作りつつ、子供たちや家族とのコミュニケーションが取れるのでオススメですね。
オープン型、クローズ型、セミクローズ型(セミオープン型)それぞれ、メリットデメリットがあります。ライフスタイルに合わせて好みのキッチンスタイルを選んでください。
・モーニングカウンター
食事を作る側も食べる側も忙しい朝食やティータイム、また食事をとる人数が少ない時 などは、キッチンカウンターやハッチなどに取り付けたモーニングカウンターが大変重宝します。またダイニングテーブルが接客用である場合は、モーニングカウンターと併用することで、テーブルの使用頻度が抑えられます。
モーニングカウンターがあれば、子供のいるご家庭にかなり便利。忙しい朝に子供だけでご飯を食べる際に、お母さんは子供たちと会話しながらお弁当を詰める・・などこういった利用方法もあります。子供たちも寂しくありませんね。
・キッチンカウンターにつなげたダイニング
キッチンカウンターからそのままダイニングテーブルにつながるタイプは、食事をする人の進み具合を見ながら作れること、また配膳の手間が省けるなど作業動線も短く、食事を作る側にとっては大変便利です。また、家族コミュニケーションの面からも優れているといえます。ただ、この場合、カウンターからダイニングまでをフラットにした造りが多いので、収納力のあるカウンターやキャビネットで、調理器具や道具をあまり外に出さない工夫が必要です。
キッチンカウンターからダイニングテーブルに繋がったパターンは、家族のコミュニケーションが取りやすく、また大人数での集まりでも料理を作りながらでも会話が出来たり良い面が多いです。
これって悩みませんか?
キッチン&ダイニングからの仕切りがあるのとないとで、それぞれのメリットデメリットを実際に住んでいらっしゃる方の意見を載せていきます。
うちは 対面式キッチン ダイニング リビングとつながっていて仕切りがありません。アコーデオンカーテンでも可動式の仕切りでもあった方がいいとつくづく思います。
お友達が来たりお客が合った時 その本人以外の家族が食事をしたり軽食を取ったりしにくいです。人目を気にしながら遅めの昼食を取ったりするのにも 食べている内容も見られているようで落着きません。
母と母の友達たちがよくリビングを占領しておしゃべりしてドンと座っています。部活から帰って遅い昼食を食べているのを「若いからよく食べるわね」「いい食べっぷりね」などと見られるのは嫌です。
キッチンがどうなっているかにもよると思います。
我が家の場合キッチンとダイニングが一続きで仕切りがないため(持ち運びとかは楽ですが)焼き魚、焼肉をやりますと煙がダイニングにも充満します・・・。何より油を使いますので、壁の素材によってはちょっとべとつくようになるかも(掃除をこまめにやってればともかく)
それもあってリビングとダイニングは引き戸で仕切っています。
リビングとダイニングに仕切りがあると、お客様は居間にお通しし、見られると不都合なものだとかはダイニングに退避とか、お茶などお出しするものの用意はあらかじめダイニングでできるという利点もありますよ。
個人的な意見としては
天井に出っ張りの無い仕切りで
壁の中に扉が収納できるタイプが
お勧めです。
どんなに気をつけても
狭いほうが光熱費には有利です。
一人で家に居るときにもったいないし。
一人のときだけ扉をはずして・・・って
絶対しませんから~。
油や臭いがきつい食事のとき、来客がいると家族が気を使うなどのデメリットがあることから、仕切りがあった方が良いとの声もあります。
壁に収納できるドアで普段は開けておけるとなると、あれば便利かもしれないですね。
うちは区切りがいっさいないです。
約30畳程。
冷暖房は天井に埋めています。
二つ壁に着けるとうるさくなるし、天井だと見た目もきれいです。
鉄骨構造で、冷暖房はすぐに効きます。
間仕切りは必要ないです。
我が家はRCの外断熱です。約17畳のリビング(和室のコーナーあり)、8畳のダイニングキッチン、廊下のエリアと階段が、全部間仕切りなく繋がっていますが、一台のエアコンで充分です(しかもすぐ冷える)。建築士さんからは「大丈夫」と言われていたのですが、不安でダイニングキッチンにもエアコンをつけたのですが、全く不要でした。
しっかりした外断熱なら、逆に間仕切りが無い方が冷房の効率はいいです(空気の流れを止めない方がいいので)。嘘のようですが、住んでみて分かる現実です。
実家が同じような感じ(20畳)ですが、冷暖房の効きはすごくいいです(天井高はやや低めですが)。
間仕切り用に「アコーディオンカーテン」が付いていますが、ほとんど使っておらず、無用の長物と化しています。
どうしても間仕切りを付けたいのであれば、アコーディオンカーテン(片側に寄せておくため、ちょっと邪魔)か、可動式の間仕切り(すっきりしますが高価)だったら天井に直にレールを埋めて付けるので「張り出しの壁」はありませんよ。
外断熱のお家なら、冷暖房が効きやすいという意見が多かったです。
さらに外断熱なら、仕切りがない方が冷房の効きが良いとの声も。
シンクの横にダイニングテーブルなので、かたづけが楽です。
子供達も自分の食器は自分で持ってきます(近いし)
友達を呼んだ時も、みんなシンクのまわりぐるっと囲んで手伝ってくれます。
話はもちろん!はずみますよ♪
気になられている匂いですが、こまめにシンクの排水溝の網を洗わないと
多分匂ってくるのではないでしょうか。
ですが、こういう配置をしていると、普段から綺麗にする癖がつきます。
お皿洗いの時に、ついでに一緒の洗剤で網の所をきちんと掃除していれば
生ゴミ臭くなったりしません。
毎回ちゃんと洗うので、掃除自体も苦にならないです。
難点を言えば・・・今は思いつきません。
大変満足しています。
まずおっしゃるとおり、子供たちに何かあっても回り込めずに対応出来るし、逆に子供達も回り込まずに私の所に来れる。
前テーブルでは離れた場所にいれば子供の様子も良く見れますが、テーブル近くにいた場合(椅子に座っているのではなくって床で遊んでたりした場合です)は頭の先っちょしか見えないと思うんです。(少なくても足元までは見えない)
でもこの配置だと、すぐ脇にいても子供の足元まで見渡せる。
あとは、
・配膳も楽。
・食事中に「お醤油とって」とか、「お変わり」とか言われて、座席を立つ事って案外多いんですが、回り込まずにスッと出せる。←これは結構大きいですよ。何回も回り込んで行くとその内めんどくさくなってしまうし、食事が途中、途中になってしまうし。。。
・お客様も斜め前の座席に座ってもらえばシンク内や足元もテーブルの陰になって案外見えない。
でも顔は見えるので話しは弾む。。。
臭いは全く気になりません。
前でも横でも換気扇が付いていれば変わらないと思いますよ。
もしも間取り的に充分余裕があって、横並びに出来るのであれば私はお勧めしますし、ウチも本来ならば今度の新居でもしたい位なので、いいなぁ~とうらやましい位ですよ^^
空間の広がりも感じられるし、一目ぼれは間違っていないと思います^^
とても便利との声が多いですね。
食事が終わってすぐシンクに運べますし、子供たちもお手伝いしてもらえます。
家族のコミュニケーションも取れますね。
反対に、デメリットといえば
横にダイニングテーブルが配置されているので、リビングに行くのに導線が長いことです。
また、来客があった場合キッチンを見られてしまうというデメリットもあります。
最近ダイニングテーブル&キッチンが隣り合わせに配置されるのが流行っています。メリットデメリットを理解したうえで、参考にしてください。
いかがでしたか?キッチン&ダイニングの間取り、キッチン&ダイニングとリビングの仕切りの有無など、参考になりましたか?
ライフスタイルや家族構成、好みなど色んな選択ができるので、ぜひ参考にしてください。
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