記事ID50876のサムネイル画像

植えたままでもok!お庭に地植えする方法と適したお花の紹介

晴れた日にはお庭でガーデニングを楽しむのもいいですよね!鉢植えではなく、お庭に地植えでお花を育てると鮮やかなお庭を作ることもできます。この記事ではガーデニング初心者の方でも分かりやすい地植えの方法と、地植えに適したお花の紹介をしていこうと思います!

そもそも地植えってなに?

お花を地植えするとはどういうことでしょうか?ガーデニング専門用語のように聞こえますが、地植えとはどのようにお花を育てることをいうのでしょう?

地面に直接、草花などを植えること。鉢植えに対していう。露地植え。

出典:https://kotobank.jp

辞書を引いてみると、地植えとはお庭に直接お花や植物を植えることをいうそうです。普段からお庭に直接お花や野菜、多肉植物などを植えて育てている方は知らずと地植えを行っていたのですね。

このような鉢植えではなく、お庭や地面に直接苗を植えたり種をまいてお花を育てることを地植えといいます。皆さんがガーデニングと聞いて思い浮かべるのは鉢植え、地植えどちらでしょう?今回の記事では地植えに適したお花の紹介や初心者のための地植えの方法などをまとめてご紹介しようと思っています。皆さんのステキなお庭つくりの参考になればうれしいです。

しかしその前に気になることがあります。なぜ同じお花を育てるのにも鉢植えと地植えの二種類の方法があるのでしょう?それぞれの方法で育てることになにかメリットがあるのでしょうか。お花のことを知るうえでいい機会なので調べてみました。

鉢植えと地植え、それぞれのメリット・デメリット

たとえばお花の種類は同じでも、鉢植えと地植えでそれぞれ育てる目的が違ったりします。また、地植えのほうが良い場合と鉢植えのほうが良い場合があります。それぞれの育て方について、メリットとデメリットがあることを最初に覚えておきましょう。

地植えのメリット・デメリット

地植えにすれば根の張りが良く、樹勢が強く花数も多くなりますが、
直接の雨にさらされるために病気が出やすくなったりします。

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

地植えの場合、地面がある限り根はどんどん強く張り出して栄養や水を吸収し成長していきます。当然お花の数も多く大きく咲きます。しかし地植えの場合はほとんどの場合、雨や風を直接受けますので痛みやすいという欠点もあります。

お庭の片隅に鮮やかに咲くお花はとてもきれいです。大きな花を咲かせいきいきとしていますね。しかし梅雨の長雨や台風に曝されると萎れてしまったり花が散ってしまうこともあります。

鉢植えのメリット・デメリット

鉢植えの場合は狭い鉢の中で根張りが制限されるので、樹勢は弱めで花数が少なくなりますが、
雨や強風などの影響が心配される場合は安全な場所に移動させることができます。

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

一方鉢植えでお花を育てるときには、悪天候の際には小さなものは家の中に入れることができます。また大きなものでも玄関先に避難することができるでしょう。そのかわり、地植えと比べると根を張るスペースが鉢の中で限られてしまうため、成長に限度があります。

地植えに適した花は?

地植えと鉢植えの違いが分かったところで、さっそく地植えに適したお花をみてみましょう。地植えをするお花を選ぶ上で一つのポイントとなるのは、「お手入れが簡単かどうか」です。つまり植えっぱなしでも大丈夫かどうかを考えて選ぶのがコツです。平日は忙しくてお花の面倒をみる時間がないという方でも大丈夫なものはあるでしょうか?

植えっぱなしでも大丈夫! ガザニア

春から秋にかけて長く咲くお花、ガザニアです。曇った日や夜の間は花を閉じていて、日当たりがよくなると鮮やかな黄色の花を咲かせます。丈夫なお花なので地植えしたらそのままお手入れしなくてもある程度大丈夫です。ただ、まわりの雑草は抜いてあげたほうが良いでしょう。

ガザニアは花色が豊富にあり、放置で次々と増え、ものぐさガーデナーにはピッタリの植物です。
高温、乾燥、冬場の寒さにも強いですし、真冬以外は次々と花をさかせてくれるのも魅力です。

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

ガーデニング初心者の方、時間はないけどお庭でお花を育てたいという方にはピッタリです。ガーデニングの入り口として選んでみてはいかがでしょう?

和をイメージさせるお花 アヤメ

日本庭園などに咲くイメージが強いアヤメです。梅雨の前、5月ごろにさくお花です。現在ではだんだんと見られる場所が少なくなっているそうです。和風のお庭を目指して庭作りを行っている方はぜひアヤメの地植えに挑戦してみてください!

日本の梅雨の風物詩 アジサイ

ジメジメとした嫌な季節を忘れさせてくれるアジサイです。育てるのは今までご紹介したお花より少し難易度が高めです。しかしアジサイをいくつか並べて地植えすると鮮やかで美しいお庭になります。ガーデニング上級者の皆さん、ぜひチャレンジしてみてください!

花の地植えを行うためには?

さっそくお庭で地植えに挑戦!という方のために、地植えを行うための準備と方法を簡単にご紹介します。まずはこの写真のような道具が必要になってきます、鍬とスコップは必需品になってきますのでお持ちでなければホームセンターなどでそろえましょう。

雑草の中に植えても、雑草に覆われてひょろひょろに育ってしまいますから、一度雑草を片付けましょう。

出典:http://www.qherb.jp

お花を植えるまえにまず草取りをしなければなりません。お庭に生えている雑草は新しく植えるお花よりもずっと強く、最悪の場合お花のための栄養を奪ってしまいかねません。

雑草が片付いたら耕しましょう。まだこの後、肥料などを入れますからざっとで構いません。

出典:http://www.qherb.jp

次にお庭の土を耕します。土を一度掘り返して、お花の育成に必要な栄養のある土をいれるためです。育てるお花によって必要な土は変わってきますが、たいていの場合ホームセンターに売られている栄養土で問題ないと思います。不安であればお花の苗や種を購入した場所で店員さんに確認すると教えてもらえます。

表面をならして、水やりをします。雨の前の日に行えば水やりは必要ありません。良いガーデナーは天気も上手に使います。

出典:http://www.qherb.jp

土を入れて再び耕してよく混ぜ合わせたら、表面をならして水で湿らせます。これで準備は万端です。このように、草をとるだけでなく土を改良することが必要になります。一度耕せばしばらくの間は改良を行う必要はありません、雑草が生えていたら抜くだけでokです。最初は大変ですが、キレイなお庭を作るためには初回が肝心ですよ!

さらに豆知識として・・・日本の土は酸性が強い傾向にあります。土地によって程度は変わりますが、植物の育成に適さない土というのが意外に多いのです。そんなときには九度石灰(くどせっかい)を土に混ぜてあげると良いでしょう。土質を弱いアルカリ性に変えてくれます。ホームセンターで購入できます、お近くのお店に問い合わせてみてください。

お花の地植えに挑戦!

もちろん今まで紹介したお花以外にも地植えに適した花はたくさんあります。ヒマワリやコスモス、パンジーなど季節のお花を育てるのも良いですよね。皆さんもお花の地植えをして鮮やかなお庭作りをしましょう!

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ