2016/08/15
ちょんちょん
2015/12/14 更新
ステンドグラスの窓やスタンド、憧れる気持ちはあっても買うと高いし作り方や材料も分からない・・・簡単に安く揃えられる材料でステンドグラスを作れたらいいですよね。これからご紹介するのは、そんな思いを叶えてくれるとっておきの方法です♡
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ステンドグラスは美術館に展示されていたり工房もたくさんありますが、素人でも材料さえあれば作れないわけではありません。
なのでまずは簡単に作り方と材料をご紹介します!
1. デザイン画に合わせて各ピースの型紙を作る。番号を付けておく
2. 型紙に合わせてガラスをカット。ガラスが取れにくい時は切線に沿って裏面をガラス切りの背等でコツコツたたくと線に沿ってヒビが入り、取れ易くなります。
3. 曲面はガラスを大きめに切り、グローザーで不要な部分をカジリ取ります。力を入れ過ぎるとガラスが割れ易いので、上下に動かしながら少しずつ取る事がコツ。
4. ガラスが型紙通りに切れたら、各ピースの周囲にコパーテープを両面が均等になるように貼って行きます。(コパーテープ方式の場合)
5. デザイン画に合わせてガラスピースを並べ、コパーテープの部分をハンダ付けします。
6. ハンダ付けが終わったら、鉛をパティーナで黒く染め、水洗いして完成です。
・ガラス切り:数タイプあるが、まずは金属ローラー型を選ぶ。垂直に立てて切るときれいに切れます。
・ハンダゴテ:80~100ワットで先端面が楕円形の物が良いでしょう。
・グローザー:グロージング・プライヤー。ガラス切りでは曲線が切り難いため、不要部分のガラスをカジリ取って曲面に仕上げる時に使います。
・リードナイフ:鉛線を押切るタイプの専用ナイフ。
・防護メガネ、軍手など:ガラスのカケラ等から身を守る。
・ガラス:30×35~40㎝前後で1枚千円台~3千円台。高い物は5千円以上する。初心者向けのキット製品(カット済み)もある。
・ハンダ:錫の配合率で溶ける温度の違いがある。
・鉛線:H型やU型で各サイズがある。
・コパーテープ:片面に糊が付いた銅のフォイルで各サイズがある。
・カッティングオイル:ガラス切りの先端に塗ると切り易くなる。
・フラックス液:接着部分に筆で塗っておくとハンダが付き易い。コテ先の洗浄も。
・パティーナ液:ハンダの着色仕上げ液。数色ある。
職人さんによって作る工程も違うようですし、さらに本格的なステンドグラス作りにはまだまだ細かい作業工程や必要な材料もあります。
ステンドグラスの製作はとても手間のかかる作業です。
ガラスの選び方だけでもステンドグラス作家の個性が出ますし、作り方によってステンドグラスの完成度に違いが出ます。
時間も材料を揃える費用もかかるステンドグラス作りは、やはりなかなか手を出しにくいです。
そこで、誰でも手軽にステンドグラスを楽しめる方法をご紹介いたします♪
もちろん材料はお家にあるものや、安く購入できるものばかりですよ!
●材料1・・・ガラス絵の具
縁取り用の黒色と好きな色を。
●材料2・・・フォトフレーム
好きなサイズ、好きな素材のものを。
材料はたったのこれだけ!! 100円均一で揃えられちゃいます!!
作り方も簡単で、
・アクリル板の下にデザイン画を敷いて黒色のガラス絵の具で縁を書く
・乾いたら好きな色のガラス絵の具で色をつける
ポイントは少し盛るくらいの量で書くこと。
塗り始めは透き通っていませんが、乾くとステンドグラスのように綺麗になります。
フォトフレームならどんな場所でも飾ることが出来ますね♡
慣れてきたらグラスやキャンドルホルダー、窓などたくさん楽しめます。
ガラス絵の具は乾けば綺麗にペロンと剥がせるので失敗しても大丈夫ですよ!
細かい絵やキャラクターだって書けちゃいます♡
プラ板を使ってオーナメントを作っても可愛いですね!
●材料●
・ビーズ
・耐熱容器
・油
・キッチンペーパー
●作り方●
・キッチンペーパーで耐熱容器に油をひく(溶けたビーズがひっつかないようにするため)
・オーブンで完全に溶かす(400℃で10分程度)
・冷めて固まったら取り出す
材料のビーズはいたって普通のビーズで、100円均一で売られているもので出来ます。
作り方も容器に並べるだけであとはオーブンにおまかせ!
ビーズを並べる際は表面が平らになるようにした方が仕上がりが綺麗です。
クッキー型でも出来るので、いろんな形でできます♡
その場合は材料にクッキングシートが必要です。
最近はお菓子作りの材料として耐熱容器やクッキー型なども100円均一で揃いますよね!
サンキャッチャーにすればキラキラとステンドグラスのように光を通して綺麗♡
吊るし穴はビーズを並べる時に一緒にナットなどを入れておけば簡単です。
他にもコースターなど、アイディア次第でいろいろな物が作れそうです♡
せっかくなので100円均一で揃えられる材料の範囲で挑戦したいですね。
本格的なステンドグラスとは違いますが、お子さんとも一緒に楽しめるほどシンプルな材料・作り方なのでおすすめです!
●材料・・・黒の画用紙、カラーセロファン
●必要な道具・・・カッター、ハサミ、のり
デザインが細かい場合はピンセットがあると便利です。
カッターを使用する際、カッティングボードがあるほうが綺麗に切れます。
こちらも材料はどれも100円均一で購入できます。
【作り方】
・デザインを下書きした黒の画用紙を2枚重ねてカッターで型抜きする
・黒画用紙どちらか1枚の裏面に好きな色のセロファンを張っていく
・セロファンの貼り付け部分が見えないようにもう1枚の黒画用紙を張り合わせる
基本はこのようにとても簡単です。
本格的なステンドグラスのような柄を作るとなると、セロファンの大きさを合わせる工程など根気のいる作業になりますが、材料は変わりませんので、あとはやる気次第ですね!
こちらの方法もオーナメントなどいろいろな形で楽しめそうです♡
自分で材料を揃えると中途半端に余ったりしますよね・・・
作りたいと思ってはいても材料を買い忘れていたり・・・
そんな時はアマゾンや楽天市場などで安く売られているキットがおすすめ♡
ステンドグラス フォトフレームキット
¥1512
ステンドグラス おやすみライトキット
¥1512
ステンドグラス バラエティーBOXキット
¥2052
ガラスも予めカットされていますし、作る際に必要な材料はそろっています。
キットは簡単なだけでなく、材料が使い切りできるのがいいですね!
以上、ステンドグラスを簡単に楽しむ方法をご紹介しました。
どの方法もとても簡単で、なにより材料費のコスパが良いですよね!
もちろんステンドグラスが好きで時間にもお金にも余裕があれば、工房などで行われる教室に行かれるのが一番だとは思います。
しかし、好きな物を安い材料で作ってみる、材料を揃えに出かけるという良さもありますよね!
綺麗で高価なステンドグラスも魅力的ですが、自分で作ったぬくもりのあるステンドグラスもまた魅力的です♡
是非ステンドグラスの世界を気軽にお手軽に楽しんでみてください♡
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