アウトドアに、お料理に、収集用にも!おすすめのナイフを紹介!
2017/04/14
sura
2015/12/19 更新
市販のナイフはすぐ切れなくなる、山のレジャーにナイフがあれば便利・・・。そんなとき、ナイフの作り方を知っていれば自分で作ることができます。特にレジャー中はどのような緊急事態があるか分かりません。ここでは、ナイフの作り方をまとめてご紹介したいと思います!
まず、ナイフを手作りすることは可能なのでしょうか?市販されているナイフや包丁はどのような金属でできていて、どんな加工を施して物が切れるようになっているか分からない初心者でもナイフの作り方さえ分かれば作れるものなのでしょうか?
「刃物というと鍛冶屋さんが真っ赤な鉄を叩いて作るものだと一般には思われていると思います。実際には鍛冶屋さんとは違う作り方もあるんですね。鋼を削って刃物を作るやり方があるんです」
これはとある刃物専門店の店主のお話です。一般的にナイフや包丁に使われるのは鋼ですが、真っ赤になるまで焼いてから鋼を打って・・・なんてことは一般人にはめったにできません。しかし、それとは別の作り方も存在するといいます。
ではどんな作り方があるのかというと、使う材料によって主に3種類の作り方が存在します。ここでは、一つずつ順番に写真つきでご紹介!自分だけのナイフを使って料理を楽しんだりコレクションを楽しみたい!という方には必見です!
まずは少し専門的 鋼を削りだす作り方
市販のナイフと同じように、鋼を使って作る作り方をまずはご紹介します。これはかなり時間がかかりますが、できあがると自分だけの立派なナイフを手に入れることができるという作り方になります。
一般のホームセンターで入手できる鋼はナイフ作成には向かないという情報を耳にしました。そこで詳しく調べてみると、適した鋼が見つかりました。
鋼を削る作り方において、このATS-34という名前のついた鋼は比較的加工がしやすく丈夫だといいます。
焼いて叩いてという作業が不要です。ではこの鋼を使った作り方を見ていきましょう。
あらかじめ作りたいナイフの形を設計しておく
まずは鋼を青く塗装します。型をとるときに分かりやすくするためです。そして紙にデザインした作りたいナイフの形を切り取って鋼の上において固定したら型をとっていきます。
金鋸で型に合わせて切り出します。デザインに合わせて切り出す必要があるので時間がかかると思います。
刃の部分や持ち手を丁寧にヤスリがけします。この写真では持ち手に穴を開ける加工をしていますが、しなくても大丈夫です。ここまででナイフとしての機能は完成なのですが、耐性を考えて火入れをする方もいるようです。
ただ火を入れるのは個人では不可能なようで、そのときには専門業者を頼ったほうがいいでしょう。
こうして鋼を使う作り方を見てみると、かなり緻密で大変な作業だということが分かると思います。もっと簡単な作り方はないのでしょうか?
自作キットでナイフを作成する作り方もある
これはナイフを自分で簡単に作ることができるキットです。これを使う作り方が最も簡単です。
ナイフのハンドメイトキットは通販などで購入することができます。あらかじめ加工されていますので、先ほど紹介した作り方と違って組み上げるだけになっています。値段はさまざまですが、この写真のものは楽天市場で約23.000円のタイプでした。
どうやらナイフキットはたくさんの種類があるようです。お好みのサイズや柄を選んでください。長いものや短いもの、用途によっても必要なものは違ってくると思いますので、値段や入手方法は各自調べてみてくださいね。
最後にご紹介するのは、もしものときに役立つ石を使う作り方です。もしも山で遭難したり、そうでなくてもキャンプなどへ出掛けて刃物が必要になった場合に身の回りにあるものでナイフのようなものが作れる作り方を調べてみました。
まずは数ある石の中から、大きすぎず割れやすい石を探します。しかし見た目で判断するのは難しいので、もしどの石を使うか迷ったときには適当なものでかまいません。
石を土台にして、その上で火を起こします。すると熱によって石が割れやすくなって加工できるようになります。
別の石を使いガンガンぶつけて割っていきます。写真のように、うまく一部が欠けてくれればナイフに利用しやすくなります。
こうしてナイフのような形に石が割れれば完成です。この作り方でできるナイフは切るというより刺すほうが適したものになるかもしれません。しかし水で洗えばある程度の柔らかさのものなら切ることもできるでしょうし、いざというときの護身用にも使えるかと思います。
このようにいろいろな作り方でナイフを自作することができます。最後にご紹介したものは少し原始的でしたが・・・いつでも身近に便利なものがあるとは限りません。緊急時には試してみてください。
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