【実は危険】窓を開けて寝ることのデメリットとその対策を紹介!
2017/06/17
tsumiki7
暖房をつけているのにちっとも部屋が暖まらない、足元が寒くて仕方ない、どこかに隙間があるのかも?それって、実は防寒対策をしていない窓が原因かもしれません!部屋の暖房効率を高め、結露も防げる、窓の防寒対策の方法をご紹介します。
暖房をちゃんとつけているのに、なぜかあまり暖かくならない、そんな経験をする人は多いと思います。
部屋が古いから?どこかから隙間風が入ってくるの?
それとも、暖房器具が小さいから?
実は、防寒対策をしていない窓からの冷気が原因で、暖房をしているのに部屋が温まらないということがほとんどなのです。
冬に部屋の中が寒いのは、家の中にある熱の約半分が窓などの開口部から外に逃げてしまうからです。
部屋の熱は窓から多く逃げていくのに、窓の断熱性能が壁や屋根などより劣っていると暖房などで暖めていても、「冬に暖かい部屋」は実現しません。
室内の暖かさを逃がさない鍵は、ズバリ「窓」ということになります。
住宅から失われる熱の5割近くは窓などの開口部から逃げていくのだそうです。と言われてみれば確かに、冬場窓を閉めているのにカーテンの下から流れてくる冷気に身震いしたことがいかに多いかを思い出します。
窓に防寒対策していないと、暖房で温めた空気が58%も逃げて行ってしまうなんて、びっくりですね!
これではいくらストーブやエアコンで部屋を暖めようと暖房をかけても無駄になってしまいます。いかに窓への防寒対策が必要か分かりますね。
当然ですが、硝子は外の熱を伝え、曇ったり結露を作ったりしてしまいます。
そうです、硝子は外の熱を室内に伝え、室内の熱を外に伝えてしまうんです。
つまり、暖房の効率を低下させてしまう事に繋がっているのです。
窓の断熱性能が低いと、結露の原因にもなります。
結露とは、冷たい外気によって冷やされた窓に室内の暖められた空気がぶつかって冷やされ、空気中の水蒸気が窓ガラスに水滴となって表れる現象です。
結露が発生すると、じゅうたんやカーテンが濡れてカビやダニが発生したりさまざまな弊害を引き起こします。これは住宅だけでなく、健康にも大きな問題につながって生きます。
窓の防寒対策をするのは大切ですね。防寒対策をしていない窓から逃げていく熱のせいで暖房代もかかりますし、結露もカビの生える原因となってしまいます。カビが生えれば健康にも悪いですね。
では、どのように窓に防寒対策をすれば良いのでしょうか?
カーテンを防寒用の断熱性能があるものにすると、窓の防寒対策になりますよ。
スペース暖断熱カーテン
スペースシャトルの保温材にも使用されている最新技術を転用した素材のカーテンです。これならしっかりと断熱してくれるから、窓の防寒対策もばっちり。
角部屋 寒い部屋 断熱レースカーテン採光タイプ カーテン通販クレール
お洒落なレースのカーテン、目隠しにもなりますし、そのうえ断熱機能もしっかりしているから嬉しいですね。寒い部屋の窓の防寒対策にいかがですか?
断熱カーテンライナー 採光タイプ
カーテンフックに掛けるだけの簡単な取り付けが嬉しいですね。断熱効果で窓からの冷気をカットして防寒できるし、採光タイプだけれど外からは見えづらいから、明るい部屋で暖房効率もアップできますよ。
実は、普段気にしていないようなカーテンの長さも、窓の防寒に関係します。
引きずってしまっていますが、このようにカーテンの裾を長くするだけでも、窓の防寒対策になります。
失敗をして長く作ってしまったのではありません。
お客様からの要望で完全に擦るように作っています。
日本の場合は、カーテンは床にすらないように1センチぐらいあげるのが一般的です。
ヨーロッパでは、寒いので窓からの冷気がカーテンの下から入ってこないように完全に擦るようにつくることがほとんどです。
今回は20㎝長くつくっています。
これからカーテンを買う、という人には、ぜひ防寒対策に長めのカーテンを購入するのをお勧めします!
賃貸住宅でも出来る寒さ対策!1カ所たった2千円でペアガラスの効果を作る
窓の防寒にはやはり断熱シートがおすすめです。貼り方にこつが必要ですが、シート自体は安価ですし、ホームセンターなどで購入できます。ちょっと不器用で心配な方は、動画を見て勉強しておくと安心かもしれませんね。
梱包などに使われている「プチプチ」、メーカーによっては「エアーキャップ」や「エアークッション」などと呼ばれている緩衝材、これも窓の防寒対策には有効です。
両面テープで貼ると跡が残るから嫌だという方には、養生テープやマスキングテープなどを使う方法もありますし、剥離可能な両面テープもありますよ♪
プチプチ断熱前
23:00の室温18℃、外気温-4.2℃
6:00の室温-2℃、外気温-7.2℃
プチプチ断熱後
23:00の室温18℃、外気温-4.6℃
6:00の室温2℃、外気温-7.9℃
おおよそ4℃の差となりました。
中クラスのファンヒーター(木造8畳相当)を3時間焚いた時の室温
断熱前は13℃ (焚き始めの外気温-9.8℃)
断熱後は16℃ (焚き始め外気温-10.6℃)
部屋は広く窓が多い本当に寒い部屋ですが、これくらい改善されました。
我が家のように冷える家には手間とコストがかかっても実施する価値は十二分に
あると思います。
窓の防寒対策として、二重窓にする方法もあります。業者に頼むとちょっと高くなりますが、最近はDIYで簡易二重窓を作れるキットもありますよ♪
断熱パネル
窓際に置くだけで、冷気が部屋の中に入るのを防いでくれ、防寒効果があります。
何とか無暖房で部屋自体を暖かくできないかと考えた結果、辿りついたのが市販されている窓用の「断熱パネル」の活用でした。肌寒くなるころにホームセンターやスーパーの日用品売り場で販売される、1,000円前後のものです。
窓の防寒対策として、窓下専用ヒーターはいかがですか?
結露も防げるし、ヒーターが冷気を防いでくれるので、防寒対策として優れものです!
半信半疑、ものはためしにと買ってみました。
これ自体で暖房効果は無いと書かれていますが、窓からの冷気が遮断されるため、ことのほか部屋が暖まります。
結露もゼロです。
いかがでしたでしょうか?
窓に防寒対策をするだけで、寒い冬でも暖かい部屋で快適に過ごせるようになります。
足元が冷えて困る、暖房が効かない、そんな方はぜひ、窓の防寒対策をしてみてくださいね。
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