自分で自宅の外壁をペンキで塗る。そのために必要なアイテムと塗り方
2015/12/13
Esperanto
2015/12/12 更新
素敵な白い家に憧れる人も多いですが、住んでいくうちに外壁の汚れがとても気になってきます。外壁の汚れは避けられない問題ですが、気にはなっても、放置する人がほとんど!外壁の汚れが目立ってきた場合、どう対処すればいいのか。外壁の汚れの原因と落とし方をご紹介します。
新築の時はこんなに白くて綺麗なのに、すぐ汚れが目立ってきてしまいます・・・
①雨があたらない箇所
・・・・・雨が当たらない箇所は風が吹き込みやすく、汚れが雨で流れないため。
②陽があたらない箇所
・・・・・陽があたらないと湿気を帯び、菌が発生しやすい。
③湿気が多い箇所
・・・・・菌が発生しやすく、繁殖しやすい。
外壁が汚れる原因として最も多いのが水あかです。建物は、その作りによって雨水が伝っていく場所が一部に集中してしまうことも少なくありません。そのため、雨水がよく伝う場所だけ水あかが付着し、汚れやすくなってしまうのです。
建物には砂ぼこりや排気ガスなどが日々、付着しています。雨が降ると、外壁に付着したこれらの汚れが雨水に溶け込みながら、外壁を伝っていくことになるわけです。これによって、雨水がよく伝う箇所にだけ汚れが集中しやすくなり、目立つようになってしまいます。
シリコンには、可塑剤が含まれています。これは、シリコンの柔軟性を保つためにはかかせないものですが、油性成分であるため徐々に表面上に浮き出してきてしまうのです。そうして、雨水などで成分が流された結果、外壁に油性の汚れをつけることになってしまいます。油性の汚れのため、落としにくいのが難点です。
外壁の素材が乾きにくいものだったり、吸水性が高かったりすると、カビや藻ができやすくなってしまいます。このような素材である上に雨などが続き多湿状態が保たれてしまうと、カビや藻は繁殖しやすくなるため、悪循環となるでしょう。
外壁には凹凸があるため車の排気ガスによるススやホコリがたまりやすいと言われています。
外壁に溜まったスス汚れやホコリは雨が当たるとある程度落とすことができますが、雨の当たりにくい場所についてしまった汚れは自然に落ちません。
換気扇の吹出し口から出る油も外壁を汚す原因になるでしょう。換気扇の吹出し口から黒ずんだ油が大量に出ているのは見栄えが悪いですよね。油汚れはとても頑固なので定期的に清掃しないと取れにくくなってしまいます。
生活していくうえで、どうしても外壁に汚れが溜まってしまうのですね。外壁の汚れは避けて通れない現実問題です。原因は色々あるのは分かりましたが、さらに外壁汚れの種類について詳しくご紹介します。
外壁に汚れが溜まる様子
外壁って凸凹しているから、汚れが溜まりやすいのは当然ですね。
排気ガスなどを含む空気中の油分、ゴミが晴れた日に屋根や外壁に少しずつたまっていきます。そして雨が降ったときに流れるのですが、窓枠の下や突起物の下などの外壁の一部分で雨水が集中的に流れてしまい、汚れが残ってしまった跡です。
外壁に使われている塗料や、材料が吸水性が高いものだった場合、水が長く壁にとどまってしまうので、藻などが出来やすくなってしまいます。防ぐ為には吸水性が低いものを選びましょう。ちなみに防藻性、防カビ性を推している塗料も存在します。
金属部が錆びた物が雨水によって流れて、雨だれのように錆が広がってしまいます。それだけではなく、酸性雨にわずかに含まれる金属系のイオン分子(鉄イオンなど)にコンクリート内の成分が反応して錆が出てしまう事もあります。
紫外線や雨などを浴び続けた結果、外壁の一部の色が変わってしまう現象です。日当たりが良い場所で発生する可能性が高いです。これは主に塗膜の劣化などから起こってしまいます。
どの汚れも厄介そうです。共通して言えるのは、早期対策で早めに対処することが大事なようです。どうやったら外壁の汚れが落ちるのでしょうか。素人にも出来るのでしょうか。確認していきましょう。
黒い家は比較的目立ちませんが、やはり汚れはあるのが事実。分かりにくくても注意して対処していきましょう。
高圧洗浄は基本的にどのような外壁にも使うことができます。強い水の力で汚れを弾き飛ばすため、汚れの種類に関わらずキレイに落とすことができるでしょう。
高圧洗浄機を使うには汚れの範囲が狭い場合もあります。そんなときはスポンジを使って汚れを落しましょう。柔らかめのスポンジに水を含ませて優しく外壁をこするなら、簡単な汚れは落とすことができます。
換気扇の油汚れ等水だけでは落ない頑固な汚れもありますよね。そんな汚れには中性洗剤を使うのもオススメです。洗剤をお湯に溶かして汚れに吹付け、スポンジで叩くようにしながら汚れを落としていきます。
できれば洗剤は水でなく、ぬるま湯かお湯に溶かしましょう。こうして作った温かい洗剤水を汚れに吹きかけて、スポンジでこすりながら落としていきます。
外壁の汚れの落とし方は、そんなに難しくはないようです。中でも高圧洗浄機は家庭用のものも販売されており、素人にも扱いやすく、だいたいの汚れは落とせる優れもの。ですが、外壁ですから、場所によっては危険なところも出てきますので、無理をせず業者に頼むのも手だとおぼえておきましょう。
高圧洗浄で10年分のカビと黒ずんだ外壁がきれいに。
素人ではなくプロの高圧洗浄の動画ですが、高圧洗浄でどれだけ落とせるのか、わかりやすい動画です。家庭用の高圧洗浄機もありますので、検討してみるのも良いですね。
外壁もサッシも床も、高圧洗浄機でこんなに綺麗になるのですね。カビも落とせるならこれは一家に一台は必要かもしれません。外壁だけではなく、ベランダや車など活躍の場はたくさんありますので、便利ですね。
こんなに真っ白だと生活していて、気分の良くなるでしょうね。やはり家が明るく綺麗だと、住んでいる人間も居心地良さそうです。
いががでしたか?外壁の汚れの原因と落とし方のまとめでした。外壁の汚れは気になってもなかなか対処しにくく、どうすれば良いのか分からない部分です。でも早めの対応と簡単な方法で綺麗な外壁を保てるのです。外壁を汚れから守って快適な生活を送ってくださいね。
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