2016/07/03
青山25
2016/02/13 更新
雑貨屋さんなどにも置かれている不思議な植物のエアープランツ。どのくらいの種類があってどう育てるのか、実際にはよく知らない人も多いのではないでしょうか?インテリアのお洒落なアクセントにも使われている、色々な種類がありそうなエアープランツについて調べてみました♪
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土を必要とせず、不思議な植物にみえるエアープランツ☆
エアープランツの仲間は、なんと変種を入れると600種類以上も存在します!
そんな種類豊富で不思議な植物のエアープランツについて調べてみました♪
種類豊富なエアープランツの原産地は?
エアープランツの原産地は、この地図のように中央~南アメリカなどの乾燥地帯の砂漠や、日差しが少なく湿気の多い熱帯地帯のジャングルなど、幅広く生息しています。
幅広く分布し発達した結果、エアープランツは種類が豊富になったんですね♪
だいたい葉が薄い種類は湿地帯で、葉が厚い種類は乾燥地帯に生息しているそうです。
種類豊富なエアープランツの名前の由来☆
エアープランツの本当の名前はチランジアといいます。
そして、チランジアと呼ばれるものには2種類あり、大きく分けて「エアータイプ」と「タンクタイプ」に分かれます。
この2種類のうちの「エアータイプ」の方は、土を必要とせず原産地では樹木や岩に着生して、雨や霧などのわずかな水分を吸収して育ちます。
そのように、空気中の水分を吸収して育つところからチランジアの「エアータイプ」のことを『エアープランツ』と呼ぶようになったそうです。
種類豊富なエアープランツは、パイナップルの親戚!?
種類豊富なエアープランツは、実はパイナップル科に属していてパイナップルの近縁種だったんです♪
この写真を見ると、それもうなずけますね☆
種類豊富なエアープランツを選ぶときのポイント☆
エアープランツを選ぶときのポイントは、ずっしりとした重さとみずみずしさだそうです。
色々な種類のエアープランツを手で持ってみて、変色のしていない元気なものを選びましょう♪
エアープランツと呼ばれている「エアータイプ」の中でも2種類に分かれていて、「銀葉種」と「緑葉種」の二つのタイプがあります。
銀葉種は、トリコームと呼ばれる特殊な白銀色の毛に覆われています。
これは主に乾燥地帯に生息しているエアープランツが、水分を保持し吸収しやすくする為に発達した組織なんだそうです。
明るい環境を好みますが、たとえ窓越しでも強烈な直射日光は、葉焼けをおこす場合があるので避けましょう。
カプトメデューサエ
カプトメデューサエは、ギリシャ神話に出てくるメデューサのようにくねくねとした葉が特徴のエアープランツです。
明るい場所を好み、丈夫で育てやすいです♪
花が咲いたカプトメデューサエ
カプトメデューサエの花が咲いていますね♪
紫とピンク系の個性的な花です。
100均でも売っている、とてもポピュラーなエアープランツです☆
コットンキャンディー
名前がとてもかわいいエアープランツ♪
ストリクタとレクルビフォリアの2種類を交配させてつくったそうです。
ある程度の日光が必要ですが、直射日光は避けましょう。
花が咲いたコットンキャンディー
とても綺麗で可愛いピンクの花が咲くエアープランツです♪
雑貨感覚で販売されていて、特に女性に人気があります☆
ウスネオイデス
お店などでよく見かけるポピュラーなエアープランツです♪
乾燥に弱く水を好みます。
明るい場所で風通しがあり、適度な湿度がある所が理想的で、乾いたエアコンの風が当たるところは避けましょう☆
成長期は春~秋で外に出しておくとより成長し、霜や雪が降るほどの真冬の寒さは苦手なので室内で育てます。
花が咲いたウスネオイデス
よく見ると、小さくて目立たないですが可愛い花が咲いています♪
香りもするそうです!
お部屋の風通しのいい場所に吊るして花や香りを楽しめる、こんな種類のエアープランツもいいですね☆
緑葉種は主に、日差しが少ない湿地帯に生息しています。
湿地帯に生息しているため、トリコームを一部にしか持っていなかったり、まったく持っていない種類が多いそうです。
しっかりとした遮光を施すなど工夫をして直射日光に当てないように気をつけましょう。
ブラキカウロス
丈夫で育てやすく成長も早い種類のブラキカウロスは、初心者におすすめです♪
水を好むので、エアコンなどの乾燥した風があたる場所には気をつけましょう☆
花が咲いたブラキカウロス
ブラキカウロスは、開花前後に葉っぱがとても鮮やかに真っ赤に色づきます♪
赤と紫の組み合わせが華やかで目立つ、派手な種類ですね☆
ストリクタ
ストリクタは、エアープランツの中でもとても水を好むので、水遣りをこまめにして育てましょう♪
水が不足すると、ハリが無くなってきたり葉っぱが丸まってくるなど、見た目でも分かりやすいです。
乾燥に弱く、半日陰を好みます。
花が咲いたストリクタ
綺麗で鮮やかなピンクと薄紫の花が咲いています♪
このストリクタという種類のエアープランツは、1度花が咲いた株からは花が咲かなくなります。
また花を咲かせたいときは、その株から発生した子株を育てましょう。
花が咲き終わったら、エアープランツから花芽を切り取ります。
これは必要な栄養分を、咲き終わった花に取られるのを防ぐためです。
必要な栄養分を子株に注ぐために、開花の後には花芽を切り取っておきましょう。
子株がでてきたエアープランツ♪
エアープランツの根元に子株ができていますね♪
こうやってどんどん増えていきます。
そのままで増やしてクランプ(群生)状にしていく人もいれば、子株を切り離して育てる人もいます。
☆早く切り離すと成長が遅くなるので、親株の3/2くらいまで成長させて切り離すのがいいそうです。
エアープランツは、空気中の水分を吸収して育つと言われていますが、実際に育てる場合には定期的な水遣りが必要になってきます。
春と秋の成長期には週2回程霧吹きで水をあげましょう。夏と冬はやや乾燥気味にします。蒸れに弱いので夏場の水やりは注意しましょう。肥料は、春と秋に3000~4000倍に薄めた液肥を、霧吹きで水と一緒に与えます。
週2回程度、霧吹きで水遣り
春~秋は週に2回程度気温が高くなりすぎない夜間に、冬場は週に1回程度気温が上がるお昼頃に、霧吹きなどを使ってエアープランツの株全体が十分濡れるまでしっかりと水を与えてください。
または、容器に水を溜めて潜らせるのも簡単な方法です。
水を好む緑葉種は、水分を保持するのが苦手なので少し回数を増やしてもいいそうです。
※夏場で30℃以上あるときは、様子を見て水遣りを控えるようにしましょう。
1~2週間に1回、状態を見てソーキング
トリコームがある銀葉種の給水方法で、乾燥で疲弊したエアープランツに一気に水を与えたいときにする方法です。
容器などに水を溜めて、ドボンと浸けて3~4時間ほど置いておきます。
長時間浸けすぎると、窒息するので気をつけましょう☆
エアプランツは、濡れた状態が2日以上続くと腐る恐れがあります。
水遣りが終わった後しばらくは風通しのいい場所に置いて、葉と葉の間など隅々までしっかりと乾かしましょう。
エアプランツの魅力は、土が要らないのでインテリアに取り入れやすいところですよね♪
置くだけでもお洒落に見えるエアプランツの色々な種類のインテリアをご紹介します☆
コップにのせる♪
家にあるティーカップにエアープランツを置くだけで、お金のかからないお洒落なインテリアに♪
透明なガラスコップに入れてもお洒落です☆
透明なガラスケースの中に♪
透明なガラスケースの中に、貝殻とエアープランツを組み合わせれば海の中を想わせるようなお洒落なインテリアに♪
お皿の上にのせるだけ♪
お皿を用意して、エアープランツをのせるだけでも素敵なインテリアに変わります♪
さらに、アクセントになるような小物を置けばお洒落度UP☆
テレビボードに、ポンと置くだけ♪
テレビボードに、たくさんの雑貨と一緒に置かれたエアープランツ♪
無造作にさりげなく置かれた感じが、お洒落にみえるインテリアです。
ハンギングに入れるだけ♪
透明なガラス製のハンギングに、そのままエアープランツをポンと入れるだけで、お洒落なインテリアのアクセントに♪
ひもに凝ってハンギングをお洒落に吊る♪
カラフルなひもを使ったり、可愛いアクセントになるものを付けるだけで、エアープランツがお洒落なインテリアに♪
シンプルなひもを使って♪
色々な種類のエアープランツを、1本のシンプルなひもを絡ませて吊っていくだけで簡単にインテリアとして使えます♪
リースにする♪
エアープランツを、鮮やかな花をたくさん使ってリースにアレンジ♪
それを部屋に飾るだけで、ナチュラルでお洒落なインテリアに☆
絵のように飾る♪
作った枠に針金を張って、そこに好きなように色々な種類のエアープランツをセットするだけで、まるで絵画のようなモダンなインテリアになります♪
針金をくるくる曲げて作る♪
黒い太目の針金を用意してくるくると曲げて作った土台に、エアープランツをポンと置くだけで素敵なインテリアの完成です♪
針金の色や形を変えれば、印象もガラッと変わります☆
針金で浮かせて飾る♪
エアープランツの根元に針金をぐるぐる巻きつけて鉢植えにさせば、モダンでシュールなインテリアの出来上がりです♪
水遣りと直射日光や、寒い真冬は部屋に取り込むなど、気を付けるところは色々ありますが、エアープランツの種類にあった方法で元気に楽しく育てましょう♪
お洒落なインテリアにもなるエアープランツに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください☆
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