ガラス絵の具で描ける夢の世界! かわいいステンドグラスの作り方
2016/04/02
todo69
2016/02/29 更新
ステンドグラスといえば、日光が窓に差し込んできて、色ガラスを通した光が壁や床につくる色彩がとても美しい。夜に照明として使えば、オレンジの光に当てられたステンドグラスがきらきらと反射して、何とも心癒されます。簡単な作り方から、上級者向け作り方までまとめました。
いま、DIY女子の間で、ステンドグラスがインテリアとして熱いようです。手軽なもの、プチプラクオリティとは思えないもの、本格的なものとレベルも様々。自分のレベルに合わせた作り方に取り組めるところも嬉しいポイントです。
木陰でも
太陽光が充分でないと活躍しないと思いきや、外側に美しいグリーンがあることで、自然で控えめなインテリアに見えます。ステンドグラスが日常にとけ込んでいますね。
中世ヨーロッパの教会で用いられたのが始めとされるステンドグラス。その名もステンド(色付けされた)ぐらす(ガラス)が由来です。ゴシック様式が流行だった当時、太陽光に当てられた美しい光が、参拝者を魅了したことは間違いありません。
シャルトル大聖堂
フランスにあるシャルトル大聖堂の「バラ窓」のステンドグラスは圧巻です。多様な色彩が取り入れられ、深みのある碧は「シャルトルブルー」として有名です。
また、教会美術から始まったステンドグラスは、19世紀末に、立体としての作り方が開発され、室内インテリアへの移行が進みました。
重厚感と繊細さ
ティファニーの2代目がステンドグラスの立体手法を確立してくれたおかげで、今日の日常生活にステンドグラスが取り入れることが容易になりました。
ステンドグラスの美しさに人が惹かれるのは、その美しさを構成する一要素が、「光」だからではないでしょうか。太陽光にも人工の光にも、炎の光にもステンドグラスはそれぞれ異なる魅力を発揮します。
現代も日進月歩を続けるステンドグラス美術ですが、身近な所で展示会に足をはこんでみることはいかがでしょうか?
もっとステンドグラスを好きになるかもしれませんし、DIYステンドグラス作り方に有効なヒントに出会えるかもしれませんね。
ステンドグラスを真っ先に取り入れたいのは、やはり太陽光の差し込むところで、適度にプライベートな空間です。ベッドルームは、就寝前や起床時に取り込む光の強さや、リラックス感が大切になりますので、おススメですね。
モロッコランプ
1つあるだけで、非常に強い存在感をもつステンドグラスインテリアの代表が、モロッコランプ。暖かみのある色を選ぶのが、就寝前のベッドルームの明度にピッタリです
アクセサリーにもステンドグラスが素敵です。ガラスのアクセサリーのもつ透明感に、太陽光が合わさり、影の部分となる線と光の部分のギャップが繊細さを醸し出します。
揺れるピアスがピッタリ
ペンダントよりも、耳に着けて揺れるタイプのアクセサリ—なら、太陽光がしっかりと合ったって、ステンドグラス本来の魅力が存分に発揮されます。
ステンドグラスの小物入れも、窓の近い所におけば、それだけでインテリアとしての役割も果たしてくれます。影の所に置くよりも、光の当たる所に置くのがポイントです。
深い碧に引き込まれる
たくさんの色彩に囲まれたステンドグラスの美しさも素敵ですが、深みのある単色のステンドグラスも素敵です。お部屋の色調に合わせて、ワンポイントで取り入れるのもおしゃれの秘訣
北海道の小樽運河沿いには、たくさんのガラス工房が軒を連ねていますが、その商品の中にステンドグラス風の歯ブラシたてや、ペンダントトップ、小物入れがお手頃な値段で多数取り揃えられているのでおススメです。
内窓DIYが流行ったのは記憶に新しいですよね。そのうち窓の一部をステンドグラスにするのも、いいかもしれません。既存の窓のガラスを取り替える訳にはいきませんが、この方法なら気軽に楽しめます。
右下にご注目
内窓の一部がステンドグラス仕様になっています。日の光をダイレクトに取り込む窓だからこそ、ステンドグラスによる華やぎを添えるのはいかがでしょうか。
内窓は結露や寒さ対策になるほか、100均材料で手作りを行ってしまう強者もいらっしゃる様子。
ステンドグラスのDIYも人気沸騰中。マーベリッククラブの店長、タクトさんが簡単で本格的なステンドグラスの作り方を丁寧に紹介して下さっています。
自分のイメージで作れるのが嬉しい
枠組も自分で素材を選べば作り方もカスタマイズが出来そうです。流木やタイルで枠を作れないか、がぜんDIY意欲が止まらなくなります。
必要な材料は、「ガラスステイン絵具」。楽天で検索をかけた所、一色59mlが297円での販売ですので、それほど高価という訳ではありません。縁取り用のリーディングペンも黒とシルバーの2色で販売されています。
実は、ガラス絵具が100均でも購入できることをご存知でしたか?ステンドグラス愛好家の間ではとても有名な事実のようです。
作り方も詳しくご説明いただいているものから紹介させていただきます。
100均ガラス絵具
色味に透明感がないのは、少し物足りなさがありますが、ステンドグラス作り方で、手始めのチャレンジの際には失敗が付き物。思い切って複数の色を購入するにはお手頃価格でしょう。
①材料を全て100均から調達
ステンドグラスの作り方の応用で、ペットボトルにガラス絵具を用いることで、即席のランプシェードまでも作れてしまいます。
ペットボトルとは考えにくい可愛さ
ちょっとした物置の明かりにも良いかもしれません。ただ、電球は熱くなるので、作り方を参考にされる際は、ペットボトルに直接触れないように気をつけましょう。
最近はやりのキャンディポットの表面に、ガラス絵具で模様を描くのもおススメの作り方ですね。
キャンディポットを考えた方は天才
キャンディポットの作り方を知って、感動しきりの今日この頃です。こんなに可愛いインテリア雑貨がまさかの100均で材料が揃います。
ステンドグラス「風」で充分という方には、切り絵との組み合わせでつくるステンドグラスがおススメです。
切り絵はいまや多くの本が出版される、まさに芸術的な一品。切り絵の作り方は書籍のみならず、WEB上でも多数公開されています。
枠組みが大事
作り方は枠組み+セロファン。枠の線が繊細すぎるものは、セロファンの張りつけに向きません。また、少し厚めの紙で型枠を作るとよりしっかりしたものになるでしょう。
レースを使ったランプシェードがあるのはご存知でしょうか?作り方は、膨らませた風船の周りにレースを貼付けたあとに完走させ、風船を取り除いて電球を入れるもの。そのレースにセロファンを組み合わせれば、ステンドグラス風になるかも知れません。
製作中のものはこんな感じ
レースのものはレースだけ!という感想を持たない方は、いちどステンドグラス風にならないか作り方を考案するのも楽しそうです。
モロッコランプシェード
モロッコランプの素敵さは、日本でも有名。手作り体験を行っている工房もあるので、一度行って、作り方を学ぶのも手です。
碧の街並み
モロッコといえば青の街で有名な観光地。空のように清々しい青の中、壁に取り付けられたカラフルな植木鉢が引き立ちます。新生活で、部屋の作り方に参考になりますか?
今年はやるかも!と噂の室内インテリアのテイストは、アジアンでも北欧でもなく、なんと「モロッカン」なるものかもしれません。エキゾチックな魅力たっぷりのお部屋の作り方、それはモロッコランプを取り入れること。
主張する色彩を決める
お気に入りの色を1つ決めて、同系色で統一することがおしゃれな部屋の作り方。色はべったりけばけばしくない、センスのある色がおススメです。
台湾のランタン祭りのイメージにも近い、懐かしいような、異国のテイストのような不思議と落ち着く感覚が「モロッカン」スタイルのインテリアの魅力です。
深い色と柔らかな布
モロッカンスタイルのお部屋には、落ち着きながらも艶やかな色彩と、薄布がポイントとなります。小物入れにステンドグラスを取り入れるのもありです。
モロッコランプが存在感を増すのは夜ですが、取り入れ方によっては、昼と夜でまったく顔のことなるお部屋の作り方も可能です。
自室が白やライトグレーで統一されている方、夜になるとモロッコランプの彩色ガラスが、淡い色の室内を華麗に彩ります。
明るいところでも
日差しの中だと、少し無骨なインテリアに早変わり。植物と一緒にして緑をとりいれると、柔らかな印象になるでしょう。男前なお部屋の作り方に取り入れてみてはいかがでしょう。
どうしてもナチュラルテイストや、シンプル可愛い北欧テイストにこだわりたい方も、ステンドグラスを取り入れる余地は充分にあります。
ステンドグラスの作り方に用いる材料によって、雰囲気は随分ちがってきます。あなたの好みも見つかるはずです。
シーグラスのステンドグラス・・?
海辺で拾ったシーグラスで、綺麗なランプシェードDIY。接着するだけ、材料費も電球と接着剤だけのプチプラが嬉しい。ステンドグラス・・では厳密にはないかもしれません。
DIYして思ったのが、グルーガンを使用すると、電球の熱でボンドが柔らかくなり、形が崩れやすい気がします。それ以来、瞬間接着剤を使用していますが、電球の種類によってはグルーガンでも大丈夫かも知れません。
小さな流木を組み合わせて立体的な円柱を造り、隙間にシーグラスをはめ込んでいくのもおススメです。キャンドルを入れるには少し危ないので、100均のキャンドル風ライトで満足しています。
海が近くにないという方に朗報なのは、ダイソーで見つけたタイル!100均クオリティかと思いきや、とくに青系の色味を揃えたクリアカラーのタイルが、シーグラスの碧に色味も近くて美しい色合いです。
こういう雰囲気
ステンドグラスからははずれ気味な気もしますが、タイルを重ねて立体的にして、キャンドルホルダーをつくりました。なかなか気に入って毎日キャンドルに点火しています。
白と黒のモノクロカラー、黄系のカラー、緑のカラーもありましたが、いまいち色味がぱっとしない気がします。碧が一番素敵です。ただ、碧に少しだけ緑を混ぜたい時などはいいかもしれません。
ステンドグラスの作り方で重要になるのは、「枠」と「隙間の彩色」です。色味と枠、もしくは隙間の対比は、1:2くらいで、色が少なめの気持ちで丁度いいかもしれません。モロッコランプは色の方が断然多いのですが、色の種類がかなり多いので、暗色と明色を上手く使い分けることで、美しさがうまれているようです。
いかがでしたか?興味のひかれた作り方があれば、ぜひお試し下さい。
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局