2016/12/22
ミック0331
ハーブの一種であるローズマリーは、お料理・薬用・香料・縁起物など幅広く利用されています。実は育て方も使い方もとってもカンタン!この記事では万能ハーブのローズマリーの育て方や使い方などをご紹介していきます☆きっと何かの役に立つこと間違いなし!
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ローズマリー(英:rosemary 仏:romarin)は、地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。和名マンネンロウの漢字表記は「迷迭香」であるが、これは中国語表記と同一である。生葉もしくは乾燥葉を香辛料、薬(ハーブ)として用いる。花も可食。水蒸気蒸留法で抽出した精油も、薬として利用される。
紀元前4-5世紀頃の古代ギリシャでは、記憶や思い出の象徴とされ、学生たちは髪にローズマリーの小枝をさして勉強したというエピソードが残っています。さらには、「二人の愛が永遠に続くように」という思いを込めて、結婚式で花嫁が身につけたり、招待客に配ったりという習慣もあったと伝えられています。
ローズマリーの名前については、俗説ですがこんな伝説が残っています。ヘロデ王の軍隊に追われた聖母マリアが、幼いイエス・キリストとともにエジプトに逃れていたある夜、マリアが青いマントを白い花が咲いている香りのよい木にかけたところ、翌朝、花がマントと同じ青色に変わっていたそうです。聖母マリアを象徴するのがバラ(ローズ)であることから、それ以後、このハーブを「マリアのバラ」(ローズ・オブ・マリー)と呼ぶようになったとか。
2000年以上も前から存在していたハーブであるローズマリー。
たくさんの使い方で古くから親しまれていたのですね。
ハーブ、精油、ときには飾りとしての使い方もされていたとされるローズマリーは
いまどんな使い方をされてるのでしょうか?
ローズマリーには、
成長すると高さ2メートルにも及ぶ「立性」
草丈が30センチほどで地を這うように広がる「匍匐(ほふく)性」
草丈が30~80センチほどの「半匍匐性」
があります。
苗は、下葉が枯れたり徒長しているもの、病気や虫がついているもの、根が回りすぎているものを避け、株元がしっかりしていて葉色の濃いものを選びましょう。また、苗についているラベルを見て、立性か匍匐性か、花は何色かも確認して購入するとよいでしょう。
ポット苗は、できるだけ早く好みの鉢に植え替えてあげましょう。土は市販のハーブ用土が手軽で便利です。ポットから苗を取り出し、軽く根をほぐして(根があまり張っていない小さい苗は、根を崩さずにそのまま)植え込みます。ローズマリーは高温多湿を嫌うので、日あたり、水はけ、風通しの良い場所で管理します。
枝が伸びてきたら、切り戻しをしてあげましょう。枝をカットすることで脇から新しい枝が出ます。伸びたら切るを繰り返すことで、自然とこんもりとしたいい形になります。 また、梅雨~夏に蒸れてしまうことがあるので、収穫を兼ねて茂りすぎている部分を透かすようにカットするとよいでしょう。これで風通しもグンと良くなります。冬は、気温が0度以下になるような地域は、屋内に取り込んで越冬させます。
比較的育てやすく、植物を販売しているお店なら大体どこでも扱っています。
ポットで販売されている苗なら、植木鉢に移し替えるだけだから簡単ですね。
スーパーでも販売されてますが、使い方がたくさんあるので育てた方がコスパもいいです。
水はけの良い土を好むので、水をやり過ぎたり、湿気て蒸れてしまうことで、痛んでしまうことがあります。土が乾いたら水をたっぷりとやりますが、土が乾いている間は水をやらないでください。乾燥には強いです。
春と秋に液体肥料を10日に1回ほど与えます。与えなかったから枯れることはありませんが、あげるとスクスクと生育します。夏は暑さで生育が止まりますので肥料はやらないでください。
水をやりすぎると根腐れをおこしますので、乾いたらあげる、がポイントです。
肥料の使い方は、あげればいいという訳でもないのですね。
条件がいいといつまでも元気に成長していますよ。
虫もつきませんし、にょきにょき伸びてとっても可愛いです☆
ある程度まで大きくなったら、剪定して保存しましょう。
この後ローズマリーの使い方をご紹介していきます!
ローズマリーの成分にはシオネールという天然有機化合物があり殺菌作用があります。
そのため肉に付着する雑菌を殺す効果があります。
またローズマリーのその他の成分であるカルノシン酸は防腐効果や酸化防止効果があります。
ローズマリーとチキンは相性抜群の組み合わせ。
使い方次第でご家庭でもレストランの味になります!
ローズマリーとポテトもよく合いますので、チキン・ポテト・ローズマリーで
オーブン料理なんていかがですか?
ハーブの使い方ひとつでお料理の幅が広がりますね。
精神を高揚させる働きがあります。無気力や憂うつによく効きます。自分に自信がなく、強い自我に欠ける人が、自信をもち、自己実現に向けて行動できる強さを与えてくれます。考えすぎをなくし、自分の能力に自信が持てるようになります。
ローズマリーは心臓の拍動を強める働きがあります。そのため、低血圧、手足の冷えに効果的です。脳の血流量を増やすので、集中力をアップさせます。筋肉の強壮にもつながり、筋肉痛やこりにも効きます。咳や気管支炎、去痰にも効果的です。
肌への作用は、特に頭皮の不調改善に優れます。頭皮の血行を良くするので、抜け毛や育毛促進にいいと言われています。また、白髪やフケの悩みにも有効です。シャンプーに混ぜたり、オイルマッサージをお勧めします。
スッキリとした香りのローズマリーオイルは、たくさんの使い方がありますが
妊娠中・授乳中・発熱時・高血圧・てんかん症の人、幼児は避けてご使用下さい。
詳しくは下記のサイトをご覧ください。使い方についての情報が載っています。
ローズマリーには記憶力や集中力を高める作用があるとされ、強壮薬、刺激薬としても高い評価を受けてきました。精神を高揚させ、軽い鬱病を和らげる効果もあると言われています。
また、ローズマリーは血管を強くし、血行をうながし、消化機能を高めることで新陳代謝を促進します。細胞の老化を防止する抗酸化作用があることから、「若返りのハーブ」とも呼ばれてきました。
葉を良く洗って、お湯にぽとんと落とすだけでローズマリーティーになりますよ。
使い方がとても簡単なのもローズマリーの魅力のひとつ。
お風呂に入れて、ローズマリー風呂にする使い方も気持ち良さそうです。
ローズマリーの香りには、刺激作用や頭脳明晰作用があるため、神経を刺激して集中力や記憶力を高める効果があります。心が疲れているときや、気力が湧かないときなどにもよいでしょう。仕事や勉強にオススメの精油です。
また、シャキッと目覚めたい朝や運転中にも効果を発揮します。アロマポットやアロマランプを使った芳香浴はもちろん、ハンカチや熱湯を注いだカップにローズマリーの精油を数滴垂らすと手軽にリフレッシュできます。
ローズマリーには消臭効果もありますので、靴や玄関やクローゼットに入れて
においを楽しみながら消臭するという使い方もおすすめです。
オフィスのデスクにローズマリーのサシェを置いたら仕事がはかどりそうですね。
使い方次第で元気をたくさんもらえそうです!
たくさんの楽しみ方・使い方があるローズマリー。
食事や生活に気軽に取り入れられそうな使い方がたくさんありました。
育てやすく、使い方も難しくないので、ハーブデビューにはぴったり!
ローズマリーのある生活を楽しんでみてはいかがですか?
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