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家の周りを塀で囲まずに、緑を使ったガーデニングで作りませんか?

お隣との境に塀を作るのはプライバシー等を守る為に必要な事だと思いますが、高いフェンスで塀を作るとなんだか孤立したように思えてきます。そこで、塀も庭の延長と考えて、ガーデニングで作るのはどうでしょうか?庭のガーデニングとマッチしてとても優しい塀になりますよ!

塀の種類とデザインパターン

塀の基本スタイル

プライバシーを守りつつご近所との調和や家の外観や庭のガーデニングとマッチするように考えていきましょう!

塀の仕様はスペースに合わせて検討しましょう!

出典:http://www.lixil.co.jp

隣地や道路との境界から、建物までの距離(離れ寸法)によって、塀の仕様は限られてきます。スペースに合せて検討するとともに、プライバシーの確保や防犯という視点から、仕様を見直すことも必要です。

ご近所とのお付き合いもありますから、街並みの雰囲気等も考慮に入れて人工物だけでなく、時間はかかるかもしれませんが、ガーデニングで生垣を作る事も考えてみてください。

塀の設置。

塀の高さとプライバシー

家や庭でくつろぐためには、外から覗かれないように視線をカットしたり、周辺の景観の見え方をうまくコントロールする必要があります。 道路や隣地と自宅の庭を分離させるフェンス、塀、生垣の高さを決めるときには、見られたくないものは隠し、見たい景観は借景できるように、つねに視線を忘れずに計画しましょう。

1.フェンス・塀
防犯やプライバシー保護としての機能。

2.生垣(ガーデニングで作る)
道路からの目隠しや室内からの背景としての緑になる。

3.高木・中木
街並みに変化を与えると共に室内からの背景としての緑になる。

出典:http://www.lixil.co.jp

上の図でもわかるように、周りの環境を考えながらプライバシーを守るのは難しいですね~!フェンスやブロックだけで塀を作ってもなんだか寂しい・・・・。
そこで、生垣とまではいかなくても、ガーデニングで綺麗な花が咲く木や一年中緑の葉がある常緑樹を植えてみるのもいいでしょう。

プライバシーを守るガーデニング編

ガーデニングでプライバシーを守る

隣地や道路の境界部分に施すガーデニングで作る塀で、プライバシーの保護が可能になるのは、人間が立ったときの視線の高さ1.5~1.8m程度で低い視線を遮ることができます。

これを超えるに従い、外に対しては圧迫感が増し、内に対しては見晴らしの低下、また日照の低下などの傾向が現れます。逆に低くなると、プライバシー保護機能は低下します。

出典:http://www.lixil.co.jp

また相手の視線の直前にこの高さの塀を設定できれば、2階部分のプライバシー保護も十分可能です。
こちらの視線に近づくと、相手をみないですむという効果が強くなります。

景観を損なわないような塀をガーデニングで作ると同時にプライバシーも守ることができるなんてとても素晴らしい事ですね(^^♪

防犯効果のある塀、ガーデニング編

ある程度防犯効果を出しながら、見た目にやさしい印象を与えるガーデニングテクニックです。

トゲのある樹種をガーデニングで塀に使用したい時には、カラタチやヒイラギなどを選ぶとよいでしょう。

これは、猫などの動物の侵入を防ぐために昔から行われていたガーデニングテクニックです。
植付間隔は、1mに2.5本から3本、高さは1m以上を確保します。

出典:http://www.lixil.co.jp

今のようにいろいろな塀の素材が無い時代に、昔の人はいいことを考えていますね!
生活の知恵なんでしょうね!

トゲのある植栽を利用するガーデニングテクニック!

フェンス+トゲのあるツルもので、樹種はツルバラなど。高さは最低1.5m以上確保します。

こちらはバラの花などの栽培が趣味の方にはもってこいのガーデニング塀ですね~!

出典:http://www.lixil.co.jp

ツルバラの花を楽しみながら、バラのトゲで防犯もしちゃうなんてナイスアイデアです♪

フェンスとガーデニングテクニックがコラボ!

ガーデニングで作った塀だけでは防犯面が心配なら、メッシュフェンスの設置がおすすめです。
侵入者を防ぐ効果があり、さらに日当たりや風通しが良いので生垣の生育を妨げません。

先に挙げた景観を損なわずにプライバシーも守ると同時に防犯機能も兼ね備える事のできる塀を自分の好きな樹木や花で作ることができます。

日本の住宅街事情にマッチした塀を緑を交えながらガーデニングで作る。緑には様々な種類がありますから、あなたが作りたいガーデニング塀に使用したい緑が必ず見つかります。どんな緑がいいのかじっくり考えてから決めましょう。

今都市で注目され始めたガーデニングとフェンスの塀

ネットフェンスで超薄型の生垣をガーデニングで作る。

大都市圏では、戸建ての敷地面積は40~50坪が一般的になってしまいました。

そうした住宅の裏側のエリアでは、ガーデニングで作る塀に必要なスペース1.2~1.5mすら取れないことがしばしばでしょう。
こうした狭い場所で効果を発揮するのが、フェンスとツタ類によるガーデニング塀です。

出典:http://www.lixil.co.jp

ネットフェンス+ツタ類の厚みはおよそ10cmと、かなり薄くできます。しかも刈り込みなどのメンテナンスも必要ありませんから、実質30cm程度のスペースがあれば充分です。

大都市で注目されているネットフェンスとツタ類がコラボレーションした塀はガーデニングテクニックもあまり必要としないスグレモノのようですね。
これなら私でもできそうです。

ガーデニングで作る塀の用途は?

ガーデニングで塀をつくる目的

あなたがガーデニングで塀を作る目的はなんですか?
それによって、塀の種類やガーデニングに必要な樹木も変わってきます。

管理面・遮蔽性からガーデニング塀を考えてみると、刈り込み・剪定などのメンテナンスが他のガーデニングと違って頻繁に必要になります。
特に、使用している樹木の高さが高くなると、管理も大変です。長さも長くなると、それに応じて管理が大変になってきます。
剪定もガーデニングだけど、結構地味な作業です。

出典:http://www.suteki-gardening.com

ただ単に遮蔽することを優先するか、それとも多少は見た目も考えるか。洋風にするか和風にするか。
葉の形、葉の色、生垣の樹木の種類によって遠目からでも雰囲気はずいぶん変わります。

正面だけでなく、お隣との境にも

フェンスと緑がコラボレーションした塀は使用する緑をツルバラに変えれば、お隣との境に使用する事も可能です。

プライバシーの保護や防犯も兼ね、なおかつ庭とつながった癒しの空間を演出してくれるガーデニング塀。メンテナンスに手間がかかるのは事実ですが、それもガーデニングの一部ですから、たのしんでメンテナンスしたいですね!お隣との境の塀にはフェンスにツルバラを這わせた超薄型ガーデニング塀がいいかもしれません。こちらはメンテナンスもあまりしなくてもいいみたいなので、枝が伸びすぎてトラブルになる事もないと思います。いずれにしても、目的、用途に合わせた素材を吟味してから作る事をお勧めします。

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