2016/02/04
グリ777
2015/12/27 更新
私たち日本人の多くは毎日ご飯を食べます。お米を炊くのに炊飯器は必需品ですよね。突然故障してしまうと困ってしまうものです。では炊飯器が故障したときはどのような症状が出るのでしょうか?また故障したときは修理と買い替えではどちらがお得なのでしょうか?
炊飯器とはどのくらい長く使えるものなのでしょうか?ある程度故障までの期間が分かっていれば買い替えの目安にもなります。
調べてみると炊飯器の寿命は約6年程度であるそうです。これはあくまでも目安であり、例えばご飯を炊く頻度、量などによって左右されると思います。6年で必ず故障するというものではありません。
しかし6年という数字には理由があります。
なぜ6年かと言うと、炊飯器の製造完了後に関係しています。
家電には部品の保有期間が決まっているのを知っているでしょうか。
炊飯器の部品保有期間が6年になっているのです。
なぜ故障までの期間が6年とされるのか?それは、家電に限らず全ての商品には「製造メーカーが販売した商品の予備の部品を保有する期間」が決まっているからです。例えば冷蔵庫であれば9年間、今回の炊飯器の場合は6年間です。
つまり6年間を過ぎると、メーカーは新しい商品の部品を在庫として持つようになりますので古い商品が故障したときのパーツを持っていなくてもよくなるのです。
この保有期間が切れてしまうと、故障したときも修理してもらえるかどうか分からなくなります。6年という数字は一つの寿命と判断してよさそうですね。
では続いて、炊飯器が故障したときにはどのような症状が出るのか見てみましょう。こんな症状が出るようになったら故障を疑ってください。
炊飯器の故障を疑う症状はいくつかあります。その中でも、明らかに故障と思われる主なものをいくつか挙げておきます、ご自宅の炊飯器の状態を確かめてみてくださいね。
炊飯器内部の異常に気づきにくい方でも、臭いには敏感な場合があります。炊飯器の寿命が近づくと、炊き上がったごはんからすえた臭いを感じるケースもあり、臭いで故障を疑うケースです。
炊飯器の故障にご飯の臭いで気づく場合があります。明らかにいつもとご飯の臭いが違うときは故障を疑ったほうがいいかもしれません。
しかし臭いの原因はこのように、お手入れ不足の可能性もあると家電メーカーは話します。異臭の原因は故障のように内的要因と外的要因が考えられます。チェックしてみてください。
どこが故障したのか分からなくても臭いで故障に気づくパターンはとても多いです。日頃から炊飯器のお手入れをしっかりしている、お米もきちんと研いでいるのに異臭がする場合は故障の可能性があります。
まれに、炊飯ができないトラブルを見ることができます。主に、IH方式を導入している炊飯器に多い症状です。原因として考えられるのは、内釜のコーティングがはがれたことでしょう。
炊飯器の予約、炊飯スイッチを押しても炊飯が完了しない、または完了したはずなのにお米が生のまま、ということがあります。この症状は故障が目に見えるタイプですね。原因とされるのは内釜です。内釜は本体よりも早く寿命を迎えるとも言われています。内釜のコーティングが熱に耐えられなくなって剥がれてしまい、この状態ではご飯が炊けません。
忙しい朝、夕飯の支度の最中にご飯が炊けないと本当に大変なことになってしまいますよね。ご飯が炊けなくなる理由はさまざまあるようですが、この症状が出たときには故障を疑って良いと思います。
ごはんをおいしく炊くために、炊飯器の内部で機能しているのが、温度センサーです。温度センサーは、炊飯器の底部にあるもの。正常に稼動していることで、ふっくらつやのある炊き上がりができています。
炊飯器の部品のなかには温度を管理しているセンサーが入っています。この温度センサーが故障してしまうと温度の管理がうまくいかなくなってしまい、ご飯が焦げたりまったく炊けていなかったりという問題が起きるのです。この温度センサーの故障は突然起こるために、先ほどの二つに比べて予知しづらく、防ぐことのできない故障の一つです。
ただしご飯が焦げ付く原因はこのように外的要因の可能性もあります。逆にいうと、このポイントを知っておけばおこげを炊飯器で作ることもできます。故障の話からはちょっとそれましたが、うまく使うと料理の幅が広がりますね。
このように、主に3つの故障の症状を見てきました。これは特に故障する予兆として多いものを挙げてみましたが、例えば炊飯器の画面に「E」マークが点灯した、電源が入らない等も故障の可能性があるときに起きる症状です。買った電気屋さんに連絡したほうが良いでしょう。
炊飯器はほぼ毎日使うものだからこそ故障しやすい面もあります。しかし少しでも長く同じものを使いたいものです。寿命を延ばす方法はないのでしょうか?
間違った使い方をすればするほど寿命は短くなるものです。
また、定期的な手入れも必要不可欠になります。
同じ炊飯器を長く使い続けたいなら定期的なお手入れが大切なポイントですよ。
なんといっても毎日のお手入れが重要なポイントです。炊飯器の内釜をタワシでゴシゴシ洗っていませんか?24時間以上保温の状態を続けていませんか?説明書どおりの使い方やお手入れの仕方を続けていれば長く使い続けることができるはずです。
いまは炊飯器でご飯を炊くだけではなくパンを焼いたり煮込み料理を作ったりとさまざまなことができるようになりました。それぞれの料理にはそれぞれの手順があってお手入れの方法も違います。説明書をよく読み、料理をしたあとは適切なお手入れを心がけましょう。
では万が一炊飯器が故障してしまった場合、買い換えるか修理を依頼するか、どちらがお得なのでしょうか?炊飯器も多数の機能がついているものはお値段もそれなりに高くなります、簡単に買い換えられるものではありませんよね。
炊飯器の中には買ったばかりでもすぐに壊れるケースがあります。
買い替えるべきか、それとも修理かで悩む人は多いでしょう。
購入してから6年以内の場合は部品を取り寄せて修理に出したほうがお得です。
しかし、6年以上経過している炊飯器の場合は買い替えたほうが効率的でしょう。
先ほどご紹介したとおり、寿命の目安である6年間を目安に考えてください。もし6年を過ぎている場合は修理は難しいでしょうし、なにより修理できたとしてもその先何年も使えるようになるかどうかは難しいところです。その場合は買い換えを検討したほうがいいでしょう。
たとえ、修理に出したとしても修理している間は代用の炊飯器でご飯を炊かなければなりません。
家庭環境や自分の状況を踏まえつつどちらにするのか選択してくださいね。
また修理が可能だとしても、その間どうやってご飯を用意するかも考えなければなりません。一人暮らしのご家庭なら修理期間中は簡単に済ませることができたとしても、ご家族のいる場合はちょっと大変かもしれませんね。
炊飯器の修理はご家庭での炊飯器の使用状況や予算に応じて検討してください。メーカーに問い合わせれば、修理可能かどうか、またいくら必要かを教えてくれます。まずは電話することも方法のひとつですね。
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