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2016/02/04
popolon
2015/12/23 更新
食用にもなる！？ウチワサボテンを挿し木にして育ててみよう！！
調べてみるとウチワサボテンには、イロイロな魅力があったんです！ウチワサボテンを挿し木にして増やし、観賞用として楽しんだり、食用として楽しんだりしてみてはいかがでしょうか？種類がたくさんあるので、自分の用途に合ったウチワサボテンを挿し木にして育ててみましょう！
ウチワサボテンは、いつどこから来たのでしょうか？
すべてウチワサボテンです。
ウチワサボテンには、色々な種類がありますね！
日本には16世紀後半に南蛮人によって持ち込まれたのが初めとされている。彼らが「ウチワサボテン」の茎の切り口で畳や衣服の汚れをふき取り、樹液をシャボン（石鹸）としてつかっていたため「石鹸のようなもの」という意味で「石鹸体（さぼんてい）」と呼ばれるようになったとする説が有力[1] であり、1960年代までは「シャボテン」と表記する例もあった
16世紀後半に、日本に持ち込まれていたんですね。
そして昔の人は、石鹸の代わりに使っていたんですね。
サボテンの名前の由来も、シャボン（石鹸）からきていたなんて以外です。
原産地は、熱帯アメリカだったんですね。
「ウチワサボテン」という名は、その見た目の通りに付けられていたんですね。
ヨーロッパ人が征服する前のアメリカ大陸では先住民族たちがサボテンを食用としていたと言われています。ウチワサボテンは、その代表的なサボテンとして知られてきました。現在、よく知られるものだけでも258種のウチワサボテンがあり、そのうちの100種ほどが食用としてメキシコで栽培されています。
ウチワサボテンは258種以上もあり、その中には食べられるウチワサボテンもあるんですね！
日本に群生しているウチワサボテン
茨城県神栖市太田にあるウチワサボテン
「茨城県指定天然記念物」のウチワサボテンです。
これを見ると、どれもがとても大きく育っていて、生命力の強さがうかがえます。
日本でも100年以上も前から、群生していたそうです。
ウチワサボテンの特徴は？
とても大きいウチワサボテンですね！
ウチワサボテンも順調に育つと、こんなに大きくなるんですね！
ウチワサボテンの棘が刺さって、痛そうですね！
挿し木にするときに素手で触ると、細い方の棘が手に刺さることがあるので、扱う時には軍手などをして、刺さらないように気を付けましょう！
再生力が強く、茎を細かく切って砂の上に置いておけばやがて刺座から芽が出して新しい個体にまで成長する。また、耐寒性に強い種では、冬場に雪が積もると枯れたようにしわだらけになってしまうが、春になると茎のハリとツヤを取り戻し、新芽を息吹かせる。
挿し木にしたいウチワサボテンを置いておくだけで、芽が出てきてくれるなんて、生命力がとても強いんですね！
これなら、挿し木をするのも簡単で、育てやすそうですね。
サボテンにとって良い土のポイントは？
挿し木をして元気なウチワサボテンを育てるために、まずは元気に育つためのポイントを把握しましょう！
良い土＝通気性、排水性、保水性、保肥性に優れているということになるので、良い土で育てれば、自然とサボテンも元気に育ちます。
ポイントをおさえて、良い土を用意しましょう！
サボテンを元気よく育てるための、良い土のポイントが書かれています。
1番は排水性や通気性に気を付けて、適度に保水性がある土がいいんですね。
ウチワサボテンの土の配合は？
挿し木をして元気なウチワサボテンを育てるために、どんな土が合っているのか知っておきましょう！
桐生砂、腐葉土、赤玉土、バーミキュライト、鹿沼土、パーライトなどを混合してつくると一番いい土ができます。これは普通の観葉植物の土などと一緒です。
これらの土を、排水性や通気性、あとは保水性に気を付けて、配合していきます。
粒状土（赤玉土小粒＋軽石＋少量の腐葉土などの混合用土）
に植えれば、根が土をしっかりつかんでくれるので
株が安定してくれます。
このようにサボテンの土の配合には、だいたい赤玉土と腐葉土が入っています。
それだけだと保水性が良すぎるので、排水性と通気性をよくするために、川砂や鹿沼土やパーライトやバーミキュライトなどを混ぜています。
そしてサボテンは、アルカリ性の土を好むので、苦土石灰などを混ぜてpHの調整もしてあります。
自分で配合するにしても、サボテン用の培養土を使用するにしても、その環境やウチワサボテンの状態を見ながら自分なりに工夫して、良い土を用意しましょう！
サボテンは根が弱いと言われることも多いですが、ウチワサボテンはサボテンの中でも根が丈夫なようですね。
サボテンの土には、根ぐされ防止剤などが含まれていることが多いので、もし根が弱っているようなら、根ぐされ防止剤のゼオライトや珪酸塩白土やくん炭などを入れてみてもいいんではないでしょうか？
ウチワサボテンの肥料の与え方は？
ウチワサボテンの挿し木に必要な肥料は？
サボテンは寿命が長いので、一般の植物のように1年単位で見ることはできません。ですから肥料はあまり与えないで、良質の土の中の養分で育てるようにしましょう。2、3年で次々に移植していくのがいい方法です。サボテンは土で育つというのはこのことで、肥料を与える場合も、移植のときに完熟した鶏糞や完全発酵の油粕などの有機質の遅効性のものを少量与えるぐらいでいいでしょう。
有機肥料を扱うのが難しいと感じる方は、緩効性の化成肥料を元肥として、土に少量混ぜておく方法もあるので、そちらを試してみましょう。
ほとんどのサボテンは濃い肥料を嫌います。元肥を入れない場合は薄めにした液体肥料を与えることもありますが、この場合も草花用の濃度をさらに10倍ぐらいに薄めたものを使います。
成長期には、肥料を必要とすることもあるので、液体肥料をうまく使い、元気なウチワサボテンを挿し木から育ててみましょう！
挿し木にしたウチワサボテンの水やりは？
水やりの量を間違えると、せっかく育った挿し木が枯れてしまうこともあります。
ウチワサボテンの挿し木には、どの程度の水やりが必要なんでしょうか？
サボテンは水をあげすぎると本当に簡単に腐ってしまうので、ついつい水をあげたくなる心をおさえつつ、
春、秋には４日に一度。夏には１０日に一度を目安として、一回の水遣りで鉢底から流れ出るくらいタップリあげるといいと思います。
ウチワサボテンの挿し木には、数日に1度、水をたっぷりあげるのがいいんですね。
挿し木のウチワサボテンに水をあげるときは、鉢底から流れ出るくらいタップリあげましょう！
挿し木用にカットしてあるものに限らず、サボテンは雑菌が入るなどして腐りやすいので、衛生面には気を配りましょう。
湿ったままにしておくと、そこから雑菌が繁殖して腐る場合があります。
挿し木したウチワサボテンが、こんなに元気に育ってくれたらいいですね！
サボテンは、根がわりと弱かったりするので、根を冷やしたり、水のあげ過ぎには十分注意しましょう！
冬場は、なるべく根を冷やさないように、室内の明るい場所に置いた方がいいそうです。
ウチワサボテンの挿し木として用意する部分は？
挿し木にするために、消毒したカッターで元気そうな部分をつけねから切り取りましょう。
切り取るウチワは若く成長しきった充実したのを選びます。
丸いサボテンよりウチワ型の方が丈夫で成長が早く、挿し木も簡単に発根します。
ウチワサボテンを挿し木用にするために、消毒したカッターで、さらに細かく切ってあるそうです。
刺座がたった2つあるだけで、挿し木ができるなんて生命力が強いですね。
挿し木にするためには、切った後に細菌が入らないように陰干しをしないといけないそうです。
挿し木をより成功させるには、細かく切らないでそのまま植えた方がいいんですね！
切り口はいわば傷口です。湿った状態のまま土に挿しますと細菌が入りやすくなります。
1週間～10日程度、切り口を乾燥させてあげてください。置き場所は風通しの良い半日陰の場所、室内などで構いません。
親株の方の切り口もよく乾燥させてあげてください。
細菌には、気を付けないといけませんね！
挿し木をするときは、切り口に気を付けましょう。
ウチワサボテンの挿し木の植え方は？
挿し木をしたウチワサボテンから、直角に芽が出ています。
どこかアンバランスな感じがしますね。
ただ、ぽんと横に置くだけだとその後出てくる芽はともかく、その置いた葉がくねっと90°曲がります。
それがいやなら立てて挿しましょう。
ピンセットで、そのまま土に挿していますね。
ウチワサボテンの挿し木が倒れなければ、そんなに深く挿さなくてもいいそうです。
挿し木をするんだったら、こちらの植え方の方が見た目もきれいですし、根が出るのも早いとのことなのでいいですね！
お水はしばらくあげません。
水分が多くて腐ってしまうのを防ぐのと、水分を補給しようと根が
成長する力を強める為です。
お水を上げ始めるのは天候や季節などにもよりますが、
根が出てきた頃、10日～2週間後くらいです。
すぐに水をあげたくなるとは思いますが、根がちゃんと出てくる10日～2週間後まで我慢しましょう。考えようによっては、手間がかからずとても楽に育てられますね！
ウチワサボテンの挿し木の日の当て方は？
挿し木をしてすぐは、日に当てると弱ってしまうそうです。
最初は、日陰に置くようにしましょう！
根が出るまでは日陰の方がいいです。これはどの植物においても言えることでしょう。
発根していないような、まだ完全ではない状態で強い日光に当ててしまってはすぐに弱ってしまいます。
完全に、日が当らないのもダメなんですね。
このように順調にスクスク育ってほしいですね！
ウチワサボテンの挿し木の植える時期は？
挿し木の時期を間違えると、なかなか成長してくれないそうです。
ウチワサボテンにとっていい時期に、挿し木をしましょう！
挿し木をするのは、温かい時期がいいんですね。
適期は春が最適ですが秋でも９月いっぱいくらいが良いと思います。あまり遅くなると寒くなって発根が遅れるので春まで待った方が安全です。
挿し木をするなら、元気なウチワサボテンを育てたいですよね？
色々なポイントに気を付けながら、育ててみましょう！
こちらは、サボテン特有の棘を品種改良で少なくし、日本国内で生産している食用のウチワサボテンだそうです。インターネットで購入可能です。
これは食用のウチワサボテンですが、余ったら挿し木にして増やしてみてもいいですね！
食用サボテンとして利用されるサボテンの品種は、世界各地に50種類以上あります。主に果肉を採取する為の品種が約20種類、果実を主に採取する品種が約12種類あります。
食用サボテンの種類は本当に少ないです。
代表的なものが、“ドライフルーツ”になるでしょう。
ドライフルーツはよくメディアでも耳にすると思います。実は、ヒモサボテン属の果実であり、食用サボテンのひとつなのです。
ほかにも、ウチワサボテン属の果実である“トゥナ”や若い茎節である“ノパル”、サボテンを改良して飼料にした“トゲナシサボテン”が挙げられるでしょう。
この中でも、最近注目されているのが、食用ウチワサボテンです。
食用のサボテンの種類は、意外に少ないんですね。その少ない食用のサボテンの中に、ウチワサボテンが入っているんですね。
食用のウチワサボテンを挿し木にして育てたら、観賞用や食用とイロイロな楽しみ方ができていいですね！興味がある方は、食用のウチワサボテンの挿し木にも、挑戦してみてはいかがでしょうか？
こちらは、挿し木にして発根した、食用のウチワサボテンです。植え込みして1カ月程度だそうです。
1枚がとても大きいですね！調べてみると、食用のウチワサボテンにもイロイロ種類があるみたいです。
ウチワサボテンはサボテン科オプンティア属に属し、メキシコではノパールと呼ばれて食用野菜、家畜飼料、観賞用など、様々な目的で栽培されています。
メキシコでは、日常的に食べられているそうです！
こちらは棘を取って、下ごしらえをしているところです。
ウチワサボテンにも、食用に向くものと向かないものがあるんですね。ウチワサボテンを食べてみたい方は、食用として販売されているものを探しましょう！
ウチワサボテン（ノパール）の効能は？
これは、食用のウチワサボテンの果肉と果実ですね。
食用のウチワサボテンには、イロイロな良い効能がありそうですね。
瑞々しいウチワサボテンですね。どんな料理にも合いそうです。
ノパールの有効成分の代表は繊維質で、その他17種類のアミノ酸やビタミンC、B2、B3（ナイアシン）、各種ミネラルを含み、血糖値を下げる作用がある他、植物タンパク質が身体組織から水分を吸収して血管に送るので体を引き締めて血行をよくし、悪玉コレステロールから善玉コレステロールへ変える作用があります。また、不溶性の食物繊維として多く含まれるリグニンが、満腹感を与えて食欲を抑えるとともに消化を助け、腸の働きを整えます。
身体にとってとても良い効能が、書かれてありますね。食用のウチワサボテンは、健康食品だったんですね。女性にとってうれしい、便秘解消やダイエット補助の効果もあるみたいです！
美容と健康のために、食べてみるのもいいですね。
食用のウチワサボテンの食べ方は？
ウチワサボテンは、色々な調理方法で食べられそうですね！
挿し木で増やして、ぜひ食べてみたいですね！
こちらは、ウチワサボテンのステーキです。
こんな食べ方が、あるんですね。
ヘルシーなうえ身体にもいいので、1度食べてみたくなりますね。
ノパールの調理法は生か、茹でる、焼く、炒めるなどで、サラダやステーキとしてもおいしく食べられます。野菜やベーコンなどと一緒に炒めたり、酢を使ってマリネ風にしたものも人気があります。
食べ方はいろいろかと思いますが、私は日本人なので、日本的な味付けが好きですね。シンプルなのはサボテンのステーキにポン酢をつける。他にはゆでて鰹節としょうゆでおひたし。砂糖としょうゆで炒めてきんぴらなんてのもなかなかいけます！！
食用のウチワサボテンは、少し酸味がある場合もありますが、基本的に臭いも味も無く、シャキシャキとした食感とオクラのような粘り気が、特徴だそうです。
味にくせがなさそうなので、色々な料理に使えそうですね！
果肉以外も食べられるウチワサボテン！
ウチワサボテンに、たくさんの赤い果実が生っていますね！
ウチワサボテンの果実は、洋ナシとメロンの中間のような、とても甘くやや酸味のある味がするそうです。果実の中には、ぶどうのタネのような大きさの種が、たくさん入っているので、よけずにそのまま食べてしまうそうです。種は邪魔そうですが、甘酸っぱくておいしそうなので、食べてみたくなりますね！
皮に無数の目に見えずらい細かい棘があって、少しでも触ると刺さって痛いそうなので、素手で触らないように気を付けましょう！
実際にメキシコの屋台で、ウチワサボテンの実が、皮を剥いた状態で売られています。
ノパルの果物であるトゥナは、特にカルシウム、リン、カリウムを豊富に含み、数種類のビタミンも含まれているので栄養価が高く、天然のエネルギーといわれています。
ウチワサボテンの果実も、栄養価が高いんですね。
ウチワサボテンの棘です。とても鋭くて、触るのが怖くなりますね！
そんな棘も、昔は薬効があるとして、利用されていたみたいです。
ウチワサボテンは、どの部分も用途があるんですね！
サボテンはメキシコ料理に欠かす事の出来ない食材の一つです。その果肉は柔らかく、ひんやりした食感が大きな特徴です。
ネットショップでは食用サボテンの販売も行われており、日本国内においてもサボテンを食べることに興味を抱く人が増えています。
興味がある方は、ネットショップで取り寄せてみてもいいんではないでしょうか？
こちらは、食用のウチワサボテンです。
食用とそうでないものがあるので、用途に合ったウチワサボテンを、挿し木にして育ててみましょう！
調べてみるとウチワサボテンは、色々な種類があり、用途がありましたね！観賞用としてカワイイものもありますし、食用として育てられている棘の少ない肉厚なものもありましたね。
そのどちらを挿し木にして育てるにしても、切って置いておけば、水やりも肥料もあまり要らないので、とても育てやすい植物だと思います。
みなさんも、ウチワサボテンの挿し木は簡単なので、1度育ててみてはいかがでしょうか？
その時には、ぜひ参考にしてみてください！
