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お花がきれいな春ですよ!鉢植えや寄せ植えでお花を育てましょう!

お庭があるおうちはもちろん、お庭がなくても鉢植えなら大丈夫!おしゃれなおうちの玄関や庭にはお花が飾られていることが多いですよね。ここでは初心者の方にも育てやすいお花と、鉢植えについてご紹介します。鉢植えのお花を飾って、おしゃれで癒される空間を作りましょう。

鉢植え・プランターでお花を楽しみましょう。

だんだん、寒い日から暖かな日が増えてきて春を感じるようになってきました。我が家では梅が咲き、フクジュソウが咲き、チューリップの芽もでてきました。今年の春から鉢植えでお花を楽しみませんか。鉢植えならお庭があるおうちはもちろん、お庭がなくてもベランダなど日の当たる場所があれば、お花を楽しむことができますよ。
ここでは、鉢・プランターについて、また育てやすいお花を紹介します。最後までお付き合いいただけると幸いです。

お花を鉢植えする鉢・プランターの選び方

お花の苗を買ってきたら、お気に入りの鉢やプランターに植えたいですよね。どんなものでも、底に水抜き穴をあければ鉢として使うことができます。しかし、狭い空間で色々な材質の鉢を使うと統一感がなくなってしまうので注意が必要です。また、根が長くなる植物は深い鉢を使うとよいでしょう。

素焼き鉢

よく鉢植えで見かける鉢ですね。素焼きの鉢は通気性に優れ、重厚感があります。植物の成長にはよいのですが、重いく持ち運びが大変で、ちょっとした不注意で割れてしまうことが難点。

プラスチックの鉢

これも、鉢植えではよく見る鉢です。価格が比較的安く、鉢の厚みや色などデザインが豊富で軽いです。軽く強度もあるのですが、プラスチックなので、通気性があまりよくないことと、安っぽい感じがあることがあるのが、難点でしょうか。また、熱伝導性が高いため夏は直射日光があたると土の中の温度が高くなりやすく、冬は土が凍りやすいそうです。熱伝導性については下記の対策をするといいかもしれないですよ。

鉢植えごと鉢カバーに入れると、鉢と鉢カバーの間に空気があることにより、土の温度上昇、低温から守ることができるそうです。そして、鉢カバーをすることにより見た目がおしゃれでになることも。

木製の鉢(ウッドボックス)

木でできた鉢(プランター)にお花を植えると、木も花も自然の物なので合いますね。
木の鉢はナチュラルな雰囲気があり、通気性もいいです。ただし、木なので土をそのまま入れると腐ってきて、壊れるので注意です。耐久性はあまりないです。鉢カバーとして使うのもいいかもしれませんね。

ブリキ・缶の鉢

元々鉢ではないブリキや缶を鉢植えとして使うには、底に水抜けの穴をあけてから使います。雑貨テイストのものはおしゃれで、アンティーク風の雰囲気があったりと、とても楽しいですね。ただ、長くはもたないのが難点です。

鉢・プランターのサイズって?

ホームセンターなどにお花を植えるために鉢を買いに行くと、「○○号」と鉢のサイズがかいてあることが多いのではないでしょうか。「号」って??とわからないことありますよね。見れば大体の大きさはわかるのですが、ここで少し「号」について紹介します。

【号】とは鉢の口の部分の直径を表すものです。1号当たり1寸約3cmなので、例えば7号の鉢なら、丸い鉢の口の部分の直径が約21cmということになります。

鉢植えでお花を育てるのに必要なグッズ

お花を鉢植えやプランターで育てるのに必要な道具はなんでしょうか。基本的なものをご紹介します。お気に入りのグローブなど、おしゃれなガーデニンググッズを揃えるのも楽しいですよ。

シャベル

鉢植えをするのにシャベルは必ず使います。シャベルは頑丈な作りのステンレス製のものが使いやすく長持ちするそうです。また、シャベルは幅の広いものと細いものがあり、用途によって使い分けるとよいでしょう。幅の広いものは穴を掘ったりするのに便利、幅の細いものは植え替えなどに便利です。

じょうろ

お花にお水をやるのに使うじょうろ。サイズは様々なものがあるので、置き場所の広さに合わせて購入してもよいですね。

ハサミ

お花を育てていると、枯れた花がらを摘み取ったり、細い小枝を切り取ったりと剪定作業にハサミ使います。ハサミは剪定用のものもあるので、園芸用、剪定用と2種類持っても便利でしょう。

土入れ

鉢植えをするのには必要な土入れ。買ってきたお花を鉢に植えつけたり、お花の植え替えなどに、使いましょう。微妙な土の量も調整しやすいし、作業効率もアップします。鉢植えをするときの狭いスペースに土を入れるのに便利です。

グローブ(ガーデニング手袋)

花の鉢植えをする際には手が汚れるので、グローブが必要になります。厚手のもの、手にフィットするもの、水に強いものなど、素材も様々なものがあります。手を保護するためにも、それぞれの作業用途にあったものを選んで準備するとよいでしょう。おしゃれで、かわいいグローブもあるので、お気に入りを見つけて楽しみましょう。

まずは、この5つがあれば、大丈夫でしょう。この他にも必要に応じて色々な道具を揃えていくといいですね。鉢植えでお花を育て始めたら楽しくて、外にいる時間が長くなるなら、帽子が必要になるでしょうし、服が汚れるのが気になるなら、ガーデニングエプロンをしてみたりと、楽しみはたくさんあります。

花・苗の鉢植えのやり方

お花の苗を買ってきたら、鉢に植え付けをします。花苗の植えつけ方は深く植えすぎたり、逆に浅く植えすぎたりしないように注意して植えます。
買ってきたポットから苗を出したとき根が十分に張っていたら、根鉢をくずして植えつけます。苗が小さい場合やまだ根が十分に張っていない場合は、できるだけ根を傷めないように気をつけて扱いましょう。

1.鉢底に網を敷く~鉢底石をいれる

花苗より一回り大きな鉢を準備します。鉢の底に網をしきます。網を敷くことにより、土の流出や害虫を防ぐことができます。次に水はけと通気性をよくするために、鉢の深さの1/5~1/6くらい鉢底石をいれます。写真は鉢底石を入れたものです。

2.培養土、肥料を入れる

培養土を鉢の1/3ほどの深さまで入れます。土は水はけ、水もちのよいものを選びましょう。
次に元肥として緩効性肥料を少量入れます。更に培養土をいれ、肥料とよく混ぜます。あらかじめ土と肥料を混ぜてから、鉢に入れてもいいでしょう。培養土は花の培養土、観葉植物の培養土など市販のもので、育てるものに合うものを使うといいでしょう。

3.苗をポットから取り出し、根をほぐす

花苗を茎を傷めないよう、ポットからきれいに取り出します。根とまわりの土をくずさないように、少し根をほぐします。

4.植え付け~完成

土を入れた花の苗を鉢の真ん中に置きます。苗が傾かないように花の苗と鉢のすき間に培養土を入れます。ここで、土入れを使うと便利ですよ。
次は、入れた土を割り箸や棒などで土を軽く突きます。すると土が少し沈みます。土が沈んでできたくぼみにさらに土を足します。そして、土の表面が鉢の縁より1~2cm低くなるように土をならし、ウォータースペースを作ります。
最後たっぷりと水をあげて、2、3日は半日陰に置いておきます。ただし、植え付けが秋、冬の場合は、暖かい日向に置いてあげましょう。これで、鉢植えの完成です。

初心者に育てやすいお花

初心者はせっかく鉢植えをしても、手がかかりすぎたり、育てるのが難しいと楽しさが、半減してしまいますよね。これから紹介するお花は比較的育てやすいものです。あまり手がかからないので、初心者の方も鉢植えにして、楽しみましょう。

春の花

春は一年の中でもたくさんのお花が咲く季節です。お花の色も様々で、鉢植えを始めるのにいいですね。

アリッサム

アリッサムは花が主に2~6月に密に咲き、また秋から春までと長く咲き育てやすいので初心者にもお勧めです。草丈は高くならず、横人這うように広がっていきます。スイートアリッサムとも呼ばれ、甘い香りがするので、おうちでお花と香りの両方が楽しめます。鉢植え、ハンギングなど、容器を選ばず寄せ植えにもいいでしょう。
花の色は、白、赤、紫などがあります。

ゼラニウム

ゼラニウムは、真夏と真冬以外は花を咲かせる多年草です。草丈は20cm~80cmで、花の色はピンク、白、赤などがあります。育てるのも比較的簡単なので、鉢植えやプランターなどの寄せ植えに初心者でも使いやすいです。ゼラニウムは強い植物で乾燥にも強いのですが、過湿を嫌うので、雨の当たらない玄関先や軒下、ベランダなどで育てるのに向いています。また、極端な暑さ、寒さには弱いので、夏は日陰、冬は室内に入れるとよいでしょう。

夏の花

夏はたくさんの太陽の光を受けて、植物が大きく育つ季節です。花の色もくっきりとした鮮やかなものが多くなります。しかし、強い日差しと水分の蒸発が多くなるので水やりが重要になってきます。水のやり忘れ、高温と乾燥には注意しましょう。

サルビア

サルビアは、初夏から秋にかけて花が咲き続けるので、初心者でも育てやるい花です。よく、庭先でも見かけるのではないでしょうか。花色は赤のほかに白や紫、ピンクなどがあります。

ニチニチソウ

ニチニチソウは、暑さと乾燥に強く、暑い真夏でも花をさかせます。花は初夏から秋にかけて咲き、育てやすい花です。乾燥には強いのですが、多湿には弱いので、水のやりすぎには注意しましょう。花色は、白、ピンク、などがあります。

秋の花

秋になると、夏まで色鮮やかだった花たちが終わり、鉢植えやお庭も色が少なくなってきます。秋の花はどちらかというと地味なものが多いですが、秋らしくていいのではないでしょうか。

カランコエ

カランコエは多肉植物の仲間です。花もちがよく、多少の水切れでも枯れない、初心者にも育てやすい花です。とても丈夫で育てやすい植物ですが、土が湿りすぎると根腐れをおこしやすいので、土の表面が乾いてから水をたっぷりあげます。カランコエは日光が好きですが、暑さにはあまり強くないので、夏は風通しの良い半日陰に置いてあげるといいでしょう。

冬の花

冬はお花が少ない季節のような気がしますが、パンジーやビオラなど色鮮やかな花やシクラメン、ポインセチアなど季節感のあるものあります。冬も鉢植えでお花を楽しみましょう。

パンジー・ビオラ

パンジー・ビオラはスミレ科のお花です。秋から春にかけて咲き続け、冬の寒さにも強く、丈夫です。色の少ない冬に、お庭や、ベランダなどを華やかにしてくれます。開花期の長さと豊富な花色が大きな特徴です。

秋にパンジー・ビオラを植え付けをすると、ちょうど冬の寒さで成長が鈍くなるので、冬中花を楽しむことができるそうですよ。

ガーデニングシクラメン

ガーデンシクラメンは、室内で育てるシクラメンとは違って耐寒性があり、外でも楽しめるミニ系のシクラメンです。比較的寒さに強いといっても、もともとシクラメンは非耐寒性植物でそのシクラメンの仲間なのである程度は注意が必要です。よって、庭に植える場合は日当たりがよく霜に当たらない場所に植えるとよいでしょう。移動が可能な鉢植えがおすすめです。

鉢植えのお花を育てる まとめ

お花の鉢植えについて紹介してきましたが、いかがでしたか。これから暖かい春になるので、鉢植え、寄せ植えを楽しんでみてはいかがでしょうか。鉢植えも種類が色々あるので、壁に掛けてみたり、玄関を彩ったりと、楽しみましょう。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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