2019/12/04
saikogoodgoo
2015/12/27 更新
毎年、気温が上がってくるとフル稼働するエアコン。ずっとそんな環境にいると頭痛がしてきます。そんなエアコン病は冬の間は無縁ですが、また暑い時期はやってきます。その時にエアコンに関する頭痛や体調不良に悩まされない様、今から対策を立てておきましょう。
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暑い時期にエアコンを付けると気持ちが良いですよね。特に外回りから戻って室内に入ると、余計にそう思えます。
しかしずっと室内にいると、エアコンの影響で頭痛や吐き気等を招いてしまいます。特に頭痛になる症状の人が多くなってきているようです。
毎年、春・夏にエアコン病に悩まされる人は今の内に、原因や対策について情報をまとめておけば不快な症状が改善するかもしれませんよ。
私たちの体は、寒くなると皮膚の血管を収縮させて、体内の熱を逃がさないようにし、暑くなると血管を拡張させて熱を体外に逃がしたりして、体温を一定に保っています。
この体温調節をしているのが自律神経ですが、自律神経が対応できるのは、温度差5℃以内くらいまで。それ以上の激しい温度変化にさらされていると、体温調節がうまくいかなくなり、自律神経も乱れやすくなって、さまざまな体の不調があらわれます。
冷房病の原因は、エアコンによる体の冷えすぎと、冷房の効いた室内と暑い戸外との温度差に体がついていけなくなること。主にこの2つによって起こる自律神経失調症の一種であると考えられています。
エアコン病とは自律神経の乱れとも言い換えられます。
頭痛等も行き過ぎた身体の冷えや温度差が招いていたんですね。
主な症状は、体の冷え、頭痛、肩こり、だるさ、胃腸障害、腰痛、手足のむくみ、不眠など。また、免疫力が落ちることでかぜをひきやすくなったり、ホルモンバランスの乱れから月経不順を起こしたりすることがあります。
頭痛の他にも風邪をひきやすくなったり、胃腸に悪影響が出たりとあまり良い事はありません。
身体の冷えは人間にとって大敵ですね。
毎日、外と室内の温度差が大きい中を出入りしていると、体温調整機能に関わる自律神経系の働きを乱すことになります。温度差はなるべく5℃以内にとどめ、室内の温度は27~28℃くらいにしましょう。
頭痛を防ぐためには、まずはエアコンの温度から対策できます。
職場等で調整が難しい場合もありますが、できるだけ冷えすぎないようにしましょう。
自分で対策する方法として、パーカーのフードをかぶるのがお勧めです。これは冷風から頭頂を守るだけでなく、後に述べる首の温めもできて一石二鳥です。会社でフードをかぶるのが憚れるという場合は、ストールで頭を覆うだけでも、冷房被害を軽減できると思います。
頭痛の大敵はエアコンの風が直撃することです。
もし可能なら風向きを変えたり、温度を調整して更に頭痛対策を行いたいですね。
直接の冷風がよくないのは、エアコンに限りません。扇風機でも、風がずっと身体に直撃していると、吐き気や頭痛を起こします。首振りにするなどして当たりっぱなしを避けましょう。
エアコンのフィルターや内部はハウスダストや菌の温床となっています。エアコンの内部洗浄をしてくれる会社などもありますが、エアコン洗浄スプレーのような物も売ってます。
頭痛になる原因は、エアコン内部の空気にもありました。
専門家に頼むのが難しい場合は、自分で洗浄できる品物があります。
特に頭痛になる思い当たりが無い人は、エアコン内部を疑ってみてはどうでしょうか?
マフラー、ストールで首を暖めるようにしましょう。マフラー、ストールが手元にない場合、急場しのぎとしてタオルやハンカチを首に巻くようにします。
冷房で身体が冷えているなと感じる時に、首にタオルを巻くと、グッと冷えが和らぐのが感じられると思います。
頭頂部と一緒で首回りも頭痛の大きな原因の一つです。
頭痛と関係している、脳の血管が収縮を起こさないように気を付けましょう。
身体を暖める時は、特に下半身を暖めることがコツです。ひざ掛けをする、靴下を二重にするなどの対策が効果的です。
特に夏場は、サンダル等で靴下を履かないことが冷えの原因に繋がっていることもありますので、気をつけましょう。
上着ではなく下半身を温めることが頭痛・身体の冷えを改善する、効果的な方法です。
意外な所に重要ポイントがありました。
深部体温が低くなると、全身症状が表れやすくなります。そこで、飲み物はなるべく温かいものを選び、さらに筋肉の温度を上昇させるべく、軽い筋力トレーニングや帰宅時に歩く距離を延ばして、大またで歩いてみるなど、軽めの運動も取り入れてみましょう。
筋肉自体が増えれば自然と身体中の体温は上がりやすくなります。
中々、運動にしっかり取り組むのが難しい人は日常生活の中から頭痛対策を行ってみましょう。
夏はシャワーだけで済ます人もいますが、クーラー病対策としては、しっかりとお風呂に入り芯から温まることをおすすめいたします。38度くらいのお湯に、ゆっくりと浸かり、目を閉じて体をリラックスさせましょう。
エアコンで冷やされてしまった身体は、入浴で温め治しましょう。
夏だからと言ってシャワーだけだと、根本から温まりにくいです。
食材一つ取っても、身体を冷やしやすい食べ物があります。
このような冷えやすい食材を摂取していると、エアコンで更に頭痛・その他症状に
追い打ちをかけてしまいます。
暑い時期でも、身体を温める食材を使ってみる意識が必要です。
エアコンと頭痛に関する記事、いかがでしたか?
空気が冷えた中に長時間いると、頭痛だけでなく免疫力や胃腸関係まで調子が落ちます。
不快な症状を抱えながら仕事や日常生活を送るのは避けたいですよね。
その為にはエアコンと自分の位置・温める箇所・日常の中で取り組めること等が存在します。
暑い時期によく起こる、エアコンと頭痛はしっかり対策して予防しましょう。
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