2015/11/16
おはなぷー
2016/02/14 更新
紙パックとか、サイクロンとか、いろいろな方式がある掃除機!使う場所や広さ、吸引力や使用頻度によって選び方も変わってくるでしょう。それに近頃はお掃除ロボットまで出てきてビックリです。そんな掃除機の選び方をいろいろ調べてみました。
☆最近の掃除機事情
毎日の掃除を楽にしてくれる掃除機。しかし、掃除機とひとくちにいっても、紙パック・サイクロン・コードレスなど、実にいろいろなタイプがでています。さらに、次々と新しい機能がでていて、どんな違いがあるのか分かりにくいという人も多いのではないでしょうか?そんな方に掃除機の選び方を紹介しましょう!
選び方1.集じん方式を選ぶ
掃除機は、集じん方式が大きく2つに分かれ、それぞれ使い勝手が変わりますので、まずは自分の生活・性格にどちらが向くのか見極めるのがポイントです。
さらに、使い手により「とにかく吸うこと」「手入れが楽なこと」「音が静かなこと」「排気がキレイなこと」など、求めることも様々ですので、目的を明確にするとよいでしょう。
また、細かいことですが、ノズルの使い勝手・ゴミ捨ての方法・メンテナンスなど、選び方は様々ですが、最終的な使い心地は左右されます。ある程度絞り込みができたら、店頭や体験記事などで、最終確認をすることをおすすめします。
☆掃除機の選び方のポイント!
掃除機の選び方の整理をするために、ポイント上げました。ぜひ自分に合った掃除機に出会ってください。
選び方1.掃除機の集塵方式
現在、集塵方式には大きく2つの方式があります。日本では昔から採用されている“紙パック式”とダイソンに代表される“サイクロン式”です。それでは、それぞれの特徴を整理してみましょう。
◆紙パック式掃除機
吸ったホコリを本体内部の“紙パック”に集めるタイプです。吸い込んだ空気が紙パックを通過して排気される仕組みとなり、紙パックがフィルターの役割りをしています。
<メリット>
・密閉性が高い構造なので吸引力が強い
・集めたゴミに触ることなくパックごと捨てられるため簡単で衛生的
<デメリット>
・紙パックにホコリが貯まると吸引力が落ちる
・集めたゴミを通過した空気が排気として出るため、臭いや微細塵が気になる
※最近は、紙パック性能向上したり、排気部分に高性能なフィルターを追加することで、排気をかぎりなくクリーンにする機種が増えています。
◆サイクロン式掃除機
吸い込んだ空気をたつまき状に回転(旋回)させながら、ホコリと空気を遠心分離し、ホコリはダストカップに、空気はフィルターを通過し排気されるという仕組みが、本来の定義。しかし店頭やカタログなどでは、空気を旋回させていなくても、ゴミをダストカップに集めるタイプの総称として「サイクロンタイプ」と分類している傾向があります。
<メリット>
・紙パックが不要なので経済的
・排気の経路がゴミと別に確保されるため、吸引力が持続する
・吸い込んだ空気がゴミの中を通過しないため、排気をクリーンにしやすい
<デメリット>
・ダストカップからゴミを捨てる際に粉塵が舞いがち
排気をろ過するフィルターなど、メンテナンスが必要
※上位機種には、フィルターが自動でお掃除される機能が搭載され、メンテナンスはかなり楽になっていますが、機種によりメンテナンスが必要となるパーツ数は異なります。
選び方2.掃除機の形状と電源タイプ
掃除機の“形”は大きく分けて4タイプに分類できます。この形状により、使い勝手が大きく左右します。また、形状により電源タイプもほぼ決まってきます。使用目的が、メインの掃除機なのかサブユースなのか、床・卓上・高いところなど、使いたい場所はどこなのかなどを想定しながら、適材適所の形を選びましょう。
◆キャニスター型掃除機
掃除機本体にキャスターが付いていて、転がして使用するタイプ。もっとも一般的なタイプともいえます。集塵方法・排気方式もいろいろあり、選択範囲が一番広いタイプとなり、メインの掃除機に適しています。最近は、車輪の構造や形状にもいろいろなタイプが登場していますので、走行性の良し悪しを重視する人は現物を動かしてみることをおすすめします。狭い場所や階段では、本体を持って運ばなくてはならず、やや面倒かもしれません。
◆スタンド(スティック)型・スティック&ハンディ型
本体に直接ヘッドが付いていて、スタンドしたまま収納しておくタイプ。コードレスタイプが多く、気軽にさっと使用するのに適しています。キャニスター型に比べるとコンパクトなので、部屋の隅や納戸に出したままにしておけます。居間・食堂などよく汚れる部屋用のサブとして使用するのに便利。最近は、充電池のパワーが向上し、ワンルームやひとり暮らし以外でも、メインとして使えるレベルに進化しています。
◆ハンディー型掃除機
大半はコードレスとなり、コンパクトな手軽さが魅力です。サブクリーナーとして使うのが主たる目的となります。テーブルの上の食べこぼしやキーボードのホコリとりなど、腰高まわりの掃除にはとても便利です。
◆ショルダー型掃除機
肩から掛けられるタイプ。コードレスでショルダーベルト付きであれば、机やキャビネットの上・狭い空間・階段などで活躍します。コードレスは連続使用時間が限られるので、サブとして使用するのに適しています。最近は、あまり見かけなくなりました。
◆コード付き掃除機とコードレス掃除機、どちらが便利?
各タイプごとに、コード付きとコードレスがありますが、それぞれのメリット・デメリットがありますので、簡単に整理しておきましょう。
■コード付き掃除機
コンセントから直接電源コードをつないで使用するタイプです。パワーがあり、時間制限なく使用できます。一方、コードがあるため移動範囲に制限がでること、コンセントが無いところでは使用できません。
■コードレス掃除機
充電台などで本体の充電池を充電し作動するタイプです。コードがないのでどこでも使えて手軽ですが、事前の充電が必要・コード付よりパワーが劣る・連続使用の時間が限られているなど、若干不便を感じるでしょう。最近はメインの掃除機を想定したハイパワーのコードレスタイプもありますが、コード付きが一台あると安心です。サブとして、狭いところや階段などコードが邪魔になり掃除がしにくい場所用に、コードレスが1台あると便利でしょう。
選び方3.掃除機のノズル・ヘッドの特徴と性能
◆モーターヘッド型
カーペットの多い家やペットを飼っている人などにおすすめ。掃除機のヘッド部分のブラシがモーターで回転するタイプです。強制的にブラシが回転するので、ホコリをしっかりかき出してくれます。モーターが含まれているため、ヘッド部分がやや重くなっていますが、自走式で作業労力を軽減する工夫もされています。各メーカー共、高性能機種はこの「モーターヘッド」が主流です。
◆エアータービンヘッド型
フローリングの多い家に向いています。ヘッド部分のブラシが、吸い込まれる空気の力で回転するタイプです。モーターヘッドに比べると、カーペットなど奥のホコリをかき出す力はやや劣ります。現在は、一部のメーカーを除き、安い価格帯の掃除機が、このタイプとなっています。
◆付属アタッチメント型
すき間ノズルやブラシタイプなどのアタッチメントが付属品として付いてきます。最近は、足で踏むとワンタッチで隙間ノズルに早変わりしたり、T字型ヘッド自体が隙間ノズルに変化するなど、各社の個性が表れています。店頭などで実際に試して使い勝手のよいものを選びましょう。
選び方4.メンテナンス方式
◆掃除機のメンテナンス。決め手はゴミ捨ての回数
掃除機選びの4つ目のポイントはメンテナンス方法。掃除機のメンテナンスは、ゴミ捨ての回数が少ない方が楽と言えます。
ゴミをどれくらい溜めておけるかは、集塵容量のL(リットル)数で表します。この数値が多いほど、ゴミ捨ての回数は軽減されることになるので要チェックです。集めたゴミの捨て方やお手入れの簡単さなど、その性能や経済性をしっかり把握しておきましょう。
◆紙パック式掃除機
とにかく、紙パックごとゴミを捨ててしまえるのが楽。手も汚れず、細かなホコリの舞い上がりなども少ないので衛生的なのも人気のひとつです。紙パック式は、紙パック自体が排気をろ過するフィルターの役割も果たしているため、その他のパーツをメンテナンスする必要もあまりありません。ただし、コスト面では紙パックの費用が必要となります。
実は、排気のクリーン度は、この紙パックの性能に左右されます。メーカー指定の純正品を使用しないと、本来の性能は期待できなくなります。排気クリーンをうたっている機種ほど、紙パックの価格も高くなりますので、ランニングコストが必要になります。
◆サイクロン式掃除機
サイクロン式の特徴は、ダストカップに直接ゴミがたまる点。紙パックのような消耗品が不要なので、ランニングコストはかからないのが長所です。
ダストカップはワンタッチでゴミ捨てができるタイプが大半なので、捨てにくいということはありませんが、細かいホコリの舞い上がりがあるのがデメリットでした。しかし、最近は溜まったゴミを圧縮するタイプが増えてきたので、ゴミ捨て時のストレスもかなり軽減されてきました。
また、直接ゴミがたまるため、ゴミ捨て後にダストカップの掃除が必要になります。さらに、サイクロンの構造上、排気をろ過するフィルターが本体の数か所に設置されています。ダストボックス内にあるメインの除じんフィルターには、自動フィルターお掃除機能が搭載されるようになりました。しかし最近は、この除じんフィルターを無くしたタイプも登場し、お手入れ方法も変化しています。定期的な手入れがどの程度必要なのか、しっかり確認しておきましょう。
選び方5.掃除機の吸込仕事率、静音性など
掃除機の選び方の大きなポイントはこれまでに紹介したとおりですが、実際に使い出すと細かい部分が気になるもの。そこで、掃除機を選ぶ時、見逃してはならない基本性能に関するポイントをピックアップしました。
◆吸込仕事率
どれだけ多くのゴミを早く吸い取るかを表した数値で、カタログには「W数」で掲載されています。「モーターのパワー」を数値化したもので、数値が大きいほど吸込む力が大きいといえます。
しかし、日本独自の規格(日本工業規格:JIS)のため、海外の製品にはこの数値が掲載されていないものも多々あります。ただ確かに吸引力の強さとはイコールですが、必ずしもゴミを集める力とはイコールとは限りません。あくまで、目安ということで参考にしましょう。
◆静音性
吸い込む力が大きいほどモーターパワーが必要になりますので、どうしても運転音が大きくなります。「時間を問わずに掃除機をかけたい」「集合住宅なので静かな方が良い」などのニーズがある場合は「静音性」を必ず確認しておきましょう。
音の大きさはdb(デシベル)で表示され、数値が大きい程うるさくなります。最近の掃除機は静音性が非常に高まり、新基準で「50db」前後の数値が登場しています。売り場でいろいろな機種を実際に比較してみると良いですね。
◆本体重量
吸込みパワーを大きくしつつ静音性を高めた結果、最上位モデルは、従来の掃除機より一回りサイズが大きく重くなっている傾向があります。一軒家の場合、掃除機は引きずるだけでなく、階段などで持ち運ぶ場合もあるので、必ず重さは確認しておきましょう。
カタログに表示されているのは、掃除機本体のみ重さが主です。ホースを含めた重量もたいてい記載されていますので確認しておきましょう。最近は、セカンドラインとして、コンパクトタイプが続々と登場し、市場の人気を集めています。さらに2013年に入り、最上位機種の性能のまま小型になったモデルも登場ました。吸込み仕事率・静音性・本体重量などを確認しながら、ご自身にとってベストバランスのものを選んで下さい。
☆人によって好みが異なる様に選び方も異なります。
日本では昔から採用されていた掃除機の「紙パック方式」は吸ったホコリを本体内部の紙パックに集めるタイプです。吸い込んだ空気は紙パックを通過して排気されます。
ダイソンで有名な「サイクロン式」は、吸い込んだ空気を竜巻状に回転させながら、ホコリと空気を分離します。ホコリはダストカップに、空気はフィルターを通過して排気されます。
日本のメーカーはこの両方を出している場合が多いですね。パナソニック、東芝、日立、三菱が両方を出しています。シャープはサイクロン式だけです。
両方を出しているメーカーのカタログをみると、サイクロン式が6、紙パック式が4とサイクロン式のほうが機種数が多いのですが、実際に売れている数は5対5だそうです。それぞれに一長一短がある、向き不向きがあるということだと思います。
☆選び方の基本、手間いらずを選ぶか、ランニングコスト軽減か
──性能的にはどちらが優れているのですか?
掃除機の性能を評価するポイントは大きく分けて3つあります。
1つめが集塵力。ゴミを集める力ですね。
2つめは、吸引力がどのくらい持続するか。
ゴミを捨てなくて掃除機の内部にゴミがたまっても、ゴミを集める力が変わらないか、です。
3つめは排気のきれいさ。
最新モデルの場合、1と3はサイクロン式と紙パック式で大きな差はありません。ただ2の「ゴミを捨てなくても吸引力がどのくらい続くか」は異なります。紙パック式はゴミがたまる紙パックを通して空気を排気します。なので、紙パックの中にゴミが大量にたまると、ゴミが障害物になるため空気が通りにくくなり、吸引力が落ちるのです。サイクロン式はそういうことがありません。
──そうなると、忙しくて小まめにゴミを捨てられないDUAL世帯は、ゴミがたまっても吸引力が変わらないサイクロン式を選んだほうがいいのでしょうか?
そうですね。ただ、紙パック式はゴミが紙パックの中にたまるので、一切ゴミに触れなくてもいい、というメリットがあります。サイクロン式は、ダストカップにたまったゴミを捨てるときにホコリが舞うので注意が必要です。そう考えると、何も考えずにさっとゴミを捨てられる紙パック式のほうが忙しい家庭に向いている、と考えることもできます。
また紙パック式は紙パックを交換しなくてはいけないのでランニングコストがかかります。一方サイクロン式はかかりません。しかし、サイクロン式は空気を逃がすフィルターの掃除が必要になります。紙パック式は、そういった作業は必要ありません。
ゴミを捨てるときに気をつかわずに簡単に捨てられる「紙パック」を選ぶか。それともゴミ捨てに多少手間がかかる分、コストを削減する「サイクロン式」を選ぶか。
この場合の選び方は、何を重要視するかです。
──悩ましいですね。
ただ家族にハウスダストアレルギーの方がいる場合は、紙パック式を選んだほうがいいでしょう。ゴミを捨てるときにホコリが外部に出ませんから。
──アレルギーを考えると排気も気になります。
そうですね。排気は集塵方式というよりメーカーによって考え方が違います。例えば、日立と三菱とは0.3μmのゴミを99.999%逃がさないとうたっています。これは、1万個のホコリのうち、1個しか逃さないという意味と一緒のことです。業界的にはこれを「ファイブナイン」と言います。一方で99.9%というメーカーもありますが、これは1万個のうち100個が逃げることになる。また、対象となるゴミの大きさが0.3μmではなく0.5μmということもあります。アレルギーが心配な場合は、そのあたりをしっかりと見たほうがいいですね。
☆使いやすさも選び方の一つです。
──2番目の選択肢の「ヘッド」というのは、吸い込み口の先端、ということですね。
そうです。最近の掃除機はこのヘッドが3種類に分かれるのです。
最も上位機種は「モーター式/自走式」です。
「モーター式」はブラシが自動的に回転します。「自走式」はヘッドに車輪が付いていて、これが動力で回って進みます。この両方が付いていると、ヘッドが軽くなるので、楽に掃除ができます。
その下のクラスになると自走式が外れ「モーター式」だけになり、さらに下になると吸い込む空気の力でブラシが回転する「エア式」になります。
違いが出るのは抵抗力の高い場所を掃除する場合ですね。たとえば玄関マットなどはエア式で掃除しようとするとうまく進まない、といったケースがでてきます。
◆「静音性」より「小型化」が最近の選び方!
3番目のサイズは、最近、特に注目されている点です。
最新の掃除機はホースを入れると6キロを超えます。意外に重いんです。正直、この重さは女性では扱うのが大変。そこで最近はホース込みで4キロ以下というモデルが出てきました。これなら女性でも楽に扱えます。
──小型モデルは性能も低い、というイメージもあります。
今はそうとは言いきれません。三菱やシャープなどは「コンパクトハイグレード」というジャンルのモデルを出しています。
ただ小型化したことで犠牲になったものもあります。それが静音性です。数年前までは深夜や早朝に掃除ができるからと静かな掃除機が人気でしたが、最近は静音性より小型化を優先するメーカーが増えてきました。
日本の住宅は狭いスペースに多くの家具を置いています。だから小さい掃除機が向いているんです。掃除機に関しては「小さいこと」と「スムーズに動くこと」はイコールですから。
☆アタッチメントの選び方にメーカーの思想が
──最後の掃除機の「アタッチメント」というのは、ヘッドに取り付けるすき間ノズルや布団用ブラシのことでしょうか。
そうです。アタッチメントがたくさんあったほうが、いろいろなところを掃除できるので、きれい好きにとってはうれしいでしょう。
面白いのはメーカーによって最初から付けるか別売にするか、考え方に違いがある点です。東芝の上位機種には最初から数多くのアタッチメントが付いています。一方、パナソニックは別売になっていて、必要な物だけを買ってください、という形になっています。三菱は最初から付いているモデルと、ついていないモデルに分かれています。どれがいいかは買う人次第ですね。
☆一人ひとりの生活スタイルにあわせたおすすめの掃除機の最新ラインナップ
一口に掃除機と行っても、現在、量販店を見回してみると、数限りない種類やモデルがあります。いざ買おうと思っても、なにを選んで良いか分からずに、途方に暮れてしまう方も多いのではないでしょうか?
そもそも掃除機は、ワンルームか、一軒家か、畳か、フローリングか、子どもやペットはいるか……等など、住んでいる方のライフスタイルによって向き不向き、おすすめがいろいろで、一概に「これが良い!」と言えないのが難しいところです。
ここでは、一人ひとりの生活スタイルにあわせたおすすめの掃除機の最新ラインナップをご紹介します。
きっとあなたの住環境にあったぴったりの一台が見つかるはずです。
きれいなお部屋は気分も良いし運気も上がると言われています。今年はひとつ、飲み会帰りや、ちょっとした休日に、いきなり友人を呼べる部屋を目指してみませんか!?
☆掃除機はここで選ぶ! 選び方を間違えないコツ!
住環境によって掃除機の選び方のポイントはさまざまです。
しかし吸引力だけからいうと、1万円以上する掃除機であれば「まったく使えない」というものはまずないので安心してください。
選び方のポイントは、主にその他の機能です。本体形状、重さ、ヘッドの種類、サイクロン式掃除機の場合には、サイクロンのレベル。
また、小さいお子さんがいたりする場合は、排気性能や、静音性を重視すると良いと思いますし、喘息や花粉症・ハウスダストなどアレルギーがある方には、やはり排気とゴミ捨ての方法に注意すると良いかと思います。
以下で主な掃除機の主な機能と特徴、選ぶ際のポイントをひとつずつ詳しくご紹介します。参考にしてみてください。
◆チェックポイント①:軽量&コンパクトさ
掃除機を選ぶ重要なポイントのひとつ「重さ」です。
軽いほど取り回しがよく、持ち運びが楽、コンパクトなので収納場所にも困りません。チェックするのは、スペックの「本体重量」の欄です。しかし書いてあるのはノズルとホースを含まないので、それを入れれば更に重くなるので注意してください。
一般的な掃除機の本体重量の目安は3.5kgと言われています。それを下回る3.0kgあたりの掃除機から、軽量タイプ、という区分になります。
◆チェックポイント②:静音性
マンションなど集合住宅に住んでいると、気になるのが掃除機の騒音。
とくに仕事から帰ってきた後、深夜しか掃除できる時間がないとなると、掃除機をかけるのを躊躇ってしまいますね。あるいは赤ちゃんがいて、寝ている時間しか掃除機をかけられないけど起こしたくない……などなど、掃除機の静音性を重視している方は多いかと思います。
そんな方には、ファンやモーターの駆動音、振動を減らす対策をした掃除機がおすすめです。
掃除機のカタログなどのスペック紹介には、弱運転の時と強運転の時の最大値と最小値のdb(デシベル)が記されていますので、それを参考にしてみましょう。
一般的に一番静かな弱運転で42db程度(ささやき声)、一番うるさい強運転で82db程度(地下鉄の騒音程度)で、平均的な掃除機の運転音は60db〜70db程度といわれています。
◆チェックポイント③:ゴミ捨てはサイクロン式? 紙パック式?
掃除機で吸ったごみは取り出して捨てなくてはいけないわけですが、その方法の違いにサイクロン式と紙パック式というのがあります。ごみを紙パックにためてから捨てるか、掃除機のダストボックスにそのままためてあるのを捨てるか、という違いです。どちらもメリットとデメリットがあります。
◆チェックポイント④:モーターノズルとエアノズル
掃除機の吸いこみ口部分のノズル、掃除機の機能差や価格差がもっともあらわれるのがこのヘッドの部分といわれています。
モーターでブラシがどの程度回転して、絨毯など吸い込みにくい部分のゴミを掻き出してくれるか、という違いです。
基本的に、フローリングならそこまで気にする必要はないと思いますが、畳やカーペット、ペットの毛が多く落ちている、といった環境の方は、モーターノズルのものもおすすめします。
☆チェックポイント⑤:吸収仕事率
掃除機のパンフレットに書いてある項目で「吸収仕事率」というのがあります。
これは掃除機の吸引力を示す目安として表示されている値です。単位はワット(W)で示されており、単純に数値が大きいほど吸収力が強いということになります。(消費電力をあらわすWと同じなので注意してください!)また、ダイソン社は、AW(エアワット)という単位を使用しています(内容は吸込仕事率のWと同じです)。
吸込仕事率を算出する計算式は、以下のものです。
吸込仕事率=0.01666×風量(立方m/min)×真空度(Pa)
つまり、吸込仕事率というのは、真空度と風量とをかけ合わせた数値になります。
ただし、これはあくまで空気を吸い込む力のみを測定した値です。その掃除機がゴミを吸い込む能力を直接示す数値ではないので、ヘッドが良くない物である場合、吸収仕事率が高くても実際のゴミを吸う能力はそれほどでも……ということもあり得ますので注意が必要です。
これと別に、ダイソン社はゴミを吸い込む能力は「ダストピックアップ率」という独自の数値を表示しています(国内メーカーでは使用されていません)。それぞれ参考にしてみてください。
☆チェックポイント⑥:フィルタと排気
サイクロン型の掃除委は、吸い込んだ後ゴミを分離してダストボックスに収納し、空気のみを排気します。
その空気はフィルタを通すことでさらに細かいゴミやチリを収集し、きれいに濾過されます。サイクロン掃除機の一分にはこのフィルタに、空気清浄機などで使われる「ULPA」や「HEPA」フィルタを使用している物もあります。(これらのフィルターは0.3㎛のチリも99%キャッチするとうたわれているので、かなり排気は綺麗になると思います)。
掃除機の臭いや排気が気になる方、小さいお子さんがいる方、アレルギーがある方などは、このあたりの機能にも注目してみてください。
☆選び方のまとめ
いかがでしたか?
とてもとても奥深い掃除機の世界、少しでも詳しくなっていただけたでしょうか?
ぜびお気に入りの掃除機を見つけてがっつりお部屋を掃除して、ぴかぴかのお部屋で2016年は過ごしましょう!
ここまでは、掃除機の選び方をご紹介してきました。選び方にはいろいろ注意する点がありましたね!
次は、今売れ筋の掃除機人気ランキングです。
1位:Dyson V6 Fluffy
タイプ:ハンディ/スティック コードレス(充電式)
ご存じダイソンのハンディータイプの掃除機です。
◆購入者の感想です。
Dyson V6 Fluffy簡単な設置方法
にもともと興味があったのですが海外メーカーということもあり信頼性に重きを置きレビューを片っ端から読んで、自分でも家電量販店に足を運んで実機をテストしました。
レビューのよし悪しはそれぞれ的をいていました。
やっぱりキャニスターかと国内メーカーを散々調べたのですが、帯に短したすきに長し(長はあんまりなかった。)
で、クリスマス後に価格が底値の55000円に下がったのを機に決断しました。
結局、充電台からさっ!と、とりはずしてすぐに気になる場所を掃除できるお手軽さとそこそこの吸引力。
キャニスターでは、やはり掃除に至るまでにワンクッションありちょっとなえてしまいます。今使用している、ルンバの足りない部分の補助的な役割をしてもらいます。それと、自動車のシートの清掃。これはやはりある程度の吸引力が必要です。
というわけで、このDyson V6 Fluffyに決定しました。いまのところは、これしかありません!!!
そして、新築なので壁に絶対穴を開けたくないとの思いで、額縁や、フック、壁掛け時計で実践している方法。
なんと、両面テープそんなもので・・・というなかれ!
いまは、技術も進歩している。
・はがせる両面テープ 強力固定用(厚手)15×2
品番 : T3950
サイズ : 1.35mm×15mm×2m 1巻入り
JANコード : 4904140309503
という商品で時計など入居時から4年経過しているが、外れた実績はゼロ!もしかしたら、ダイソンでもいけるかも?!充電台の裏面に上に3枚下部に横に一枚貼り付けてぺたっ!
掃除機をセッティング!おおっ、大丈夫ではないか!
今のところ、まったく問題なくばっちり固定されています。
2位:東芝トルネオ ミニ VC-C4
タイプ:キャニスター 集じん容積:0.25L 吸込仕事率:290W
◆購入者の感想です。
カーペットでもすごく吸う!
前の掃除機は、カーペットのゴミを全然吸わなくて困っていたんですが、これはよく吸う!買い替えてよかったです(*^^*)
【デザイン】気に入ってます♪カラーバリエーションがあればもっと良かったですが、でも格好可愛いので◎
【使いやすさ】特になんとも思いませんでした!ヘッドや持ち手の所を外すと使えるブラシ、使い勝手いいです。溝の所など、細かい所まで楽に掃除できました!付属のすき間ブラシは まだ使っていませんが(笑)
【パワー】パワーブラシで、よく吸います!カーペットでもよくゴミが取れました♪
【静音性】普通の掃除機と変わらないと思います。特にうるさいってわけでもないです。
【サイズ】一人暮らし用に購入したんですが、コンパクトでちょうどいい感じ!持ち運びも軽くてしやすい。手で持って掃除機かけれます♪(女)
【手入れのしやすさ】サイクロンだからしょうがないとは思うんですが、(毎回は)手入れが少々面倒臭いです(笑)まだ1回しか使っていませんが、1回目の手入れはなんだか楽しかったです。
たまったゴミを一気にポンとごみ袋に捨てたり、ちり落とししたら結構ちりが落ちてきたり(笑)
新聞紙必須です(笑)床ブラシにはゴミは全然ついていませんでした!嬉しい!
【取り回し】ヘッドの部分も小回りがよく利いて、使いやすい♪布団を掃除する時は、小回りが利きすぎてちょっとやりにくかったです(笑)
全体としては、とてもよかったです◎
安かった時に買ったし、とても満足、買ってよかった!
前の掃除機は全然吸わなかったので掃除をするのがおっくうでしたが、買い替えてから掃除するのが楽しみになりました(*^^*)
掃除する回数増やそうかな~♪
3位:ダイソンDC61 モーターヘッド
タイプ:布団クリーナー/ハンディ 吸込仕事率:100W コードレス(充電式)
◆購入者の感想です。
初ダイソン 用途にピッタリでした
ダイソンの最新のモデルとこちらのどちらにするか検討していました。布団と絨毯のダニの死骸をきちんと吸引したいというのが目的でした。
布団ノズルという意見も他のトピでありましたが、排気等を考えると紙パックの旧式の掃除機につける。。とのこと。
手軽さがないのと、場所をとる掃除機を増やしたくない、またノズルがピッタリはまらないというレビューもあったので、安価でも失敗するのは困ると思い、こちらを購入しました。
このモデルを購入した理由は 最新に劣る部分があまりないと思われたこと、値段が手ごろになっている、レビューが多いということでした。
実際届いたマシーンは、とても洗練されたデザインで、「強」にしなければ20分は使用できるので、初日、色々とやってみました。
布団の表裏、かけ布団の表裏、絨毯、炬燵布団・・・途中で切れるのではないかと心配でしたが、ササっとする分には何とか大丈夫でした。
布団は比較的丁寧に行いましたが、白い粉がたくさんとれました。。。布団干しをしたわけではないのに、その晩はぐっすり眠れました。
色々迷った末の買い物でしたが、買ってよかったです。ゴミ捨ても、サイクロン掃除機と同様、ゴミ箱の近くでパカっと開ければ全く問題ありません。フィルターの臭いなども今のところ大丈夫です。
バッテリーが毎日使用で2年半ということですが、このサイズで手軽にちょこっと掃除ができることはありがたいです。
吸引力はやはりすごいですし、重さがすこしありますが、何とか大丈夫。これで掃除した後は、サッパリした感じがします。
4位:Dyson V6 Fluffy+
タイプ:ハンディ/スティック コードレス(充電式)
こちらもダイソンの掃除機です。
◆購入者の感想です。
気軽に掃除掛け
部屋、ベッド、車の中と様々に使えます。気軽に掃除でき満足。
ソフトブラシは床面だけでなく前方も開口しているのでカーテンを巻き込んでしまいました。
セットノズルは布団ノズルだけで伸縮ホースなんて使わないかなと思ってましたが車内の掃除にはこれがないとダメですね。
電池の消耗が公称より早いなぁなんて思っていたらハイパワーモードになっていた事に気が付かなかったためでした。
ノーマルモードは静かです。吸引力が弱い気がして今はハイパワーモードオンリーです。
ケーブル接続した状態では吸引しません。
もう少し使いたいという時に使えるといいですがその点が不満です。
5位:日立パワーブーストサイクロン PV-BC500
タイプ:スティック/ハンディ コードレス(充電式)
日本製の第2位の掃除機です。
◆購入者の感想です。
男受けデザインと女性的パワー
【デザイン】かっこいいです。スタイリッシュ。色はシャンパンゴールドを購入しましたが、廊下に普段設置しても気になりません。
充電スタンドに収納(置く)のが常なので、電源コードの無い押入れ等は不便なので、結果的に廊下置きになりますが、このデザインなら問題ありません。
【使いやすさ】床掃除は自走なので軽いです。ただヘッド(吸い込み口)を自分側に引き寄せ過ぎると、構造的に前へ出しづらくなる感があります。
高いところ等は形状を変更させられ、これがまさに「トランスフォーム」。男手による掃除を楽しくさせてくれます。女性には高いところはちょっと重いかも。
【パワー】「強」ですべて進めたいところですが、途中でバッテリが切れるので、「標準」と併用せざるを得ません。床は「標準」で充分、ハンディブラシの時は「強」にしています。
決して「標準」が弱いということではなく、床掃除だけで驚くほどゴミは取れています(毎回のゴミ捨て必至)。音が小さいので「女性的パワー」に感じるせいもあるのかなと。
紙パック式で言えば、紙パックを交換したばかりの時に遠く及ばず、紙パック満パンの時には優っているといったところです。
いかがでしたか?掃除機の選び方!
選び方には、集じん方式や吸引力などのチェックポイントがありましたが、貴方はどんな項目を重視した選び方をしますか?
出来るだけいろいろな掃除機を見て、自分の希望に最も近いと思う掃除機をご購入ください。
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