2017/04/15
wakahaya
2016/06/17 更新
キッチンに欠かせないものの一つに照明があります。作業をするため、明るさや使いやすさなど機能性も大切ですが、楽しくお料理をするため、インテリアとしてのデザイン性も大切です。そこで、キッチン照明の選び方とその実例をご紹介します。
[表示する]
キッチンに照明は欠かせません。
手元を明るく見せたり、調理中の様子を正確に確認するためにも、とても大切な要素です。
しかし機能性だけでなく、デザイン性にもこだわりたいですよね。
そんなキッチン照明の選び方をご紹介します。
まずは照明の色です。
色と言っても赤や青などの色ではなく、色温度とも呼ばれる色味のことです。
色温度を分かりやすく示した画像です。
一番左は青白く、右に行くにつれて橙色になっているのが分かるでしょうか?
青白い照明は色温度が高く、明るくクールな印象に、橙色の照明は色温度が低く、柔らかな光で暖かい印象がありますね。
色温度でよく比較されるのが、白色と電球色です。
青白い照明が、白色と呼ばれる蛍光灯です。
橙色の照明が、電球色と呼ばれます。
また照明の色と合わせて大事なのが、明るさです。
照明の明るさはワット数で表されます。
ワット数が高いほど明るいです。
しかし高いワット数の照明を一つだけ取り付けるのか、低いワット数の照明を何個か取り付けるのかで、状況は変わります。
ワット数だけで、キッチン全体の明るさを測ることはできないのです。
さらに先ほど話した色温度との兼ね合いで、照明の明るさが変わってくることもあります。
ワット数が高い電球色より、ワット数が低い白色の蛍光灯の方が明るく見える場合もあるのです。
最後に照明のデザインです。
キッチンの印象を決めるパーツの一つ言ってもいいですね。
こだわりの照明であれば、お料理もより楽しくできることでしょう。
キッチン照明の選び方のポイントが分かったところで、次は実際にどんな照明があるのか見ていきましょう。
一般的なキッチンで見かける、オーソドックスな照明です。
とにかく明るく、手元をはっきりと照らしてくれます。
こちらは人感センサー付きの照明なので、省エネにも役立ちますし、使い勝手も抜群です。
開放感のあるキッチンを照らしてくれる照明の使用例です。
白で統一された清潔感のあるキッチンを、明るく照らしてくれます。
木のぬくもり溢れるキッチンに合わせる、蛍光灯照明です。
キッチンも床も木目調に統一されているので、全体的に暖色系なイメージがあります。
こういうキッチンには、作業する場だけはぼやけないように、ワット数の高い蛍光灯がおすすめです。
電球色の照明は、どんなキッチンインテリアになじむのが特徴です。
画像のように裸電球のままでも、眩しすぎず程よい照明になってくれます。
明るさよりもデザインや、光の美しさを優先させたい人もいると思います。
日中は太陽の光をたっぷり取り入れて、照明に頼らないキッチン作りを。
夜はムードを壊さないように、電球色でヌーディなキッチンを演出しています。
では次に、いろいろな照明デザインを見ていきましょう。
最近の新築住宅は、ダウンライトが主流です。
LEDだから取り換え時期も長くて便利。天井に埋め込みタイプだから埃も貯まりません。
ダウンライトは以下のような大手メーカーから多数出ております。
埋め込み式なので個人購入では取り付けが困難な場合がほとんどです。
ハウスメーカーや施工会社に発注してもらった方がいいでしょう。
参考までにダウンライトおすすめのメーカーを挙げておきます。
複数のダウンライトが、キッチンを優しく照らしてくれます。
小さな照明でも、数で明るさをカバーしてくれます。
照明を埋め込む位置にもこだわりたいですね。
吊るしタイプの収納にダウンライトをつけた例です。
手元用の照明をダウンライトすると、キッチンをよりおしゃれな空間に見せてくれそうです。
キッチンにダウンライトをつけてから、、ペンダントライトなどで装飾するという方法もあります。
ダウンライトなら、部屋全体につけてもほとんど圧迫感がありません。
部屋全体の照明を、ダウンライトで統一しています。
キッチンは手元を照らすように真上に取り付けています。
部屋の照明は、壁側に取り付けて間接照明のように見せています。
スポットライト照明は、一か所を集中して照らすことの出来る、優秀な照明です。
好きな角度で照らすことも可能なので、使い勝手もいいですよ。
さまざまな角度を向けられる、スポットライトです。
北欧風デザインでほっこりとする照明デザインですね。
キッチンは白やシルバーを基調にシンプルなものが多いので、照明で遊び心をプラスするのもいいですね。
特に明かりが欲しいところに、スポットライトタイプの照明はとても活躍します。
夜部屋全体の照明を消しているときでも、流し部分だけ照明を付けたりすることが可能です、
垂れ下がるようなデザインのペンダントライトなら、おしゃれでキッチンに個性を出せます。
ペンダントライト照明の、傘のフリフリ感がとても可愛らしくおしゃれですね。
照明のデザイン次第で、女性らしさも演出することができます。
等間隔で並べるペンダントライトは、センス溢れるキッチンになります。
暖色系の光を選べば、キッチンでの忙しさも柔らかい雰囲気で和みそうです。
北欧風なペンダントライトです。
ガラス製のイメージが強いペンダントライトですが、ホーロー製のものもあります。
3色のカラーがポップで可愛らしいですね。
ゴージャスなイメージのあるシャンデリアですが、実はキッチンにも合うのです。
おとぎ話に出てくるような、蝋燭台モチーフのシャンデリア照明です。
シンプルでコンパクトなキッチンに、あえてシャンデリア照明を取り付けています。
そのままだと地味なキッチンも、華やかな印象になりますね。
ずらずらと連なった、圧巻のシャンデリア照明です。
風で揺れて光を反射するので、照明がついてなくてもキラキラと美しいです。
キッチンを照らす照明というより、インテリアライトの一つですね。
キッチンのイメージを壊さない統一感のあるカラーのシャンデリア照明です。
シャンデリアというと中世ヨーロッパや、都会的なスタイリッシュなデザインを思い浮かべますが、カントリー風なデザインのものもありますよ。
いかがでしたか。
毎日使うキッチンだから、機能的なのが一番!という考えもあれば、毎日使うからこそ、おしゃれなインテリアとしてに照明を決めたい!という考えもあります。
照明次第でキッチンの印象も変わってくるから不思議ですね。
ぜひ自分好みの照明で、楽しくお料理したいものですね。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局