2017/04/15
wakahaya
2015/12/17 更新
毎日欠かすことなく使用しているキッチンですが、その足元の床について考えたことはありますか?これから家を建てる人、リフォームする人は特にチェック!もちろん賃貸の人も簡単にDIYできる床もあるので必見です。キッチンのグレードアップにつながりますよ。
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床といっても空間とのつながりや日々の暮らしの心地よさにも大きく影響します
リビングなどフローリングが一般的になっている部屋はイメージがしやすいですが、キッチンなど水回りの床はどんなものがいいのか悩んでしまいますね
調理や片付けなどの作業があるので、水がこぼれたり油が飛んだり・・・
食器が落ちたり、踏み台を動かしたりと他の部屋に比べてキッチンの床にはいろいろな状況が想像されます
そのことからキッチンの床材は、水や傷に強いことは1番に考えることですが、汚れにくくお手入れしやすい素材がベストでしょう
床の素材とあわせて重要なポイントは、インテリア性はどうかということです
リビング、ダイニングとのつながり方によって床材の選び方も変わってきます
キッチンが独立型であれば、キッチン空間のみで床材を検討できますね
しかしキッチンとダイニングやリビングがオープンにつながった間取りの場合、統一感に配慮することが必要になります
対面キッチンやアイランドキッチンでは、ダイニングやリビングと同じ床材(フローリングなど)にするケースも多いです
キッチンだけ異なる素材としても、素材感や色合いなどの組合わせを考えれば統一感をもたせられます
★機能性とインテリア性を考慮して検討することが重要ですが、とくに優先順位をつけるべき事柄として
「掃除のしやすさを重視」
「インテリア性が重要」
を明確にするとよいでしょう
家族構成、ライフスタイルなどよくよく事前確認がポイントとなってきます
単層フローリングとも呼び、単一の無垢材でできたものです
無垢材は水などが染み込みやすいという難点はありますが、素材の持つ風合いの素敵さ、足触りの良さは格別
ナチュラルな空間を生み出せます
キッチンの床 無垢材
ナチュラルで温かみのあるキッチンですね
LDKとのつながりも統一されていて、ステキです
合板(基材)の表面に化粧材を張り合わせたもので、この化粧材は薄く削った天然木の単板(突き板)タイプのものと、樹脂化粧シートなど特殊加工の化粧材を張ったタイプとに分けられます
一般的な住宅では複合フローリングが多く用いられ、化粧材の表面加工等によって耐水性や汚れの防止、耐傷性などが高められた商品も増えています
素材や色、価格も充実
大理石やタイル風のタイプもあり、水まわり空間の清潔さとモダンな雰囲気の演出に一役買っています
キッチン床 複合フローリング
カラーバリエーションが豊富な複合フローリングであれば、好きなスタイルのキッチンづくりができますね
キッチンの床 複合フローリング
傷や汚れがつきにくく、ワックスがけしなくても美しさが長持ち
インテリア性がアップしますね
塩化ビニールを用いた長尺(ロールシート状)の床材で、CF(シート)と呼ばれることもあります
耐水性に優れ、汚れも付きにくく落としやすい素材です
クッション材が裏打ちされているので、適度な弾力性があり食器を落としても割れにくいのがメリット
価格も手頃で、色柄のバリエーションも豊富です
最近では防カビ加工や抗菌、消臭機能をもつタイプもみられます
施工が比較的簡単なので、リフォームではもちろんDIYでも張り替えることも可能
熱には弱く、商品によっては濡れていると滑ることもあるので、注意してください
キッチンの床 クッションフロア
足腰も疲れにくいのでオススメ
デザインによって、キッチンのイメージが変えられるのがいいですね
キッチンの床 クッションフロア
はさみやカッターで簡単にカット出来ます
DIYに最適!
キッチンの床 クッションフロア
本当に様々な色柄がありますね
選ぶのに迷ってしまいそうです
塩化ビニル樹脂などを用いて、タイル状に加工した床材のことです
どちらかというと堅く、耐久性や耐摩耗性、耐薬品性に優れています
クッションフロアと同様、色柄のバリエーションが豊富です
キッチンの床 Pタイル
メンテナンスがしやすそうです
色のコントラストがしっくりきていますね
キッチンの床 Pタイル
キッチンの電化製品や家具と合わせた色が見つかりそうです
耐久性、耐水性が高く、色やデザインが豊富です
注意する点として、目地の汚れ、足触りの冷たさや堅さ、滑りやすさなどが挙げられます
大型のタイルを用いて目地を少なくしたり、色の付いた目地を用いて汚れを防いだりもできます
滑りにくいタイプの素材屋、床暖房に対応しているものもあります
素材でぬくもりを感じるテラコッタタイル(素焼きのタイルなど)には様々な種類があり、耐水性や耐久性の高いものもあります
タイルによって、性能やお手入れ方法が変わるので事前に確認をすることが大切です
キッチンの床 タイル
なんとキッチンの床にスペインのデザインタイル!
かなりのこだわりポイントですね
コルク樫の樹皮を原料として圧縮成型した木質系の床材
コルクをつぶ上にし、焼き固めたものです
タイル状のもの(コルクタイル)だけでなく、コルクフローリングとしたものもあります
キッチンには表面仕上げなどに工夫を施してある、耐水性や汚れに強いものが良いでしょう
堅牢で耐久性に優れ、吸音性や断熱性も高く適度な弾力性があるので、足腰への負担が少ないのも特徴です
キッチンの床 コルク
素足の感触がとても気持ちよさそうですね
温かみもあって、ステキな空間です
毎日使用しているキッチンを快適空間にするかどうかは、床材でも変わってきますね
これだけ種類があると迷ってしまいますが、冒頭に述べたように何を優先するのかを考えていけば選択肢が絞られてくるでしょう
DIYでもできる種類もあるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか
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