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洗車と言えば外側だけ?実は車内の掃除は外より大事!健康にも影響?

自分の車の掃除してますか?と尋ねたら、「してるよ!洗車機で!」と答える方が多いのではないでしょうか?でも、車内の掃除は?と聞くと、「え?車内?」と答える方が多いように思います。今回は、洗車の時に忘れがちな車内の掃除についてご紹介していきます!

実はとても大切!車内の掃除の頻度とおすすめの方法!

車内掃除の基本は、掃除機掛けと拭き上げ!

クルマの外観はいつもきれいにしているのに、車内の掃除にはあまり気をつかわないという人も多いようです。外観はピカピカでも、いざ乗ると内窓は曇りシートや足元にはホコリ、食べこぼし…。せっかくのきれいな車も、それではかわいそう。いざ、車内掃除開始です!

クルマに乗っている間中過ごすことになる車内。それならば、なるべくきれいな状態をキープしておきたいもの。車内環境を改善すれば、より快適なドライブを楽しむことができるはずです。よく車に乗る方だとできれば1週間に1回、最低でも1ヶ月に1回の掃除をおすすめします。車内の汚れは、悪臭の原因にもなりますから、定期的に清掃を行うことが、快適なドライブのお供になります。

車内の清掃は車と自分の健康の維持!

クルマに乗っている間中過ごすことになる車内だからこそ、きれいな状態をキープしておきたいもの。車内環境を改善すれば、より快適なドライブを楽しむことができるはずです。頻度としては最低でも1ヶ月に1回の掃除をおすすめします。車内の汚れは、悪臭の原因にもなりますから、定期的に清掃を行うことが快適なドライブのお供になります。

車内の掃除は何をすればいい?

日常的なクリーニングという意味では、業者に頼む程に特別なことは必要ありません。シートやカーペット、フロア内は掃除機を掛けてゴミやほこりなどを取り除き、ダッシュボードの上やインパネまわりの汚れやほこりを軽く湿らせたウェス(雑巾などの布)で拭き上げれば十分です。

掃除機のコンセントはどこから?

車庫や駐車場にコンセントがあれば悩むことはありませんが、よっぽど珍しいと思います。しかし、車内清掃の為だけに何メートルもの延長コードを買うというのもちょっと…という方が多いと思います。

そんな時には、有料洗車場やガソリンスタンドなどにあるコイン式の掃除機がおすすめです。一般家庭の掃除機と比べて吸引力も強く、細かい部分に溜まったゴミを吹き飛ばすエアブロー(強烈な風を噴射する機能)も使えて、正に業者並みの作業ができるからです。

掃除機がけの基本は、全取り外し!

掃除機を掛けるときは、少し面倒ではありますがフロアのマット類は全て取り外し、マットの裏側も残さず掃除しましょう。
もちろん、インテリアとして設置しているものや荷物も一旦全て降ろしてから作業しましょう。

フロアマットを外し、足元・シート・シートの下部分まで掃除機をかけましょう。
フロアマット自体は掃除機を掛けたうえで、軽く叩いたりしてほこりを落とすほか、コイン式の水洗式クリーナーで丸洗いすることもできます。水洗いした後は、カビの発生や悪臭の原因となりますから、しっかりと乾燥させることが大切です。また、セダンタイプの車であればトランクなども忘れずに掃除しましょう。

拭き掃除のおすすめは?

車内の拭き掃除には、拭いた跡に繊維が残らないマイクロファイバーのウェスが最適です。内窓などを拭き上げた後に水滴が残りにくく、マイクロファイバーの細かい繊維が細部にまで入り込み、軽く拭くだけでもしっかりと汚れを除去することができるからです。

拭き掃除をする場所としては、ダッシュボード・センターコンソール・ドアパネル・ウィンドウの内側など、手が届く範囲を全て拭き上げましょう。
意外に思うかもしれませんが、水拭きだけでも車内はピカピカに見えるはずです。

シートも素材に関わらず掃除ができる!

前述までの工程で日常的な車内の汚れは除去できるかと思います。
それでも取れない車内の汚れというと、飲み・食べこぼしなどのシミが特に多いと思います。特に淡色系(グレーやベージュなど)の内装では汚れが目立ちやすいため、余計に気になります。

そんな時、市販の布シート用クリーナーという手もありますが、あくまで個人的な経験からすると、劇的に効果があるとは感じませんでした。それよりもおススメなのが、家庭用の万能クリーナーです。浸透力と洗浄力が強いので、染み付いた汚れも落とすことができます。

歯ブラシやスプレーなどを使って、範囲ごとに使い方を変えると無駄なく汚れを落とすことができます。

クリーナー使用上の注意!

車用・家庭用問わずクリーナーを使用する前には、クリーナー自体がシミになったり化学反応で色が変わってしまわないか、あらかじめ目立たない部分で確認してから使うようにしましょう。また、そうしたシミなどを防ぐためにも、クリーナーの使用後は必ず別の布でしっかりと水拭きを行いましょう。

ちなみに、こういったクリーナーはレザーシートの汚れを落とすのにも有効です。レザーシートにそんな強力なクリーナーを使っては、余計にレザーを痛めてしまうのでは?と心配される方もいるかもしれませんが、車のシートに使用されるレザーは衣類用などと違い、耐久性・耐候性を高めるために何層にもわたって表面への塗装が施されていますので、通常の清掃で使用するくらいでは問題ありません。

レザーシートの際に気をつけるべきは?

画像はよく擦れるシートのドア側部分が劣化して色落ちしています。
また、全体的にツヤも無く、劣化している、とはっきりわかってしまうシートです。

それでも、強力すぎるクリーナーを使用したり、液をつけて放置したり、必要以上にゴシゴシと擦ったりするともちろん痛んでしまいます。
また、経年劣化している場合も注意が必要です。レザーシートの場合も、布シートと同様に目立たない部分で確認してから使用することをおすすめします。

レザーシートの掃除後のケアは必要?

布の場合も、レザーの場合も、掃除の後は湿らせたウェスでしっかりとクリーナーを拭き取り、最後は乾いたウェスで十分に水分を取ることが大切です。

レザーシートの場合、仕上げにクリームやレザーワックスなどを使用しがちですが、前述の通り何層にも渡り塗装が施してあるので、革まで成分が届かない為必要ありません。
むしろクリーム等を塗布すると、座った時に滑ったりして踏ん張りがきかず、思わぬ事故の原因となりますので絶対に塗らないようにしましょう。

また、レザーシートの場合、傷みが酷い場合は素人には手が出せません。各都道府県にはレザーシートのリペアを専門に行っている業者がありますので、そうしたプロフェッショナルに相談してみると良いでしょう。

車内の掃除を楽にする?簡単にできる時短テクニック!

車内を簡単にピカピカにするテクニック!

休みの日に愛車の洗車をする方は多いと思います。 時間をかけて外観をピカピカにし、さあいざ車内の掃除!となると…もはや精魂尽きているかもしれません。
そこで、効率よく作業するための手順と時短テクニックをご紹介致します。

準備するものは、
・複数枚のウェス
・メガネ拭き
・ガムテープ の3種類です。

まずは下準備として、前後の席のフロアマットを外しましょう。
この時に足元のゴミが目立つと思いますが、後回しです。

車内の掃除のポイントは、上から下への順番で行うこと!

以下より、画像とともに順番をご紹介していきます。

最初は内窓から!水吹きと乾拭きのコンビネーション。

愛車を洗車したにもかかわらず、視界がスッキリしていないことってありませんか?
フロント部分のウィンドウは、エアコンの使用や窓を開けた時に舞い込んできたゴミや埃で汚れていきます。

禁煙車であれば
・固く絞ったウェスで水拭き
・乾いたウェスで乾拭き
の手順できれいになります。

タバコのヤニなどの汚れが付着している場合は、
・少し多めに濡らしたウェスで水拭き
・固く絞ったウェスで水分を拭き取る
・乾いたウェスで乾拭きし完全に拭き取る
と、一手間加えることでできれいになります。

ダッシュボードやメーター周りも拭き拭き!

続いては目線の高さにあるハンドルやダッシュボード、よく使用するセンターコンソールなどもホコリが目立つ箇所になります。
見落としがちなのはエアコンの送風口とドアノブの裏側。知らず知らずにホコリが溜まっていたり、手の汚れが付着している場所です。

ここでも程よく絞ったウェスでサッと水拭きで完了です。大きなゴミは足元に落としてしまいます。
エアコンの送風口は折りたたんだウェスの角を使用し、ドアノブの裏は乾拭きで十分です。

また、カーナビやメーターに付いている指紋を落とす時に役立つのが“メガネ拭き”です。
内装に使用されているツヤ素材やメッキ素材についた指紋も、これですっきり落とす事ができます。

次にシート。革でも布でもまずは拭き掃除!

革や布素材など車によって様々な素材が用いられていますが、まずは綺麗なウエスでサッと水ぶき。ここでも大きなゴミは足元に落としてしまって構いません。

レザーシートになかなか落ちない汚れがあったら、強くゴシゴシと擦るのではなく、薄めた中性洗剤をウェスにつけて拭くと落ちやすくなります。
シートでは表面はもちろん隙間にもゴミが溜まっているはずです。手持ちの掃除機などで吸い取ってしまってもいいですが、効率を求めるのであれば足元にゴミを落としてしまいましょう。

最後に足元!フロアマットも忘れずに!

最後に足元、フロアを掃除することで、これまでに出たゴミもまとめて掃除することができます。
余談になりますが、外装の洗車をする際も上から順に行うと効率が良いでしょう。

上から順に行ったことで、溜まっていた大きなゴミが全て足元に落ちているはずです。
これらを最後にまとめて掃除機がけします。掃除機で吸いづらい角のゴミや細かいゴミはガムテープなどで除去。
ちなみに、ドアの内側やサイドステップ(ドアを開けた際に見えるシート横の足元)など、乗降時に足がぶつかりやすいポイントの汚れも、同時にここで拭いておくとよりすっきりします。

車内掃除のプロにお願いするのも一つの手!

プロの車内清掃は一味違う?

これまでは自分でできる車内清掃をご紹介してきました。
ですがもちろん、車内清掃にもその道のプロが存在します。
どうしても忙しい時や、普段できない深い・細かいところまで掃除したいときはプロにお願いしましょう。

プロの車内清掃では、専門の道具や専用のトリートメントを使用しての総クリーニングから、オゾン脱臭・殺菌など、ご自宅では手の届かない場所までしっかりと汚れを除去してもらえます。
個人でできる清掃にはやはり限界がありますので、最低でも半年〜1年に1回はプロにお任せする事をおすすめします。

プロの仕事で汚れがこんなに!

画像は新車購入後1年しか経っていない車をプロが清掃したものの汚水です。
まるでエンジンオイルのように真っ黒。生活にかかせない車だからこそ、1年でこれだけの汚れがたまるのです。

単純に拭き掃除をするだけでも個人とプロの差は歴然。これだけの汚れをしっかり浮かせて落とすプロの技術は、愛車の健康維持にかかせないものですね。
きれいだと思っていても、実は汚れが溜まっているかも?

車内の常備におすすめなお手軽清掃グッズ!

車内に一つあるだけでいつでも拭き掃除!

定期的に洗車、清掃していてもいつの間にか溜まっているホコリ…
そんな時、画像のような車内用モップを1本だけでも常備しておけば、いつでもどこでも車内清掃ができますね。

オートバックスさんなど、街のどこにでもあるカー用品店。
こういったお店には、必ず車内・車外清掃用品のコーナーがありますね。
お目にしたことがある方も多いかも?ハンディサイズのモップが1本あれば、ちょっとしたお出かけの合間にホコリをサッと掃除できます。お財布にも優しい値段なので、ぜひ常備しましょう。

内窓の曇りが気になる…そんな時には?

車内と車外の温度差が激しいとどうしてもフロントガラスが曇ってしまいます。
特に冬場や梅雨時期はひどいですね。曇りがとれるまで数分かかってしまうことも…

重大な事故につながるフロントガラスの曇り。
曇っては拭き、曇っては拭き…繰り返していても、解決にはなりませんね。
そんな時には、画像のような曇り止めのコーティング剤を使用するのも一つの手。
相性ぴったりの商品に出会えば、曇り知らずの快適なドライブができるかも?

これさえあればもう安心?ハンディクリーナー!

画像のようなコードレスクリーナーが1台あれば、いつでもどこでも掃除機がけが行えます。
お菓子などの食べこぼしをその場でサッときれいにできるので、日々の清掃に大活躍ですね。

近場にコイン洗車場が無かったり、お子様がいらっしゃるなどで掃除機がけの回数が多くなりがちな方には、このようなハンディサイズのコードレス掃除機をおすすめします。
おでかけの際に1台車に乗せておけば、海でも山でも愛車の清潔を保つことが可能に!

愛車の健康維持!車内はこまめに清掃しましょう!

いかがでしたか?外側の洗車の後に車内まで、と考えると億劫になりがちですが、効率よく掃除すれば負担も少なく、清潔になります。
自分だけではなく、友人や家族も乗るからこそ、車内をより清潔に保ち、気持ち良くドライブしたいですね。手軽に車内を掃除して、気持ち良いカーライフを送りましょう!

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