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【家具店三種の神器】家具選びの必須事項☆これでもう失敗いらず

家具を購入して失敗したことはありませんか?それはデザインに目が奪われ、肝心な事をつい忘れているからです。失敗しない秘訣は3つ。①家具を見る。②体感する。③話を聞く。家具店に行ったならこの3項目が不可欠です。それを踏まえて家具店には行きましょう。

家具店で気を付けること

デザインに飛びつくことは止めましょう。
当たり前だと思っているでしょうが果たしてそうでしょうか。
どうしてもそれが欲しくて購入したはいいけれど、部屋に合わなかった、寸法が大きすぎた、使い心地が悪かった、なんて1度くらいはありませんか?
家具店の大きさに錯覚して必要なことを見失っていたからです。

家具店に行く前に調べること

いざ購入となった時、たぶん大丈夫、では失敗の素です。そうならない為にいろいろと採寸しなければならない所があります。

窓の大きさ・腰高を測る

ローボードなどを購入する際、窓の高さより高くなった、カーテンに当たってしまう、などの失敗がなくなります。
カーテンは床上何センチかを測りましょう。
家具店の店員がそこまで話を聞いてくれればいいですが、中には聞かない人もいます。

ドアの寸法を測る

外開きやスライドドアなら問題ありませんが、内開きの場合、家具の邪魔になるかもしれません。
ドアを開けた時にどれくらい壁を占領するのか測っておきましょう。
家具店の店員もそこまで気が付かない人もいます。

コンセントの位置・壁からの距離を測る

家具を置く位置にコンセントはありませんか?
家具を運び入れてみたらコンセントに被ったなんてことになりかねません。
これもまた家具店の店員が見落としてしまう注意点です。

エアコンの設置高を測る

エアコンの真下にそんなに背の高いものは置かないでしょうが、少しでもエアコンにかかる場合は測っておかなくてはなりません。
家具店の店員の全ての家具の高さを把握している訳ではありません。

家具店に入る前の注意事項

①家具店は広いです。そこで見る家具は家で見る時より小さく感じます。
 見た目だけで決めてしまうと失敗します。

②実際の大きさが分かるように床の上にスペースが分かるようにしましょう。
床には必ず継ぎ目があります。マス目の床ならその升目を利用して何畳かを把握しましょう。
そうでない場合は、壁や家具などを利用してそこからの距離で何畳になるかを把握したり、ラグが敷いてあればその大きさをもとにスペースを把握しましょう。
家具店の店員は、スケールを持っていますのでお願いしましょう。

家具店での三種の神器

【感じる】

食器棚など、仕様がある物はその必要性を考えましょう。
それが売りになっていますが、意外と使わなかったり返って不便になることもあります。
例えば、炊飯器やポットなどのスライドテーブルが必要か、などで食器棚の形も変わってきます。
分からない場合は、家具のプロがその場にいるのですから店員に相談してみましょう。

ソファの場合、座った時、座面、背もたれ、首、足が楽かどうか確認しましょう。
座った時に膝が90度以上伸びる場合は長時間座っていると膝の裏側に圧迫感を感じて辛くなることがあります。
背もたれの角度によってはリラックスできないものもありますし、家庭では深く腰掛けるので頭の付け根まである物の方が楽だと言えます。

【比べる】

家具店にはいろんな商品があって目移りしてしまいます。
まずはデザインで数点ピックアップして、それらの商品のメリット、デメリットを考えましょう。
不要なものが付いているだけでいきなり高額になる商品もあります。
家具店の店員はメリットしか言わないのが当然です。メリットだけが誇張され過ぎ、それに感化されて失敗することもあるので気を付けましょう。
ソファやベッドは特に、使用時間が長いので実際に座って、寝て、使い心地の違いを確認しましょう。

【聞く】

商品を決めるまで店員に来てほしくない、と言う方も大勢いますが、出来るだけ話は聞きましょう。
私たちが触れてみても分からないことを教えてくれます。
買わせられるんじゃないか、買うかどうか分からないから、などの心配はせず、どんどん聞いてどんどん質問しましょう。

ポイント①
店員さんとの距離をあまり詰めすぎないよう気を付けてください。
訪問販売などで心が揺らいでしまうのは、距離が近いことも要因の一つです。

ポイント②
こちらの話をあまり聞かず、商品のことばかり説明する店員は避けましょう。
部屋の様子を理解しないまま薦めているので失敗の原因になります。
商品のことも熟知しながら、まずはこちらの話を良く聴き、暮らす側の状態を理解した上で商品の提案をしてくれる店員を選ぶことが大切です。

家具の寸法

冒頭にも申し上げました、家具店で見る家具は実物より小さく見えます。
そのことを頭から離さないようにしましょう。
多少の違いはありますが、おおよその寸法が下記の通りです。

一例:サイズ:W970×D1980

商品によって違いますが、シングルベッドがおおよそ畳1枚強、または襖1枚強
サイズが上がっていく事に20~30cm大きくなると覚えておいてください。

商品によって違いはありますが、おおよそ2枚扉で畳の幅1畳分。窓ならサッシ1枚分の幅。
扉が1枚増えるごとに30cmずつ幅が広がると覚えておいてください。

商品によって異なりますが、輸入商品でなければおおよそ3Pで畳1畳分、襖1枚分です。
小さくなる毎に40~50cm程度幅が狭くなります。

家具店で失敗した実際の声

気に入った家具を買い足していったら
統一感のない空間になってしまった!

出典:http://www.crastina.co.jp

輸入家具を買ったため、やたら大きく身体に合わず、部屋にも合わずで最悪でした。

出典:http://www.37sumai.com

お店は広い中で見るため、なかなか部屋に置いたときのイメージは浮かばないものですね。

出典:http://www.37sumai.com

教訓。家具は、ライフスタイルをよく考えてから買うべし。

出典:http://www.37sumai.com

便利そうだけど実は不必要なものを購入してしまうことも…。

出典:

せっかく買ったのに「入らなかった…」

出典:http://matome.naver.jp

家具店では伝えやすい工夫を

こんな風に簡単でいいので、何畳かと家具の大きさも書いておくと良いです。
家具を配置する場所が決まっている場合は、購入する家具と関連してくる、壁、家具の寸法なども記入しておくと家具同士の奥行きの違いや部屋のバランスなど、より分かりやすくなるのでお薦めです。

こちらが頭で考えていることを相手に正確に伝えるのは意外と難しいものです。
それが大物家具ならなおのこと。
あらゆる失敗しないためには、部屋の間取りと配置してある家具を簡単にでも図にして持っていくと説明も楽になります。

失敗のない家具選びを

参考になりましたでしょうか。
せっかくお金を出して家具を買ったのに、後悔や気分の悪い思いはしたくありませんよね。
店員さんも完璧ではありません。うっかり聞き忘れてしまうこともあります。こちら側が言い忘れてしまうことだって。
そんな行き違いをなくし、快適な家具選びをするには私たちも多少の努力が必要です。

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